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Yamareco

記録ID: 1117047
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

雪崩現場に遭遇、白馬大雪渓(北ア)

2017年04月28日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:02
距離
12.6km
登り
1,689m
下り
1,703m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:21
休憩
0:40
合計
11:01
距離 12.6km 登り 1,689m 下り 1,706m
6:19
65
7:24
2
7:26
95
9:01
128
11:09
11:17
115
13:12
13:14
24
13:38
13:47
9
13:56
14:14
11
14:25
26
14:51
14:53
59
15:52
15:53
38
16:31
39
17:10
10
17:20
ゴール地点
天候 晴れ〜曇り
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 白馬岳線(猿倉〜二股)の冬期通行規制は4月27日に解除されました。林道に雪は無く駐車場も除雪されてありました。駐車台数は70台程度のようですが、駐車場の周りに雪があるため駐車台数は少なくなりそうです。
コース状況/
危険箇所等
 猿倉荘〜白馬尻付近 腐った雪が続きますが、比較的雪は締まっておりワカンなどは必要ありませんでした。
 白馬尻〜大雪渓〜雪渓上部 標高1800m付近から26日から降った新雪が積もり始め、23〜400m付近の積雪は恐らく50cm前後だと思います。アイゼンでは踏み抜きとプチラッセル地獄になりましたので、ワカンやスノーシューがあった方が良さそうでした。
 雪渓上部〜稜線付近〜頂上 雪渓の上部も吹き溜まった新雪で踏み抜きとプチラッセル地獄が続きました。稜線上に出ると雪は吹き飛ばされて岩が露出しており、アイゼンではちょっと歩きづらくなります。
 既に報道の通り標高23〜400m付近の小雪渓と言われている、斜度の一番キツいところで雪崩が発生しました。今年は雪が多い上に降雪後は表層雪崩の恐れがあり、GW中の山行は慎重な行動が求められます。過去に雪崩があった場所には入山を控えた方が良いと思います。
朝のお天気は良好。猿倉荘下の登山者用駐車場。平日なので車はまばら。
2017年04月28日 06:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 6:11
朝のお天気は良好。猿倉荘下の登山者用駐車場。平日なので車はまばら。
猿倉荘で登山届けを出して出発。
2017年04月28日 06:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 6:15
猿倉荘で登山届けを出して出発。
樹林帯を抜けてしばらく進むと急斜面をトラバースするので、この辺でストックを出してアイゼンを装着。
2017年04月28日 07:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 7:14
樹林帯を抜けてしばらく進むと急斜面をトラバースするので、この辺でストックを出してアイゼンを装着。
雪崩のデブリが目に入ります。
2017年04月28日 07:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 7:26
雪崩のデブリが目に入ります。
広範囲にデブリが広がっていました。
2017年04月28日 07:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 7:29
広範囲にデブリが広がっていました。
デブリの上を進んで行きます。
2017年04月28日 07:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 7:47
デブリの上を進んで行きます。
大雪渓に突入。前方中央付近に見えるのは雲では無く雪煙ですね。
2017年04月28日 07:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 7:50
大雪渓に突入。前方中央付近に見えるのは雲では無く雪煙ですね。
デブリを乗り越えていきます。
2017年04月28日 08:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 8:11
デブリを乗り越えていきます。
大雪渓の欠点は進んでも景色の変化が乏しいことですね。
2017年04月28日 09:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 9:14
大雪渓の欠点は進んでも景色の変化が乏しいことですね。
なので左横の岩峰を撮影してみました。
2017年04月28日 09:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 9:35
なので左横の岩峰を撮影してみました。
この辺から斜度が増して積雪量も増えてきたような。
2017年04月28日 09:36撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 9:36
この辺から斜度が増して積雪量も増えてきたような。
たぶんこの辺が斜度がキツイ標高2300m付近で雪崩のデブリに覆われた現場付近です。左の踏み跡を利用して登りました。踏み跡が途切れた後は直登しました。
2017年04月28日 10:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 10:27
たぶんこの辺が斜度がキツイ標高2300m付近で雪崩のデブリに覆われた現場付近です。左の踏み跡を利用して登りました。踏み跡が途切れた後は直登しました。
白くなった杓子岳の天狗菱が美しい。
2017年04月28日 11:09撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 11:09
白くなった杓子岳の天狗菱が美しい。
登ってきた斜面を振り返って。ようやく斜度が少し緩やかに。
2017年04月28日 11:09撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 11:09
