瓜生山〜てんこ山〜比叡山〜横高山〜水井山〜瓢箪崩山
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- GPS
- 11:00
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 1,862m
- 下り
- 1,837m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 11:00
標高グラフには、実際には通っていない場所が通過ポイントとして表示されてしまっています。
参考にされる場合、以上の点にご注意を。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都市営地下鉄 - 国際会館〜四条 290円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■路面の状態 はっきりとは覚えていませんが、京都一周トレイル東山72辺りからは積雪量が増し、軽アイゼンぐらいがあった方が安心かなと思いながら歩いていました。 実際には何も装着せずに歩きましたが。 その後は四明岳の駐車場付近の除雪されたと思われる一帯を除くと、延暦寺との出合までは積雪が豊富な状態でした。 京都一周トレイル北山7辺りでチェーンスパイクを装着しましたが、実際にはほぼ必要のない区間が続き、10-2辺りからの装着で良かったのではないかという感じ。 その後もなくても可能そうでしたが、横高山〜水井山の前後はあった方が良いでしょう。 今回とは逆方向になるけど、横高山を比叡山方面に下る場合は装着していないと危なそう。 雪絡みの路面の状態は今後の天候や気温で大きく変わると思われるので、きちんと準備を整えておくべきでしょうね。 ■その他 上記と被りますが、横高山への登りは急坂で、路面の状態に関係なく、下る場合には慎重に進みたいですね。 その他では、特に危険と思う場所はなかったけれど、分岐は多いので、どこにいて、どこに向かうのかの把握はきちんとしておきたいですね。 |
その他周辺情報 | 銀閣寺橋の近くと四明岳の駐車場付近にトイレがありました。 |
写真
仕方なく、遠回りになるけど、前回も通った江文峠から登る事にし、そちらへ向かう途中。
京都一周トレイルのマップには載っていないゲートがありました。
感想
日記にも書いたようにワカンとチェーンスパイクを購入したので、今回はそちらを使用しようという感じ。
どこに行くかでかなり悩み、天ヶ岳を念頭にコースを考えたりもしたけど、前回の愛宕山の中尾根の後半辺りでの苦労が頭をよぎり、程々の積雪でチェーンスパイクの使用感を確認するべく、比叡山に行く事にしました。
まだ登った事がないし、そろそろ行っておかないと、頭を殴られて、こぶができてしまいそう。
延暦寺の拝観料徴収のスポットがややこしいかなと気になっていたのもあり、なかなか足が向きませんでした。
今回は時間にもし余裕があれば、少し参拝しようかなとの思いで予定を組みました。
以下、今回も長文です。
市バスで銀閣寺前バス停に到着し、大文字山の火床を眺めながら、ここから本日は出発。
京都一周トレイルのコースに沿って歩く感じですが、所々でコースを外れる予定。
瓜生山へ向かう途中、京都一周トレイルは新道と旧道に分かれているんですね。
地図を見ていて、どうしてコース分かれしているのかなぐらいには思っていたけれども。
その辺を良く分からないまま旧道の方を進んだようで、その途中からトレイルのコースを逸れ、瓜生山へ続く道に進みましたが、登山道そのものからも逸れてしまい、早くも余分に体力を消費してしまいました。
瓜生山、白鳥山と順調にピークを踏んだものの、その後にまた登山道から逸れてしまい、復帰に少し苦労。
あまり成長が見られないようです。
てんこ山の山頂には三角点もありましたが、地味な印象で、ここを目標に登る山ではなさそう。
もう少し先にある京都一周トレイル東山71地点にある休憩所からの展望は素晴らしく、このコースを歩く際には必ず立ち寄りたいなと思いました。
さらに進んだ辺りから雪深くなり始め、京都一周トレイル東山73-3地点でトレイルのコースを逸れました。
ここはトレイルのコース通りに進んだ方が良かったのかも?
