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Yamareco

記録ID: 1036785
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

強風だったが快晴☆仙丈ヶ岳

2016年12月29日(木) ~ 2016年12月31日(土)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:56
距離
31.0km
登り
2,364m
下り
2,335m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:52
休憩
0:56
合計
5:48
7:56
74
9:10
9:20
43
一本
10:03
10:05
14
10:19
10:19
16
10:35
10:50
10
一本
11:00
11:04
38
11:42
11:46
29
12:15
12:35
39
一本
13:14
13:14
19
13:33
13:33
6
2日目
山行
5:53
休憩
1:07
合計
7:00
8:42
8:43
7
8:50
9:00
21
一本
9:21
9:24
26
9:50
10:10
55
コル
11:05
11:20
70
12:30
12:30
20
12:50
13:05
37
13:42
13:44
15
13:59
14:00
10
3日目
山行
3:36
休憩
0:29
合計
4:05
7:49
7:49
12
8:01
8:02
33
8:35
8:45
27
9:12
9:12
17
9:29
9:30
12
9:42
9:43
7
9:50
10:05
90
一本
11:35
11:36
3
11:39
ゴール地点
2日目はログの電池切れのため手入力です。

天候 12/29 曇天(上部は視界が利かなかったようだ)
12/30 強風快晴
12/31 風弱まり快晴
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
上諏訪までバスで行き、そこからレンタカー。
コース状況/
危険箇所等
戸台川の渡渉が2か所ほどあり、通過は慎重に。
この時期にしては結構水かさがあります。
その他周辺情報 小屋は1/2まで営業と言ってました。
それまでは水場で水をくめます。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
戸台駐車場を出発。
まで空いてます。
2016年12月29日 07:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 7:53
戸台駐車場を出発。
まで空いてます。
曇天の中、戸台川河原を行く。
2016年12月29日 09:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 9:14
曇天の中、戸台川河原を行く。
これは甲斐駒か?
2016年12月29日 10:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/29 10:08
これは甲斐駒か?
これは鋸岳。
2016年12月29日 10:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/29 10:08
これは鋸岳。
丹渓山荘前分岐。
2016年12月29日 11:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 11:00
丹渓山荘前分岐。
面白い樹。
2016年12月29日 12:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 12:04
面白い樹。
やっと青空がでてきました。
2016年12月29日 12:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/29 12:15
やっと青空がでてきました。
林道を横断。
2016年12月29日 13:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 13:27
林道を横断。
北沢峠着。
2016年12月29日 13:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 13:30
北沢峠着。
こもれび山荘はこの時期営業中。
2016年12月29日 13:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/29 13:32
こもれび山荘はこの時期営業中。
12/30
テント場より小仙丈岳。
雪煙がまって、風が強そうです。
2016年12月30日 07:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 7:11
12/30
テント場より小仙丈岳。
雪煙がまって、風が強そうです。
長衛小屋は素泊まりでこの時期営業中。
2016年12月30日 07:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/30 7:11
長衛小屋は素泊まりでこの時期営業中。
森林帯は風がなく快調です。
2016年12月30日 08:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/30 8:38
森林帯は風がなく快調です。
森林限界手前より、甲斐駒。
2016年12月30日 08:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/30 8:51
森林限界手前より、甲斐駒。
甲斐駒、鋸岳。
2016年12月30日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/30 9:32
甲斐駒、鋸岳。
小仙丈の登り。
強風なんですが、写真では伝わらない。
2016年12月30日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 9:32
小仙丈の登り。
強風なんですが、写真では伝わらない。
いい具合にアイゼンが利くクラスト雪面でした。
2016年12月30日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 9:32
いい具合にアイゼンが利くクラスト雪面でした。
甲斐駒。奥に八ヶ岳。
2016年12月30日 09:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 9:32
甲斐駒。奥に八ヶ岳。
仙丈を目指して。
2016年12月30日 09:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
12/30 9:50
仙丈を目指して。
小仙丈沢カール越に仙丈を目指す。
2016年12月30日 09:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/30 9:54
小仙丈沢カール越に仙丈を目指す。
仙丈稜線。
2016年12月30日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/30 10:51
仙丈稜線。
頂上到着。
2016年12月30日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
12/30 11:08
頂上到着。
雪に埋まる仙丈小屋
2016年12月30日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/30 11:08
雪に埋まる仙丈小屋
中央アルプス。御岳。
2016年12月30日 11:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 11:09
中央アルプス。御岳。
北岳。富士山。
2016年12月30日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 11:10
北岳。富士山。
鋸岳から間ノ岳までのパノラマ
2016年12月30日 11:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 11:13
鋸岳から間ノ岳までのパノラマ
歩いて来た稜線を振り返る。
2016年12月30日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 11:14
歩いて来た稜線を振り返る。
大仙丈ヶ岳から南アルプス南部の山並み。
2016年12月30日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/30 11:15
大仙丈ヶ岳から南アルプス南部の山並み。
間ノ岳、北岳、そして富士山。
2016年12月30日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 11:15
間ノ岳、北岳、そして富士山。
乗鞍。北アルプス。
2016年12月30日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/30 11:15
乗鞍。北アルプス。
仙丈岳。
2016年12月30日 11:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/30 11:16
仙丈岳。
小仙丈岳より。中央アルプス、御岳。
2016年12月30日 12:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 12:12
小仙丈岳より。中央アルプス、御岳。
小仙丈岳より。北アルプス。
2016年12月30日 12:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 12:13
小仙丈岳より。北アルプス。
12/31
ここでアイゼンを外す。
2016年12月31日 08:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 8:36
12/31
ここでアイゼンを外す。
落ちないように。
2016年12月31日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 9:19
落ちないように。
降りてきました。
ここで休憩。
2016年12月31日 09:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/31 9:52
降りてきました。
ここで休憩。
続々と正月を山で迎える登山者に合いました。
2016年12月31日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/31 10:46
続々と正月を山で迎える登山者に合いました。
渡渉地点◆
2016年12月31日 11:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:10
渡渉地点◆
渡渉地点 
結構水かさがあるので慎重にわたる。
2016年12月31日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/31 11:14
渡渉地点 
結構水かさがあるので慎重にわたる。
いよいよ終点間近。
2016年12月31日 11:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:26
いよいよ終点間近。
駐車場間近。
今日も晴天。甲斐駒。
2016年12月31日 11:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:35
駐車場間近。
今日も晴天。甲斐駒。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

