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Yamareco

記録ID: 111228
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

ナシ尾根から和名倉山 二瀬尾根下山

2011年05月14日(土) ~ 2011年05月15日(日)
 - 拍手
GPS
02:10
距離
21.2km
登り
1,803m
下り
1,848m

コースタイム

1日目三峰口935バス 埼玉大寮先で途中下車 1143鮫沢橋 1154大洞ダム下降点(昼食・昼寝)1230発 1243大洞ダム 1400尾根に乗る-ヤブ-1634野宿
2日目510出発 620ヤブ抜ける 633架線動力跡 702市ノ沢の頭(仁田小屋尾根合流)
730和名倉山頂 803二瀬分岐 820北のタル 857標高1700檀婉瓠944ヤブ抜ける 1017水場 1024作業小屋跡 1100登尾沢の頭(昼食・昼寝)1130下山 1212分岐点 1217吊り橋 1227埼玉大寮 1240秩父湖ダム (注・下山のコースタイムには山仕事が含まれます)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
三峰神社行きバスは西武秩父駅から御乗車ください。トイレは各駅 秩父湖バス停 埼玉大寮手前
コース状況/
危険箇所等
ナシ尾根は一般ルートではありません。一部スズタケと低灌木のヤブがひどいです。指導標はありません。仁田小屋尾根、二瀬尾根は指導標が散見します。どちらも通行には充分に注意が必要です。
三峰神社行きバスはここから乗ると混んでいて座れません
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三峰神社行きバスはここから乗ると混んでいて座れません
埼玉大寮の少し先で途中下車して延々と林道を歩く
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埼玉大寮の少し先で途中下車して延々と林道を歩く
見上げると和名倉の山体の一部が見える
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見上げると和名倉の山体の一部が見える
大洞ダムの下降点。プレハブとモノレールが目印。
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大洞ダムの下降点。プレハブとモノレールが目印。
モノレール脇に作業道があります
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モノレール脇に作業道があります
秘密基地の様な大洞ダムの上をを渡ります
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秘密基地の様な大洞ダムの上をを渡ります
取り付いてしばらくは作業道を辿る。頃合いをみて、適当に斜面をよじ登る。
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取り付いてしばらくは作業道を辿る。頃合いをみて、適当に斜面をよじ登る。
白岩山らしきものが樹間に見える
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白岩山らしきものが樹間に見える
ワイヤーが残ってました
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ワイヤーが残ってました
鹿道を辿って尾根を目指します。指導標は無いですが、フンが目印。
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鹿道を辿って尾根を目指します。指導標は無いですが、フンが目印。
尾根の上に着いて。大きな切り株の
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尾根の上に着いて。大きな切り株の
上に木の芽が出ていました
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上に木の芽が出ていました
二次林が育つ尾根筋、のどかに歩けたのは標高1300位まで。
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二次林が育つ尾根筋、のどかに歩けたのは標高1300位まで。
伐採跡はスズタケの密生地となっていました。
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伐採跡はスズタケの密生地となっていました。
空ばかり見上げてもいっこうに進まず。日が暮れるので今日はこれくらいに。
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空ばかり見上げてもいっこうに進まず。日が暮れるので今日はこれくらいに。
くぼ地を見つけて野宿。風通しのよい我が家。鹿フンいっぱいだけど我慢ガマン
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くぼ地を見つけて野宿。風通しのよい我が家。鹿フンいっぱいだけど我慢ガマン
山の朝は棒ラーメンで明ける。
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山の朝は棒ラーメンで明ける。
山肌を赤く染めて
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山肌を赤く染めて
はよ片付けて出発。
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はよ片付けて出発。
今日もヤブがひどいけど、時おり展望を得る。仁田小屋尾根をはさんで秩父主脈の三ツ山。
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今日もヤブがひどいけど、時おり展望を得る。仁田小屋尾根をはさんで秩父主脈の三ツ山。
右、飛竜山。左、雲取山。
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右、飛竜山。左、雲取山。
ひどいヤブが続く
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ひどいヤブが続く
じっと空をみる
いっぷく中。偶蹄目の歯型のついたヨウカン
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いっぷく中。偶蹄目の歯型のついたヨウカン
無心に咲くアセビの花。スズタケとコンビで邪魔をする〜
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無心に咲くアセビの花。スズタケとコンビで邪魔をする〜
そろそろヤブも終わり。山並みが重畳と目を慰めてくれます。
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そろそろヤブも終わり。山並みが重畳と目を慰めてくれます。
行方が見えてまいりました。
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行方が見えてまいりました。
小平地にコバイケイソウ。できたら野宿はここでしたかった。
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小平地にコバイケイソウ。できたら野宿はここでしたかった。
材木搬出の動力小屋跡を見付けました
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材木搬出の動力小屋跡を見付けました
仁田小屋尾根との合流地点。ナシ尾根に人が入らないようにテープが張ってありました。
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仁田小屋尾根との合流地点。ナシ尾根に人が入らないようにテープが張ってありました。
ナシ尾根をふりかえる。ナシの語源は、尾根の尻、つまり降り易い尾根の末端部分が無いということでしょうか。
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ナシ尾根をふりかえる。ナシの語源は、尾根の尻、つまり降り易い尾根の末端部分が無いということでしょうか。
仁田小屋尾根は有名になりつつあるそうな
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仁田小屋尾根は有名になりつつあるそうな
個性的な目印
コケの色。針葉樹の樹脂の匂い。帰ってきました奥秩父。
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コケの色。針葉樹の樹脂の匂い。帰ってきました奥秩父。
和名倉山頂。ほかにお客さんが二人ほど。
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和名倉山頂。ほかにお客さんが二人ほど。
千代蔵の休ン場、明るく開放的な景色は山火事の跡だそうな。
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千代蔵の休ン場、明るく開放的な景色は山火事の跡だそうな。
二瀬分岐。迷う人が多いのか、二瀬方向には明確な指導標は無し。
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二瀬分岐。迷う人が多いのか、二瀬方向には明確な指導標は無し。
いまさらだけどの看板
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いまさらだけどの看板
しばらくは静かな樹林帯を行きます。大きな倒木でできたナイス木道。
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しばらくは静かな樹林帯を行きます。大きな倒木でできたナイス木道。
北のタルの自然境。針葉樹の再生林、時間をかけて立派になって欲しい。
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北のタルの自然境。針葉樹の再生林、時間をかけて立派になって欲しい。
標高1700くらいにあった看板。君と語らんスズタケの道。
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標高1700くらいにあった看板。君と語らんスズタケの道。
ヤブはそれほど酷くなく、通過した所にバイケイソウ群落。
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ヤブはそれほど酷くなく、通過した所にバイケイソウ群落。
むしろこのあたりのゴロ道の方が迷いそうです。
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むしろこのあたりのゴロ道の方が迷いそうです。
水場に出ると小屋跡は近い。
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水場に出ると小屋跡は近い。
健康な色
つつましい花
ガラクタころがる作業小屋跡地
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ガラクタころがる作業小屋跡地
トロッコの車輪で
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トロッコの車輪で
ベンチプレス
標高線に沿った水平な巻き道をしばらくたどります。秋の頃も良さそうです。
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標高線に沿った水平な巻き道をしばらくたどります。秋の頃も良さそうです。
赤いマフラーが似合う看板
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赤いマフラーが似合う看板
開けた土地に飛び出すと、
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開けた土地に飛び出すと、
登尾沢ノ頭と看板が。昼食休憩にしました。
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登尾沢ノ頭と看板が。昼食休憩にしました。
樹間に望む秩父湖の水面。ここからバカみたいに急な道を下ります。
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樹間に望む秩父湖の水面。ここからバカみたいに急な道を下ります。
杉の植林になると麓は近い。
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杉の植林になると麓は近い。
登りの時に間違いやすい問題の分岐点。右上が和名倉山方向。
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登りの時に間違いやすい問題の分岐点。右上が和名倉山方向。
この目印を見落とさずに。
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この目印を見落とさずに。
渡って湖水に緑。
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渡って湖水に緑。
地下足袋もお疲れ様でした。
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地下足袋もお疲れ様でした。
歩いてダムを渡る
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歩いてダムを渡る
トンネルは車のみ。歩行者は左上から遊歩道でバス停まで。
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トンネルは車のみ。歩行者は左上から遊歩道でバス停まで。
さようなら、またの日まで。
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さようなら、またの日まで。