スキー場跡をのんびりと周回し、雪山の雰囲気を体感。
電波塔の下まで行ってみましたが、四明岳のピークは冬季閉鎖中のガーデンミュージアム比叡の中にあるっぽく、そこに行くのは無理そう。
駐車場へ行き、トイレの奥からピーク方面に進んでみましたが、足が雪に埋もれ、早めに諦めました。
その後、地味だとの前情報通りに地味な大比叡山頂を踏み、延暦寺方面へ下ります。
この辺りは積雪量が多めで、軽アイゼンがあった方が安心かなという感じでした。
延暦寺に着き、少しだけ中を覗いてみましたが、時間もなく、先も長いので、この日は素通りして、先に進みました。
気になっていた拝観料徴収所ですが、こちらの装備を見て、登山だと判断されたようで、「通り抜けですか?」と聞かれたので、「はい、そうです」と答えました。
通り抜けるだけで、参拝しないのであれば、拝観料は不要との事。
断片的に仕入れいていた情報通りで、まずは安心。
改めてきっちりと時間を取り、参拝するようにしよう。
そこから少し先のトレイル北山7地点でチェーンスパイクを装着しましたが、読みが悪かったようで、しばらくはチェーンスパイクなしの方が歩きやすい所が多かったですね。
トレイル北山10-1地点で昼食。
戸寺から来られた夫婦らしき方と少しお話をして、この先の状態について伺いました。
立ったままでの食事で落ち着かない気分で周りを見回していると、キジのつがいが飛び立つのを目撃。
それなりに距離はあったはずですが、大きいなとの印象で、ここで食事する事にして良かった。
お腹も満たされたので、後半戦も頑張って歩きます。
玉体杉を経て、横高山の直下に到着。
急坂との事で気を引き締めて登りましたが、確かに急坂で、これが延々と続くとうんざりしそうだけど、そんなに距離もないので、しんどいなりに楽しく登りました。
横高山の山頂は程良い広さで、冬枯れで日差しもたっぷりとあり、雪の白さと青空のバランスが絶妙で、ここでぼ〜っとしていたいとの思いに駆られました。
しかし、先へ進まねばならないので、下った後に水井山へ登り返し。
横高山の急坂を登った後だったからか、そちら程には急坂だとは感じませんでした。
水井山の山頂は三角点があるものの、ちょっと地味な印象。
水井山は大原の里10名山だけど、横高山は選外なんですね。
今回だけの印象だと、横高山の方が断然のお気に入りですが、季節が違うと、また印象も異なるのでしょう。
仰木峠へ向かう途中でチェーンスパイクが木の根に引っかかったのか、派手に転んでしまい、肝を冷やしましたが、平坦な道だったので事なきを得ました。
仰木峠を経て、ボーイスカウト道で戸寺町に下山、14時56分に戸寺バス停に到着。
時刻表を覗き込むと、先に到着されていた夫婦らしき方が「14時58分ですよ」と教えてくれました。
15時までに到着すれば、瓢箪崩山へ向かう予定だったのだけど、思っていたよりも疲労していたので、思案のしどころでした。
先着者さんは雲母坂から登って来られたようで、話しているうちに少し元気をもらったような気がして、予定通りに瓢箪崩山へ向かう事にしました。
どこから瓢箪崩山に登るかが問題で、時間も時間なので、距離が短いルートをと思い、井手町からの尾根道を選択。
しかし、そちら方面へ進んでみると、公道なのか私有地の通路なのか判別できなくなり、無用のトラブルを避けるべく、別ルートへ。
今になってみると、近くから谷ルートがあるので、そちらを進めば良かったと思うのだけど、この時は頭が回らず、前回も通った江文峠を経由するルートへ向かいました。
江文峠までの道で右足のくるぶしの痛み始め、バスに乗れば良かったと弱気になりましたが、何とか江文峠に到着。
思ったよりも時間がかかり、明るいうちに下山できるか心配になりますが、日も長くなって来たので大丈夫だろうと登り出しました。
途中、P471で食事休憩をはさみ、寒谷峠を経て、瓢箪崩山に到着。
足の痛みは増して来ていたけど、ここまで来れば大丈夫かなと一安心。
分岐で花園町方面へ進路を取り、下り基調の道を辿って、無事に下山。
何年ぶりかで岩倉の町中を歩き、岩倉川沿いにある三角点をチェックし、地下鉄の国際会館駅に到着して、この日の山行は終了。
今回は荷物が重かったせいか、実際に歩いた距離や高低差以上に疲れたような気がします。
使わないだろうと思ったワカンに加え、チェーンスパイクと軽アイゼンも持って行っており、出発前の計量で10.6kg。
コンビニでおにぎりを買い足したので、約11kg。
体重の20%弱ぐらい。
その影響もあったのか、またもや右足のくるぶしが痛み出してしまい、今後の山歩きに影響が出そう。
少し様子を見て、次回は軽めの山行にするのが良さそう。
前回の感想の最後にも、『次回は軽め』云々と書いていたような気がするけれども・・・?
以上、不安要素が再発生で気分は暗めですが、初めて比叡山を歩く事ができたし、良しとしましょう。
village-greenさん、相変わらず長距離を歩いてますね〜。
ワカン使えなくて残念でした、でも雪は結構残っていますね。私も2015年に戸寺から坂本まで歩いたのを思い出しました。最近はキララ坂辺りから坂本というパターンばっかりでした、久しぶりに横高山を通るルートにも行ってみたくなりました。
故障に気をつけてガンバって山歩きを楽しんで下さい。
まだ登っていない山や歩いていないルートがたくさんあるので、どうしても長めに歩こうと思ってしまいます。
これからは日も長くなるし、もう少し距離を伸ばしたいけれど、足の具合ももう一つで、体が言う事を聞いてくれなさそう。
ワカンを使わなかったのは、ほぼ予想通りですね。
重さがどれぐらい負担になるかを知っておきたかったので持って行きました。
思ったよりもザックの中でスペースを取ってしまうので、使用後にザックに戻すのが大変そう。
チェーンスパイクは軽アイゼンと同じような感覚で使用できそうなのが分かったので、今回はこれが収穫です。
横高山山頂はとても良い雰囲気で、短い滞在だったけど、美しい風景を堪能しました。
ここも含めて、やはり実際に歩いてみないと感じられない事が多いなと実感させられました。
色々とルートがあるし、また機会を見て歩いて回りたいですね。
戸寺から歩かれたレコを見させてもらいましたが、真夏なのと逆回りなのとで、随分と印象が違いますね。
感想で書かれているように、横高山の急坂は下りだと慎重に進まないと危なそうですよね。
今回の山行は程良い量の積雪で楽しく歩く事ができたので、MtMrSsさんも雪のあるうちに再訪されてみては?
では、MtMrSsさんも安全に山歩きを楽しんで下さい。
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