12/29
前回の八ヶ岳は小屋泊まりだったので、今回は外張りを前日に新調してテント泊を計画。
 比較的手ごろに行け、かつて(今から35年前)積雪期にも行った北沢峠から甲斐駒、仙丈の往復登山と決めました。
 この時期は私のように車がないとアプローチをどうするかが難しく、タクシーorレンタカーのいずれかとなるのですが、今回はレンターカーをチョイス。前日上諏訪まで高速バスで向かい、ここからレンターカーでその日は蓼科の山小屋に向かい宿泊。翌朝、戸田登山口へ向かいました。
 戸田口からは、延々と戸台川の河原を進むのですが、早々に渡渉が2回待ち構えてます。その週初めの季節はずれの降雨の影響か、思いのほか水かさがあるので、うまく飛び石伝いに渡らないと、おもわずドボンとなってしまうので、要注意です。
 この日は、予報通り朝方から雲が多いものの、ところどころに青空も顔を出し徐々に天候は回復しつつあり、明日以降の天気に期待がもてる様相でした。
 丹渓山荘をすぎるころから、すこしずつ積雪量は増えてきますが、雪景色の様相となるのは北沢峠でやっとといった感じです。ですから、北沢峠まではアイゼンは不要です。
 長衛小屋のテント場は、北沢峠をすぎ林道を少し下りそこから仙水峠への山道に入ってすぐのところです。到着した時間(14:00)では10張程度でしたから、夏山のテント場の混み様と比べたら雲泥の差です。
12/30
 前日夜半はかなりの風が吹き荒れてましたが、その風も朝方には大方収まってました。ただし、仙丈の稜線は雪煙が上がっていたので、かなりの強風が予想されました。ヤマテンの予報でも、20〜30m程度の風速が発信されていたので、稜線では風が結構厳しいなと想像できました。ただど快晴だったので、風さえ凌げばなんとかなると目算を立て、仙丈岳へ出発。
 八丁坂ノ頭の先森林限界の一歩手前でゴーグルを点検装着し、身支度を確認後、小仙丈へ向けて出発。途中まではかなりの登山客がいたのですが、森林限界を超え小仙丈への登りで強烈な風に出くわすと、おもわず出鼻をくじかれ引き返す方が多いようです。
 小仙丈までのクレストした急傾斜を、強風のなかなんとか進み頂上に到達すると、そこら先の仙丈までの白銀の稜線が一気に広がります。気持ちが思わず仙丈頂上へと逸るのですが、そこは慎重にアイゼンを利かせ、また顔面を叩き付ける強風に耐え、先行者の後を追います。
 風は強烈でしたが、なにしろ快晴なので仙丈頂上へと快調でした。
 頂上へ到達すると、地蔵尾根側からの単独登山者に遭遇。途中テント泊しての往復との事でしたが、さぞかしラッセルも大変だったでしょう。
 この日の雪面は結構滑落のリスクはあったので、常時ピッケルストップの体制がとれるように下山、一瞬スリップした際も即座に制動体制に入れ事なきを得ました。とは言うものの、クレスト斜面が連続しているわけではないので、どこかで止まるでしょう。大して怪我する事なく、ピッケル制動の良い練習になる下りです。
 どこかで収まると思っていた強風も結局やまず、森林帯に入ったところでようやく休息をとり、その後尾根通りに北沢峠へ向かい、長衛小屋テント場へと戻りました。
12/31
 この日も前日と同様に晴天。さらに、前日に比べるとかなり風が弱まり、絶好の登山日和となりました。もう一泊して甲斐駒へ上りたいところですが、残念ながら今日は下山日。甲斐駒はまたの機会に黒戸尾根から上りたいと思います。(1,2月に5合目にテント泊し、そこからの往復がいいか)
 とりあえずアイゼンは装着して下りましたが、八丁坂ノ頭まで降りるとほとんど積雪もなく、ここで外しました。
 丹渓山荘からの戸台川河原では、多くの入山客にすれ違い。最後の入山客は私が、駐車場に到着する時に出発するパーティーでした。
 天候に恵まれた素晴らしい冬山でした。

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技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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