感想

平成六年にたずねて以来、十七年ぶりの和名倉山でした。全く違うルートで登ったので新鮮な印象でした。それでも匂いだけはいつまでも変わらない奥秩父の山でした。

憧れて求めるものが、昔も今も変わっていないのかも知れません。

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コメント

風通しの良いお家は
寝心地はいかがでしたか?
結構標高は高かったのでしょう。寒くなかったですか?
結露は?
やっぱしテント使わないのは、野宿になりますね。
野宿にいい季節です。
2011/5/16 8:02
普通に行くと
遭難するコースですよね…
GPSとかなしで行くってすごいっす

kanemaru
2011/5/16 16:43
狭いながらも楽しい我が家
kimidoriさんどうもです。

居住性を考えますと、自立式・ドームテントが素晴らしい完成型だとしみじみ思いました。

タープですと、開放感と雰囲気が良いですね。星空がきれいでした。風通しが良すぎて、少々寒い感じ(標高は1600くらい)。寝袋の厚みがたよりです。結露は全くナシ
さらっとしたもんです
2011/5/16 20:39
普通で行けないわたしです
kanemaruさん こんばんは  GPSは高価なので買えません 高度計と地形図と磁石を使わせてもらいました。地形図の精度が低かったころ、先人たちは偉かったんだなと思いました。

