常念岳〜蝶ヶ岳(三股からの周回)


- GPS
- 10:52
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,142m
- 下り
- 2,141m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:48
天候 | 快晴→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※烏川林道は11月いっぱいで通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 積雪は三股〜常念岳では前常念岳から。 縦走路は蝶槍までは基本的に北面には積雪があり、ところどころ氷化していました。 蝶ヶ岳〜三股間では上部はしっかりついており、 標高を下げるに連れ氷化し、断続的に標高2000mの看板付近まで。 アイゼンはギリギリ使用せずに済みました (komemameは蝶ヶ岳からの下りでチェーンスパイクを使用)。 ●三股駐車場〜常念岳 駐車場からゲートを通過し林道を約800m進んだところが三股の登山口となります。 登山口でから常念方面と蝶ヶ岳方面に分岐し、支尾根を高低差800mほど登ると 2166へと至りここで主尾根(東尾根)と合流。しばらく緩斜面を進んでいきます。 2250付近から徐々に登山道は斜度を上げ始め2360m付近のこのルート唯一のハシゴ を登ると同時に森林限界を超え視界がひらけます。 足元も大きな岩へと変化し、前常念岳まで黙々と標高を上げていき、 石室が現れたらその上が前常念岳となります。 前常念岳からは岩場の尾根を緩やかに進み、 常念小屋から続く常念山脈の縦走路と合流しもうひと登りすると常念岳山頂に到着です。 ●常念岳〜蝶ヶ岳 常念岳からの岩場の急斜面を最低鞍部まで一気に高低差400mほど下ります。 2512を過ぎるとルートは一旦樹林帯に入り2592を経て2462までは 比較的平坦な樹林帯を出たり入ったりします。 2462から蝶槍への登りに取り付き中腹辺りで再び森林限界を越えます。 蝶槍からは二重稜線の西側の稜線を進み蝶ヶ岳ヒュッテを経由して蝶ヶ岳山頂へと至ります。 蝶槍から蝶ヶ岳までは吹きだり以外は積雪はありませんでした。 ●蝶ヶ岳〜三股 山頂から下り始め、大滝山との分岐を過ぎるとすぐに樹林帯に入り、 ここから九十九折に下っていきます。 蝶沢を通過し標高2000mを過ぎると登山道は緩やかになり、 程なくまめうち平へと至ります。 標高1700m付近で尾根筋から離れ、緩やか下っていくとゴジラの木へと至ります。 ここからもうひと下りすると沢筋に出ます。 力水を通過し、橋を渡ると三股登山口まではすぐです。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 ほりでーゆー四季の郷(530円) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
林道が閉鎖する前に定番ルートを周回。
三股からの常念岳はこれまで未踏で一度歩いておこうかなと。
起きてからアイゼンやらピッケルやらまだ慣れない冬装備の準備に手間取った結果、
ちょっと遅いスタートになってしまい、
常念山脈の稜線に出る頃には槍&穂高は雲に覆われてしまいました。
それでも、自分たちが歩いているところは終始青空が見えていて幸運でした。
時間帯がズレたせいか出会った登山者は常念の八合目付近で
一ノ沢から上がってきた1人のみと、静かな山行になりました。
山の状況がわかりにくいこの時期は
装備に頭を悩ませます。
そのせいでかなり準備に時間がかかってしまった。
しかもアイゼンやチェーンスパイクなどあれもこれもと
詰めたらかなり重くなった。
靴もいつもの靴ではなく、久しぶりの重い登山靴。
どっしり感じる荷物を背負ってスタートとなりました。
スタートはだいぶ遅くなりましたが、
すっかり陽も昇り、すこし前の霧と雨が嘘のよう
ちょっと暑かったけれど、落ち葉を踏みながら歩くのは気持ちが良い。
最初のうちは変化がなくて、だらだらと登るだけですが、
標高を上げてようやく前常念が見えると、テンションも上がってきました。
見通しもよくって、景色もばつぐんでした。
常念岳の手前、稜線に出てからは急に冷たい風が吹きはじめて、
暑かったからだが一気に冷えました。
体力低下?靴のせい?かなり常念まで時間がかかってしまって、
明るいうちに降りられるのか不安になりました…が、
来ちゃったからには、行かないと!がんばる。
常念岳から蝶ヶ岳への道は、以前歩いたことがあったので、
「見覚えあるかなぁ〜」と記憶を手繰り寄せながら歩きます。
でもあのときはGWで雪いっぱいだったから、
あんまり記憶が一致するところは少なかったかな。
季節がちょっとでも違ったりするだけで、
山の道はぜんぜん違って見えるから、毎回勉強になります。
心配していた蝶ヶ岳へは、思ったよりは歩きやすく、
予定通りに着くことができてひと安心しました。
いつもはいっぱいのひとで溢れ賑わう蝶が岳ヒュッテ周辺も、
シーンと人っ子一人、誰もいませんでした。
季節が確実に変わったのだと、実感します。
それにしても、山登りをはじめてから、
ときが過ぎるのが、加速しているような…。
年齢とともに一年が早く感じるということはあるけれど、
それに輪をかけて、加速している感じ…
山にいると、時間のスピードがぜったい違う。
早い。
よく山や自然はのんびりとした時間が流れていて…とか言うけど、
私は反対だと思うのです。
いつももうこんな時間!って思うし、
テント泊とかでも、いつもバタバタ出発して…とかやってるし。
とかなんとか考え事をしながら蝶ヶ岳から下山していましたが、
雪と氷のミックスでつるんつるんでかなり慎重になりました。
チェーンスパイクつけたり、とったり(笑)忙しい。
そして案の定、次第に暗くなってきてさらに慎重に慎重に。
無事駐車場に戻ったら、見事にうちの車一台しか残っていませんでした。
とても満足感のある一日。
おつかれさまでした。
おしまい。
完全にかぶるところでした...
こんばんは!
私も19日に松本で法事の後始末をして、20日の日曜日は三股から全く同じルートを歩く予定でした。
もっとも「とても速い」お二人とは違い、亀さんの私は5時には歩き始める予定でしたが...
でも、追いつかれただろうな
しかし、車検に出した車を18日に取りに行ったら、冬用に交換を頼んだのに交換してない
泣く泣く先送りにしました
常念岳から見るシャープな横通岳はいいですネ。
メジャーな山ではないけど、真っ白になった横通岳は北アでも大好きです
きれいな写真、堪能させて頂きました。
もう行かなくてもいいか
お疲れ様でした
hottenさん
こんばんはー。
我が家も前日に車ギリギリ冬仕様にしたばっかりでした。
でも、この日は結局、冬タイヤ必要なかったのでーーーー
ああ、かぶりたかったー、お会いしたかったですぅぅぅ
>もう行かなくてもいいか
→いやいや、ほってんさん、
私たちが行ったときは雪が少なかったですが、
今週末が烏川林道さいごの週末になりますし、
ぐっと寒くなって雪も積もりそうだし、
雪好きなほってんさんには狙い目なのでは!
(ただし、アルちゅハイカーにはならないでくださいね
それにしても横通岳に目をつけるhottenさん、さすがマニアックです!
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