高水山〜岩茸石山〜棒ノ嶺縦走(仙岳尾根)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 05:23
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,362m
- 下り
- 1,360m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:12
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下り さわらびの湯BS |
コース状況/ 危険箇所等 |
軍畑駅に登山ポストあり。 危険個所: 槙ノ尾山から仙岳尾根への破線ルート。 道迷いを誘発して崖へ誘導するピンクリボンや直降不可能な急勾配ザレ道など明らかに危険な箇所が多く少なくともコンパスワークができることが前提。 ピンクリボンを完全には信頼せず(8割がたは合ってるんですが)、心して降りるべし。 |
その他周辺情報 | 下山場所にさわらびの湯があったが、当初もう一つ山を越える予定だったためタオル持参せず。あきらめました。ちなみにハンドタオル200円、バスタオル800円らしいです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|
感想
今日は、ウノタワ経由で蕨山、名郷に降りる予定だったのですが、昨日急な飲み会で体調が万全でなかったのと、GPSが本調子でなかったこともあり、高水山、岩茸石山、棒ノ嶺ハイキングに切り替えて行ってまいりました。
軍畑駅〜高水山
二俣尾駅から雷電山経由で行こうとも思ったのですが、ついた時にはすでに7時半と遅くなってしまっていて、可能であれば2時までに下山したかったこともあり、今回は寄り道せずに直接高水山を目指しました。高水山は花の百名山にも選ばれている有名な山で、登山道自体もしっかりしていて道迷いは起きないと思います。ただ最初の舗装道歩きが二日酔い人間には絶妙にしんどく、くじけそうになってしまいました。
高水山山頂付近に常福院不動堂がありますが、ほかの登山客を抜きまくって到着したため誰もいませんでした。高水山山頂はここから5分ほどの場所にあり展望は一方向に開けているものの特筆することはありませんでした。
高水山〜岩茸石山
高水山からの短い激下りだけが注意点ですが、ほかはしっかりと踏まれた極太のトレイルが続いています。ピークもある程度まくことができるので、トレラン向けかもしれません。
岩茸石山山頂は高水山よりもかなり開けており、棒ノ嶺、川苔山まで見渡すことができます。また高水三山の姉妹たちも見れます。
岩茸石山〜黒山(常盤山)
注意は岩茸石山からの激下りくらいで、それが過ぎれば歩きやすい尾根道が続きます。こんもりとピクニックシートを広げたくなるような場所もたくさんありました。尾根道にはツツジの仲間と思われる低木(馬酔木だと思われる)が多く生えていて、シーズンでは非常にきれいなトレイルになるだろうと思います。途中に展望スポットがありますが下は崖なので注意。
黒山山頂にはベンチが備え付けられており、冬なので展望も利きここで大休止をとることに。
黒山〜棒ノ嶺
距離は短く、特に注意ポイントはなし。沢ルートからくる登山客と合流するため一気に人が増える。棒ノ嶺への登りは右側は植生回復中のため進入禁止です。
棒ノ嶺は2回目ですが、季節は冬になったのでススキが映える全く異なる趣になっていました。展望は最高によく、日光男体山や赤城黒檜山など遠方の山々までくっきり見えました。
棒ノ嶺〜槙ノ尾山
前にも通過したルート。ただ落ち葉で道が多少不明瞭化しています。
槙ノ尾山〜落合(仙岳尾根)
今回一番の危険ポイント。(もしかしたら今まで最もひどい道の一つかも)
仙岳尾根から展望台までは道が多少不明瞭で急坂なだけで注意しておりられれば大丈夫だと思いますが、展望台から下の林道へ降りる所の道が不明です。無理やり超急な坂を滑り降りましたが、近くに安全に下降できるポイントは見つからず、逆に言えば下山ではなく登山で使用した場合、この尾根に取るつくことができるのか?という疑問が残ります。
展望台から落合への入り口も古びた看板があるだけで、気を付けなければ見落とす可能性もあります。ここから先の尾根は降りることが困難なほど、とんでもなく急でした。おまけに落ち葉が堆積していて、下は柔らかい腐葉土、坂の長さは一つ100mはあるので、一度滑ると泥を巻き上げながら止まれずに下まで滑り落ちる可能性があります。(そんな跡がたくさんありました) さらに急な坂をトラバースする形でピンクリボンに誘導される場所がありますが、これを100%信じると隣の尾根に誘導され、落合まで順調に下ることができなくなるため、地図で確認しながら降りる必要があります。私はまんまと隣の尾根に誘導され、かなり下のほうで崖っぷちトラバースして本来の道に合流しました。
・・・・・・・・・・・
二度と行きたくないです。
落合〜さわらびの湯
車道です。車に気を付ければ絶対に迷いません。
【コース総評】
棒ノ嶺までは非常に歩きやすく、それなりに人も歩いているので、安心したハイキングが可能だと思います。ただ仙岳尾根に行く際は足元に十分気を付けてください。
【反省点】
お酒はほどほどに。(笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
仙岳尾根は私も二度と下りたくない道に認定しております( ̄▽ ̄;)
あのザレQは全く下れません!
高水三山はトレラン大会もありますのでralickさんも近い将来出場の可能性もありそうですね(^o^)
コースは三山のピーク全て巻くらしいのですが(笑)
体調万全でないのに、相変わらずとてつもない早さです(*_*;
このルートで半日とは・・
逆に写真で伝わる勾配はヤバい!と常日頃思っているtheopenでございました(笑)
theopenさん
コメントありがとうございます。
仙岳尾根の一番急なところでは、横滑りしながら急斜面を下る、落ち葉グリセードもどきで直接下りましたので、長い滑ったあとがあったらたぶん私です。(笑
高水三山トレランおもしろそうですね。それほど長くないですし。
再来週くらいにウノタワ再チャレンジしてきます。
ralickさん
体調万全ではないなかでのバリルートの仙岳尾根を含む登山お疲れさまでした。
私は今週は足を痛めて稼働できませんでした(涙)が、ralickさんは精力的に山歩きをこなされて何よりです。
>「伝わらない
> デジカメ写真の
> 急勾配」
これ、登山中、ヤマレコとか記録用に写真を撮った時のあるあるですよね!
凄い急傾斜だ!記録しとこう!→写真撮影→後で見返して「あれ!?」
2次元(写真)に変換される時点で、距離感などは肉眼で見るより失われるのが関係しているんでしょうか?
登りより、特に下りの方が「勾配のヤバさ」が伝わらなくなりますよね。不思議ですよね。
Naoさん
コメントありがとうございます。
足の腱鞘炎たいへんでしたね
お大事にしてください。
本当に写真での傾斜は伝わらないですよね。
脳の認知能力の研究をしている身から考察しますと、
人間は二つの目で一点の距離を正確に認知する能力が高いそうです。そのため坂下までの距離から勾配を認知できるのですが、2次元の写真になってしまうとレンズを通して景色全てが均一の距離として保存されてしまうため、後から写真を見ても勾配を感じないのだとか。下りの方が恐怖を感じるのも生得的不安が原因だとおもわれ。
(諸説あると思います)
後から、家族や友人に写真を見せて力説してもなかなか信じてもらえないつらさ共有できて嬉しいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する