登ってきた斜面を振り返って。ようやく斜度が少し緩やかに。
中央右寄りにようやく白馬岳頂上宿舎が小さく見えてきました。
2017年04月28日 11:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 11:21
中央右寄りにようやく白馬岳頂上宿舎が小さく見えてきました。
まだまだ登らなければいけません。
2017年04月28日 11:42撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 11:42
まだまだ登らなければいけません。
大分標高を上げました。
2017年04月28日 11:52撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 11:52
大分標高を上げました。
こうしてみると果てしなく空に向かって斜面が続くよう。
2017年04月28日 12:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 12:02
こうしてみると果てしなく空に向かって斜面が続くよう。
杓子岳の奥に白馬鑓ヶ岳も見えるように。
2017年04月28日 12:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 12:35
杓子岳の奥に白馬鑓ヶ岳も見えるように。
この辺で休んでエネルギー補給。白馬岳頂上宿舎に続くトレースを追えば良かった。
2017年04月28日 12:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 12:35
この辺で休んでエネルギー補給。白馬岳頂上宿舎に続くトレースを追えば良かった。
近道しようと白馬山荘寄りに進んだら谷に出くわし、進めなくなったのでコースを変更。
2017年04月28日 12:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 12:50
近道しようと白馬山荘寄りに進んだら谷に出くわし、進めなくなったのでコースを変更。
ようやく白馬山荘が見えてきました。
2017年04月28日 12:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 12:55
ようやく白馬山荘が見えてきました。
剱岳〜立山の山頂は雲で見えず。
2017年04月28日 13:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:02
剱岳〜立山の山頂は雲で見えず。
白馬山荘までもうちょっとなのですが、疲れてなかなか進めません。
2017年04月28日 13:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:02
白馬山荘までもうちょっとなのですが、疲れてなかなか進めません。
ようやく白馬山荘に到着。季節が冬に戻ったみたいです。
2017年04月28日 13:12撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:12
ようやく白馬山荘に到着。季節が冬に戻ったみたいです。
荷物をデポして白馬岳頂上へ。
2017年04月28日 13:17撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:17
荷物をデポして白馬岳頂上へ。
ここからも苦しくて長かった。
2017年04月28日 13:19撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:19
ここからも苦しくて長かった。
頂上まで後もう少し。
2017年04月28日 13:28撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:28
頂上まで後もう少し。
ようやく頂上にたどり着きました。
2017年04月28日 13:37撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:37
ようやく頂上にたどり着きました。
頂上から大雪渓上部の尾根。
2017年04月28日 13:38撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:38
頂上から大雪渓上部の尾根。
小蓮華山と頸城山塊。
2017年04月28日 13:38撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:38
小蓮華山と頸城山塊。
雪倉岳方面。
2017年04月28日 13:38撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:38
雪倉岳方面。
旭岳。
2017年04月28日 13:39撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:39
旭岳。
右から毛勝三山と、頂上付近が雲に隠れた剱岳、立山など。
2017年04月28日 13:39撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:39
右から毛勝三山と、頂上付近が雲に隠れた剱岳、立山など。
山頂付近は雪に覆われていました。
2017年04月28日 13:39撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂付近は雪に覆われていました。
風は大分収まりましたが、時折強風が吹きつけました。
2017年04月28日 13:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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風は大分収まりましたが、時折強風が吹きつけました。
遺影にならなくて良かった。
2017年04月28日 13:44撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:44
遺影にならなくて良かった。
富山県方面。
2017年04月28日 13:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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富山県方面。
