厳冬期 南アルプス 北岳 年越し&初日の出
- GPS
- 32:00
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 3,521m
- 下り
- 3,559m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:09
- 山行
- 13:15
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 15:45
天候 | 12/31 晴れ 1/1 晴れ。風速10-20m程度。気温-10度程度(だったと思う) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この年は雪が少ない年だったので、比較的難なく登れる年だったと思います。年末年始はやはり狙っている人は多く、それも天気が晴れという予報だったので、アタック者は多かったのでは。それでも20名程度でしたが。 トレースが砂払いまでずっとしっかりしていたおかげで、スノーシューは持参しましだが一度も利用していません。雪が少ないこともありましたし、トレースが無い場合は非常に厳しい戦いになりそうです。 ■奈良田ゲート通過 なんとかなります。どうしてもトリックを知りたい方は直接メッセージ下さい(笑) ■奈良田〜あきる沢橋 徒歩3時間コンクリロードです。雪がついていないのであれば、歩きやすいスニーカーを持参することを強く推奨します。行きはまだマシだけど、帰りが地獄です、、 ■あきる沢橋〜池山御池避難小屋 この時期であれば雪も少な目ですし、トレースもしっかりしています。迷うことはあまり無いかと思います。池山御池避難小屋は201x年にドアが直されていて、風雪が入ることもありません。何名が泊まっていた模様です。 ■池山御池避難小屋〜城峰 少しだだっ広い沢を詰めて行くので、いまいちわかりにくいです。自分の時はマーキングもほとんどありませんでした。地形的にはシンプルなのですが、意外と長くマークなしの広い沢を詰めて行くので、GPSあった方が精神的にはいいかと思います。 ■城峰〜砂払 尾根筋で道に迷う事は無いと思います。トレースあれば楽ですが、急登もあり、所々にテント跡があります。適地でここでやめめようかなー、と思うこと多数かと思いますが、砂払までがんばりましょう! 砂払が丁度森林限界で、そこの手前に平坦な広場が広がっていて、テント村になっていました。この年末は10張弱あったかも? ■砂払〜ボーコン沢の頭 森林限界ですが、まだ北岳は見えません。ボーコン沢の頭に登りきった瞬間に北岳と感動のご対面です。 この砂払〜ボーコンの間の鞍部でテントを張っているという方もいました。意外と地形が複雑なので、確かにテント張っても風避けれそうでした。 ■ボーコン沢の頭〜八本歯のコル 気持ちいい稜線です。風がなければ(笑) 八本歯のコルはまぁ噂通りです。今年は鎖も出ていたので楽勝系です。確かにコンディション次第では補助ロープあった方がとは思いました。雪多い年は30mダブル1本お守りあればいいかもですね。 ■八本歯のコル〜北岳山頂 八本場超えて、北岳分岐超えると最後の登りです。結構これが急斜面で、標高も高いこともあって少し大変です。100m位かな? 難易度は高くないですが、落ちたら死亡なので、体力勝負、滑落注意。 |
写真
感想
年末年始が晴れそうなので、憧れの北岳厳冬期登頂を計画。
そして…今年は雪が少なすぎる位少ない…。これなら八本歯も余裕かも、等と甘い目論見をしつつ、奈良田よりアタック。夜叉神峠からは、初夏に吊尾根経由で登って鷲ノ住山を経由して地獄を知っているので、、、
奈良田のゲートは…直登しないで下さい(笑) 行けば…たぶん分かるかと…。ヒントは「正面がダメなら脇から」「帰りは柵超える必要無い」。
北岳へは、森林限界手前で幕営適地で10張は余裕でいけます。その登山道途中にもポツポツ幕営適地がありますが、途中で力尽きた場合は(笑)、そこがおすすめです。ただ、本当笑えない位登らされます…。森林限界超えてからの窪地でも幕営している方がいました。
初日の出は見たかったので、とりあえず日の出前からボーコンを目指したものの。ボーコンについた瞬間爆風。あのケルンで風にみを隠すもほぼ意味なし…。曇りで日の出が30分遅れるというトラブル(?)の中、人生でおそらく一番の寒さを体感。お願いだから動かせてくれ、、と心の中で耐えてました…。
八本歯は予想通り雪が少なすぎ。高度感はあるものの、ほぼ夏と同じ感じでした。アイゼンを気をつければ問題なし。ただ、風は全般強かったです。結構風に対して不安を持っている登山者がいらっしゃった印象です。
登頂自体は…ボーコンで耐えた甲斐があってか、無事登頂。2016年でたぶん4番目位かな…。さすがの達成感。景色も良く感無量。
そして下山ですが、本当は御池小屋で一泊の予定でしたけと、周りの人に聞いたら結構一気に下山する人が多く、自分も下山。ただ……遠すぎだよ、奈良田。最後は体力もそうだけど精神力をやられそうでした…。。
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