越百山〜福栃山（今朝沢橋ゲートから往復）

2016年12月25日(日) [日帰り]

• GPS: 10:57
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,819m
• 下り: 1,818m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:36
• 休憩: 1:21
• 合計: 10:57

距離 15.6km 登り 1,820m 下り 1,819m

4:05 伊奈川ダム上駐車場
4:58 4:59 福栃平(南駒-越百分岐)
5:52 6:00 下のコル(四合目)
6:20 上のコル
7:46 7:47 上の水場
9:00 9:08 越百小屋
10:29 11:07 越百山
11:44 11:58 越百小屋
12:09 福栃山への分岐
12:38 12:41 福栃山
12:52 登山道出合
13:16 13:17 上の水場
13:55 上のコル
14:06 14:09 下のコル(四合目)
14:30 14:34 福栃平(南駒-越百分岐)
15:02 伊奈川ダム上駐車場
15:02 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ
駐車場0℃〜山頂−6℃
山頂は、やや強風という感じで体感−10℃以下・・その後、越百小屋に下山した頃から移動性高気圧状態のドピーカンに

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今朝沢橋手前の伊奈川林道終点にある広い駐車場を利用（ポストあり・トイレなし）・・本日は4台でガラガラでした

伊奈川ダム付近から駐車場までは雪道で、スタッドレス＋4WD推奨といった印象です

コース状況／危険箇所等

駐車場から山頂までall雪道で、予想以上に積雪が多かったです

前日に越百冬季小屋に泊られた3名の方々がトレースをつけてくれていたので、ルーファイやラッセルは不要でラッキーでした・・それでも時々踏み抜きましたが（特に越百小屋から先の樹林帯）

山頂手前の森林限界を越えそうな地点から下山の越百小屋までアイゼン＋ピッケル、越百小屋から福栃山にかけてスノーシュー＋ストックを使用し、その他はツボ足＋ストックでした

夏道が無い福栃山にも登りましたが、こちらはスノーシューをつけていてもかなり潜るコンディション・・コルや山頂付近は越百山のベストビューポイントと感じました

コースを通じて危険個所は特になし・・下のコルからの下山中に、雪に隠れた木の根でスリップして尻もちをつきましたが

写真

12/25 4:03

まずは駐車場入口にあるポストに届を提出

12/25 4:05

今朝沢橋ゲートをくぐります・・予想以上の積雪でスタートを1時間早めました

12/25 5:51

実際は、前日に付けていただいたトレースに助けられ、「無理なら南木曽岳に河岸をかえようか？」は杞憂に

12/25 8:19

展望地に出て三ノ沢岳〜木曽駒ヶ岳

12/25 8:19

熊沢岳のよう

12/25 8:35

福栃山のトラバース道に入り〜

12/25 8:42

南駒ヶ岳〜仙涯嶺の展望地

12/25 8:43

南駒ヶ岳

12/25 8:43

仙涯嶺の岩峰群

北アルプスには光があたっています

12/25 9:00

越百小屋に到着

12/25 8:59

越百山頂上方向の天候回復が予報より遅い感じで、この頃はまだモノクロの世界

12/25 9:51

そろそろ森林限界を抜けそうで、ここでアイゼンを装着

12/25 10:04

右後ろに中ア南部の展望

12/25 10:04

その奥に恵那山

12/25 10:16

いよいよ山頂への核心部へ

12/25 10:24

幸いに風は風速10m以下の感じで〜

12/25 10:34

無事に冬期初登頂

12/25 10:35

風でミニ三脚が立たず自撮り

木曽側から中アの主稜線に立ったとき、いつも雄叫びを上げてしまうこの展望

12/25 10:37

甲斐駒ケ岳

12/25 10:37

仙丈ヶ岳

12/25 10:37

北岳

12/25 10:37

間ノ岳

12/25 10:37

農鳥岳

12/25 10:37

塩見岳と富士山の頭

12/25 10:38

荒川三山〜赤石岳〜聖岳

12/25 10:38

今年の年末は聖を狙いたいです

12/25 10:45

光岳

12/25 10:46

池口岳以南の深南部の山々

山頂から北へ少し移動して南駒ヶ岳〜仙涯嶺

12/25 10:41

両山頂をズームで

12/25 10:41

その左に穂高岳

12/25 10:41

乗鞍岳〜

12/25 10:41

御嶽山

南越百山〜中ア南部への中ア主稜線

12/25 10:44

南越百山をズーム

12/25 10:59

南アの北に八ヶ岳

12/25 10:59

赤岳を中心に

12/25 11:02

発達したのエビの尻尾

12/25 11:05

次は写真中央の福栃山へ

12/25 11:07

山頂直下を振り返ります・・明らかに高気圧が張り出してきたよう

12/25 11:22

アルプス冬山気分を十分に味あわせてくれました

12/25 11:57

越百冬期小屋に戻ってアイゼンをスノーシューにチェンジ・・福栃山に向います

12/25 12:14

動物トレース以外は無い中々のスノトレフィールドですが、かなり潜って大変

12/25 12:40

山頂標識が無くて判りにくかったですが、ここが山頂のようです

12/25 12:45

福栃山は越百山のベストビューポイント？

下山中の展望地から南駒ヶ岳

12/25 14:32

堰堤まで下ってきました

12/25 14:39

林道にも雪があって、楽々＆高価な冬靴を傷めなくてありがたかった

12/25 14:55

今朝沢の流れも凛と締まっていい感じでした

12/25 15:02

早出したおかげでほぼ計画通り駐車場帰着できました

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

sht

本日は移動性高気圧が日本列島を覆う予報で、たぶん全国的な山日和。
そんな予報の下で中央アルプスの越百山へと向いました。越百山はアクセスが良いお気に入りの山の1つなので何度か登っていますが、積雪期に山頂を目指すのは初めてです。

前日深夜に今朝沢橋前の駐車場についてみると、「4WD車でないとマズイかも？」という積雪量。
そのため、5時スタートの計画を1時間繰り上げて、4時に登山開始しました。

「下のコルまで3時間以上かかるようなら南木曽岳あたりに河岸をかえようか？」とも考えていましたが、実際は前日に入山された方々がトレースをつけてくれていて、計画より大幅に遅れることもなく越百山に冬期初登頂できました。

山頂は高気圧の張り出しが予報より遅れた感じで、厳しい冬山という程ではないものの、体感は−10℃以下。
標高3千m超の山が無い中アですが、十分に冬山アルプス気分を味わえました。

山頂で絶景を堪能した後は、1時間早出をしたおかげで時間的に余裕があって福栃山へ寄道。福栃山は、夏道が無いのでいつも巻道を通過するだけで、気になっていた山です。

福栃山へは動物のトレースのみの中々のスノトレフィールドでしたが、スノーシューをつけていてもかなり潜ります。短い距離ながらかなり大変でしたが、山頂付近は「越百山のベストビューポイント」だと思いました。

天気とトレースに恵まれ、雪山アルプスを満喫できた1日でした。