長野県側は雪庇が発達していますね。下山していきます。
2017年04月28日 13:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:46
長野県側は雪庇が発達していますね。下山していきます。
新雪で白くなった杓子岳〜白馬鑓ヶ岳が美しい。
2017年04月28日 13:48撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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新雪で白くなった杓子岳〜白馬鑓ヶ岳が美しい。
白馬山荘は明日からの営業を前に除雪中。
2017年04月28日 13:56撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 13:56
白馬山荘は明日からの営業を前に除雪中。
名残惜しいですが、時間が無いので下山していきます。
2017年04月28日 14:18撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:18
名残惜しいですが、時間が無いので下山していきます。
稜線付近は本当に雪が少ない。
2017年04月28日 14:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:22
稜線付近は本当に雪が少ない。
またこの斜面を降りていきます。
2017年04月28日 14:30撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:30
またこの斜面を降りていきます。
斜度はまだそれほどでも無いのですが、谷に吸い込まれていくようですね。
2017年04月28日 14:30撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:30
斜度はまだそれほどでも無いのですが、谷に吸い込まれていくようですね。
柔らかい新雪なので、アイゼンだとガッツリと沈み込みます。
2017年04月28日 14:32撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:32
柔らかい新雪なので、アイゼンだとガッツリと沈み込みます。
スキーで滑降すると気持ち良さそう。
2017年04月28日 14:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:35
スキーで滑降すると気持ち良さそう。
徐々に斜度が増します。
2017年04月28日 14:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:41
徐々に斜度が増します。
午後からお天気は少し雲が出てくる予報だったので、晴れているうちに下山を始められて良かった。
2017年04月28日 14:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:45
午後からお天気は少し雲が出てくる予報だったので、晴れているうちに下山を始められて良かった。
振り返ると、もう4月の終わりなのに雪面のシュカブラがスゴイ。
2017年04月28日 14:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:47
振り返ると、もう4月の終わりなのに雪面のシュカブラがスゴイ。
目の前の山々を撮影しながら下山していくと。
2017年04月28日 14:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 14:51
目の前の山々を撮影しながら下山していくと。
下の雪面の様子がおかしい。
2017年04月28日 15:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:03
下の雪面の様子がおかしい。
雪崩があって負傷者をヘリでピックアップしたようです。
2017年04月28日 15:07撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:07
雪崩があって負傷者をヘリでピックアップしたようです。
標高を下げて雪崩のデブリに近づきます。
2017年04月28日 15:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:15
標高を下げて雪崩のデブリに近づきます。
中央付近、堆積したデブリが盛り上がっており、すさまじい雪崩だったようです。
2017年04月28日 15:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:27
中央付近、堆積したデブリが盛り上がっており、すさまじい雪崩だったようです。
長野県警察山岳遭難救助隊の方々がプローブで必死に捜索されていました。
2017年04月28日 15:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:40
長野県警察山岳遭難救助隊の方々がプローブで必死に捜索されていました。
下から見上げた雪崩の全貌。
2017年04月28日 15:49撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:49
下から見上げた雪崩の全貌。
取りあえず雪崩が恐いので標高を下げました。
2017年04月28日 15:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 15:55
取りあえず雪崩が恐いので標高を下げました。
山頂付近は雲に覆われたようです。
2017年04月28日 16:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 16:23
山頂付近は雲に覆われたようです。
ようやく猿倉荘下の駐車場に帰還。駐車場はソコソコの台数が停まられそうですが、GWは車で埋まりそう。
2017年04月28日 17:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/28 17:14
ようやく猿倉荘下の駐車場に帰還。駐車場はソコソコの台数が停まられそうですが、GWは車で埋まりそう。
撮影機器:

