夜景展望の塔ノ岳から幽玄の鍋割山稜へ
- GPS
- 23:47
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 7:38
天候 | 6日: 晴れ 7日: 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
前回塔ノ岳へ日帰りした際に、小屋にいた登山客から東京ディズニーランドの花火が見えるらしいという話を聞いて興味を持った。
6日の夜は寒気が入って気温が下がるという予報で花火と星を撮るには良い条件と考え、塔ノ岳に泊まることにする。
【1日目】
泊りなので遅めの10時半に大倉を出発。好天だがこの時期としてはかなり気温が高く、見晴茶屋で大倉尾根の上に乗った辺りで既に足にダメージを感じ始める。
朝食を食べてから時間が経ったこともあり、堀山の家の上の急坂を登りきった戸沢分岐の休憩場所で昼食休憩。
花立下の階段を休み休み登り、花立山荘で一休みしてから苦しみながらほぼ4時間かけて山頂に到着。尊仏山荘で泊りの手続きをする。
この日は職場登山という6人グループを含め、泊り客は11名。素泊まりは自分だけ。
夕陽の撮影から始め、夕食を挟んで夜景撮影の準備にかかる。花火撮影の準備に望遠レンズで都内の景色を試し撮りしてみるが、比較的強い風のせいか空気の揺らぎが大きくてクリアな像にならない。
そうこうしているうちに花火の予定時刻の20:30が近づいたのでディズニーランド方向にレンズを向け、打ち上げを待つがどうも見えない。目では見難いのかと何度か長秒の露出をしてみるが写っている気配がない。
小さ過ぎて見えないか、または現地でも強風のために中止になったか…。ともかく期待した結果は得られずに終わる。
この夜は星の撮影にも盛り沢山の計画があったのだが、花火の予定時間が終わった辺りから西の方から次第に雲が出てきて仕方なく撮影を諦める。
夜中にも何度か起きて外を確かめるが状況は悪くなるばかり。
【2日目】
5時前に外へ出てみると一面ガスに覆われて何も見えない。朝食を済ませ、様子を見ながら後片付けをして6時半頃に小屋を後にする。
山頂から下りて行っても周囲は霧に包まれている。せっかくなので霧中の林を撮りながら鍋割山稜を回って下山することにする。
大丸一帯は濃い霧の中。進むにつれてブナの木々が次第に見えてくるのは楽しい。小丸に近づくと霧は一旦晴れるが、小丸の山頂から下りていくと再び霧の中。
塔ノ岳を出て1時間ほどで鍋割山に着く。ここから下ではほぼガスは切れて細い尾根をゆっくりと下って行く。
中腹辺りで山荘主の草野さんが歩荷して登って来るのとすれ違う。大きな荷を背負ってあれだけのペースで登って来るのには驚嘆する。
ほぼ1時間で四十八瀬川の登山口まで下り、この辺から登って行く登山者と頻繁にすれ違うようになる。
西山林道は何ヶ所か工事が行われていて、新たな舗装もされているようなので、一般車が入れるようになるのかも知れない。
長い西山林道を大倉まで歩いて行く途中には、所々に丁度ピークとなった紅葉の木々が色々と見られて疲れを和らげてくれる。
登山口に下りてから凡そ1時間半かけて大倉に到着。
夜景撮影の目的は達せられなかったが、秋の最後を見送ることができて楽しい山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する