鹿のフンはかなり頼りになります。結局、獣も人間も歩ける場所は大体同じみたいです。尾根をたどるのが一番基本的で簡単な山登りなんですね。
2011/5/16 20:48
ゲスト
さすがjinzaemon殿
私も先日、和名倉山頂で
そっちの尾根を見て・・・
いつか歩きたいけど・・・と思った次第です

さすがでございます
2011/5/17 12:42
mic726さんテント山行お疲れ様でした
テント泊の荷物で歩いてこそ山も深まるのでしょう。

軽装、地下足袋で歩いてもかなりやっかいなヤブでした。遠目にながめて、ゆるそうに見える尾根はじつはやっかいなものと思いました。2009年にバラクチ尾根目指してゆく道すがら、登れそうかなと見上げた尾根でした。

仁田小屋尾根、仙波尾根、ヒルメシ尾根などいろいろ登りたいと思いつつ、昔日の幽境は残っていないので、懐古趣味の小生には寂しいところであります。

八百谷の北側尾根や白岩山の西側尾根も行ってみたい
2011/5/17 21:21
こんにちは
すごいですね。鹿さんか猪さんの歩行記録かと思いました

山中で、世を捨てて暮らしてる人とかに会いませんでしたか?
2011/5/25 19:30
kirisameさん こんばんは
拍手をありがとうございます。ヤブコギばかりしてますと、鹿並みの頭になってしまいそうです。

わたしは我流の偏屈登山でして、すでに自分に厭世の気があります。それでも捨て切れずに憂き世をヤブコギ
2011/5/25 20:33
この尾根を
いつか行く・・・ことは無いと思いますが(*^_^*)。。。

jinzaemonさん、はじめまして。
わくわくしながら拝見しましたです。

oota(^^ゞ
2011/5/29 19:09
この尾根は
わざわざ行かなくても良いと思います 記録の無い場所を登ったのは面白半分なんです

ootaさんこんばんは。拍手をありがとうございます。ootaさんの和名倉山の記録を拝見したのがきっかけの一つとなりまして、今回の山行に繋がりました。

テント持ちで丁寧な登り方で楽しんでいる方には頭が下がります。
2011/5/29 19:38
お久しぶりです
相変わらずの藪こぎ、流石はjinzaemonさんですね

奥秩父の方は、ちょっとこちらからは不便なので、どうしても低山だと丹沢になってしまいます。

でもjinzaemonさんのレコを読むと、わくわくしますね

丹沢には、登山地図に載っていないルートを歩くのが好きな方々が大勢いますが、jinzaemonさんは少し違った独特な感じがありますね。
2011/6/6 23:06
まことにお久しぶりです
Futaroさんコメントをありがとうございます。去年10月に甲斐駒ヶ岳の記録をご覧いただいて以来、再訪に感謝です。

奥秩父は埼玉方面からも、信州方面からも、回りこんでいかなければならず、少々遠い感じがします。不便さがまた良かったりして

小生の登山は、蟷螂の斧のような微力な反骨心と、甘えた懐古趣味がふくまれてます。昔の登山に対しての憧れが止まず、結果風変わりに見えるかもしれません。

皆さまにも楽しんで頂けるようなレポートを心がけてます。ギャグも忘れずに
2011/6/7 19:37
行って来ました
週末に滝川右岸道〜肩の小屋跡〜八百〜八百平〜和名倉山〜ナシ尾根〜大洞ダム行って来ました。

ナシ尾根の藪凄いですね。何度もルートを外してバリバリと
スズタケを踏み倒してきました。
そのルート中に熊のうんちが密集して20コくらい
あったのにはビビりましたが・・・

八百〜八百平を歩くことは長い間温めていたのですが
とても良いトレイルでしたよ。滝川右岸道を除けばww
2011/11/28 12:04
ウソ八百
失礼しました。

すごいっすね。肩の小屋跡って地形図に出ている建物記号のところですか?八百は地形図眺めているとどうしても気になる尾根です。すばらしい、ぜひ記録をアップしてください

ナシ尾根のスズタケはひどいもんでしょう もう二度と行きたくないです
2011/11/28 20:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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