感想

【感想/記録】
 GWは混み合う前にどこかのお山へ一泊でと予定していたら、土曜日のお天気はダメそうなので日帰りで行けそうな白馬岳へ行く事に。白馬大雪渓は2年ぶりですが前回は白馬山荘に一泊したので、日帰りで雪山の標高差約1,700mをクリアできるか、ちょっと不安。と新雪の表層雪崩れの現場に遭遇するとは考えもせず、お気楽に大雪渓〜白馬岳の往復を考えていました。

 朝は3時前に起きて猿倉荘の登山者用駐車場には5時45分頃に到着。朝食を食べて準備をして登山届を出してから出発できたのは6時15分頃でした。猿倉荘裏から登り始めると2年前よりも雪が多いものの、トレースがありこれを追っていきます。登山者もちらほらと見かけましたが、ほとんどがBC(バックカントリー)の方々でした。残雪期の雪は朝の気温が低いためか締まっており、ツボ足でも踏み抜きは無く歩きやすかったのですが、白馬尻手前付近で急斜面のトラバースがあり、念のため早々とアイゼンを装着しストックを出しました。

 ここまでは暑かったのですが、大雪渓に突入するとちょっと風が吹き始め寒さを感じたので、アウターを着てバラクラバとヘルメットを装着。遠くに見える雪渓上部は晴れて青空が見えますが、白い雪煙も見えて風が強そうなのが想像できます。しばらくはアイゼンが効いて歩きやすかったのですが、標高が1,800m付近から新雪が現れ始め、白くなった雪面は写真映えがしそうで良かったと考えていました。しかし、柔らかい新雪で徐々に足が沈む様に。歩きやすいスキーのトレースを追っていくと沈み込みが緩和されて、BCの方に感謝です。標高が上がるに従って斜度も急になり、積雪も増して沈み込み量も多くなり歩きづらくなります。スイスイ登っていかれるBCの方がうらやましい。

 標高が2300m付近を越すと積雪はさらに増えて50cmほどか、足元の雪を踏み抜き雪面が崩れます。雪面に踏み出し上げた足には、アイゼンにガッツリと雪団子が付き高下駄のようになって、アイゼンの意味がありません。ますます歩きづらくなりなかなか前に進めず、標高を上げるのが困難になりました。「撤退」の二文字が浮かびましたが、まだ時間があるので、スキーのトレースを追うのをやめて直登する事に。振り上げた足をおもいっきり雪面に叩き込んで、歩幅を広くしてもう片方の足も同様に叩き込むと、雪面が崩れず標高を上げれるようになりました。が、この方法では体力を使うので立ち休みしながらとなり、なかなか標高を上げられません。

 それでも少しづつ登って行くと、ようやく斜度が緩やかに。でもまだ雪面が柔らかいので歩きづらく、標高を上げるのに時間がかかりましたが、ようやく白馬岳頂上宿舎が小さく見えてきました。少し登って休んで、アミノバイタルでエネルギーを補給。でもここからも柔らかい新雪に手間取り体力が奪われ、標高が高いので空気も薄くなったキツかった。しばらく進んでから立ち休みを繰り返し、なんとか標高を上げていくと、白馬山荘が見えてきたので、その方向に進路を進めると、谷にぶつかりそうになってコースミス。トレースがあった白馬岳頂上宿舎寄りに進むべきでした。

 コースを変えてなんとか稜線近くに乗り上げるも、また吹き溜まった柔らかい新雪に足を取られ、痛恨のコースミスでした。ようやく稜線に出るとほとんど雪は無く、アイゼンで岩の露出している登山道歩きとなりました。目の前に白馬山荘が大きく見えてきたのに、疲れて足がなかなか前に出ません。13時10分頃にようやく白馬山荘に到着すると、白馬山荘の方から雪崩れがあったらしいとの情報を得ました。とりあえずストックとザックをデポしてピッケルを持って白馬岳頂上へ。荷物が軽くなったのにここからもキツかった。

 岩の露出している登山道を歩いて、なんとか13時37分頃に山頂に到着。途中の新雪が無ければもっと早く到着できたのにちょっと残念。せっかく白馬岳にまで来たのに剣岳や立山の山頂は雲の中、北アルプスの山々も良く見えませんでしたが、近くの白くなった小蓮華山、雪倉岳、旭岳や新潟の頸城山塊は良く見えました。風は少し弱くなったものの時折強風が吹き付けて寒いし、下山予定時刻をオーバーしているので、写真をサッと撮影したら、13時45分頃に早々に白馬山荘へ。白馬山荘で昼食の一部を食べてから14時15分頃に下山開始。帰りは白馬岳頂上宿舎寄りに回り込んでドンドン斜面を下っていきます。

 ストックを一本と念のためピッケルを持って急斜面を下りますが、今回は柔らかい雪が幸いして滑落するような事は無く、ピッケルは無くても良さそうでした。柔らかい雪では降りづらいため尻セードをしながら下の斜面が見えてくると、雪面の状態がおかしい部分が見えてきて、どうも雪崩れたデブリが堆積した跡のよう、そう言えばさっきからヘリコプターの音が頻繁に響いていたなと。標高を下げるとどうも埋没者を捜索しているようでした。場所は標高23〜400m付近の斜度が一番キツイ小雪渓の付近のようです。近づくと先ほど自分が歩いてきた場所が広範囲にデブリで覆い尽くされ、長野県警察山岳遭難救助隊の方々がプローブで遭難者を捜索中でした。残念ながら雪崩れた範囲が広く、捜索には時間がかかりそうでした。

 長野県警察の方にお話を聞くとまだ行方不明者がおられ、お気を付けてお帰り下さいと、お声をかけ頂きました。この後は少し動揺もあって写真はあまり撮影できず、とりあえず標高を下げてからアウターとヘルメットを脱ぎ、グローブを変えて17時15分頃にようやく登山口に到着。11時間の行動と自分が歩いた場所が雪崩れたと言うショッキングな出来事に遭遇して疲れました。 ともかく命があって良かったと言うのが下山してからの感想でした。

 2年前のGWの大雪渓は今年よりも雪が少なく、完全に残雪期という雰囲気で、雪面には岩や石が転がっており、杓子岳付近からは間断なくカラカラと落石の音が響いて、落石の方が恐かったのですが、雪崩の危険性は全く感じませんでした。今年は新雪が降ったと聞いていましたが、50cmもの新雪があってしかも雪崩れるとは想像できませんでした。2年前は白馬山荘泊まりだったので、朝はゆっくりと出発しましたが、今回もし白馬山荘泊まりだったらちょうど雪崩れた時間に現場を登っていたかもしれません。たまたま雪崩に遭遇しなかっただけで、自分も雪崩に巻き込まれる可能性は十分あり、運が良かっただけでした。行方不明の方が早期に発見される事をお祈りしています。

【注意点】
 新雪後の大雪渓は雪崩の危険性が大きく、BCや登山は危険です。この時期ワカンが必要なくらいの新雪が積もった場所は、雪崩の危険があり入山は控えた方が良さそうです。
 技術や体力は別として雪崩の恐れが無い白馬岳主稜を登る方が安全だった気がします。途中で白馬岳主稜を登ってから下山途中と思われる方々とすれ違いました。
 猿倉荘には外トイレがありましたが、28日はまだ営業前なので鍵が掛かって使用できませんでした。猿倉荘が営業を始める29日以降は使用できると思います。白馬山荘の営業は4月29日からです。

【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
  1104
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
  114
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
  18
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
  218
ウォーキングの距離(km)
 25.3
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
 32,578
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
 57〜124
体重
 61.6 -> 60.6

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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