比良山系縦走 権現山〜蓬莱山〜武奈ヶ岳〜蛇谷ヶ峰
- GPS
- 15:06
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,930m
- 下り
- 2,088m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 7:20
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:48
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路:安曇川駅前の市営駐車場(300円/日)に駐車。 電車 安曇川5:42発〜和邇6:05着 和邇駅〜権現山登山口までは徒歩。タクシーは、祭日は出勤時間が遅い模様。 復路:くつき温泉てんくうからシャトルバス(受付で予約)で朽木小学校前バス停。江若交通で安曇川駅(740円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵峠を過ぎてから、枝尾根が分かれてルートが分かりにくい箇所あり。山と高原地図でも「迷」マーク。マーキングを見逃さないように |
その他周辺情報 | ◇くつき温泉てんくう(600円) 朽木小学校前までシャトルバスあり |
写真
感想
GWは予定していた1泊2日の比良山系縦走へ。
本来は2泊3日で3日目にリトル比良縦走を計画していたが雨の予報のため中止。
ちょっと残念です。
ザックの総重量は16kg。これならまだたまらなく辛いほどではない重さです。
ご飯をドライ系にすればいい話だけど、やっぱご飯は良いもの食べたいので。。
カメラ等の写真と動画撮影機材も外せない。
水はあまり飲まないので1リットル。打見山で何となく280mlジュースを飲んだものの、八雲ヶ原で残った水は600mlほど、喉を潤すくらいしか飲んでません。
2日目は八雲ヶ原で煮沸した水を追加して1.2リットルほどをお茶にして。晴れていたので節約しながらも割りと飲んで、釜ノ谷の沢で水を手で3すくい飲んで、残りは300mlほど。下山後は帰宅までに水分を合計2リットル+食事内の水分摂取。やっぱり山行中に飲む水少なすぎたか(^д^;)
靴は槍ヶ岳登山の経験を活かし、スカルパのガチガチの登山靴ではなく、よく使って馴染んでいるダナーライト2。いい選択でした。
前日の夜に自宅を出発し、安曇川の道の駅で車中泊をしました。翌日に安曇川駅前市営駐車場に車を駐め、5:42発の電車で和邇駅へ。和邇駅を出てタクシーを呼ぶも、祭日の早朝は運転手が出勤しておらず仕方なく歩くことになりました。思いもよらぬアプローチにげんなりしながら登山口へ到着。そこからしばらく歩いて林道が終わると急な斜面を登ります。やはり16kgは重いですがなんとかなる重さでした。
そして権現山に到着、上を仰げば雲が覆っていますが下界は見渡せました。そこから気持ちのよい稜線を歩き続けます。晴れていれば最高の稜線満歩でしょう。途中すれ違った年配の方に「蓬莱山はガスで何も見えん」なんて言われましたが、登山道の脇に居た地蔵さんに願を掛けたおかげか、蓬莱山で何とか下界を見渡すことができました。
しばらくびわ湖バレイをブラブラしてから、閉鎖されたジャイアントコースのロープを越えて比良岳方面へ。しんとした静けさの登山道をひたすら歩きます。ここまでの登山道に比べるとあまりインパクトはなく少し寂しさの感じる登山道でしたが、樹木に葉があまり付いていなかったのも原因でしょう。その後急登があり烏谷山で進路を東へとります。しばらく下ると小ピークとの鞍部が。ここで登山道は鞍部を北へ下る事になりますが、そのまま少ピークを登ってしまいました。明瞭な道が消えたため一度鞍部へ戻り、正規のルートで堂満岳をトラバースし、金糞峠を目指しました。金糞峠からはあまり登らなくて良い沢沿いのルートへ。八雲ヶ原へ到着したのは予定より1時間ほど速い15時でした。
人が多いのかと思いましたがテントは7張りほど。昨年来たときとは違い、しずかな八雲ヶ原でした。
テント幕営し、水を汲んだ後はまったりとした時間を過ごしました。
夜は暇になって20時半に就寝。自分にしては良く眠れました。一瞬自分の部屋にいると勘違いしてしまうほどに…。一日目は終始雲に包まれていました。祈りが届いたのか、雨は降りませんでした。
そして2日目、セットしたアラームの40分前の4時に起床。夜半強かった風も止み、曇ってはいますが雨は降っていません。食事をして身支度のあと6時に出発しました。
武奈ヶ岳へは残雪があり容易には通れそうになかったのでイブルキノコバの方から登りました。
ガスガスの中神秘的な雰囲気を感じながら山頂へ近づくとガスが晴れて最高の天気に。琵琶湖から沸き上がる雲海、山を隔てた西側は遠くまで見渡せる京都の山々。地形が織りなす壮大な景色に思わずため息が出ました。
その後は最後まで晴天が続き、釣瓶岳からの大展望の稜線歩きを満喫。木漏れ日の中歩くのも清々しい気持ちでした。しかし蛇谷ヶ峰手前、スタミナが切れかかり苦しい急登となりました。須川峠から登ってきたでかいザックを背負った学生にどんどん追い抜かれながら、最後の力を振り絞る思いで蛇谷ヶ峰に到着。人で溢れかえっていました。休憩後は急坂に苦戦しながら下山、少し水を節約しながら着いた釜ノ谷の沢水は最高に美味しかったです。腹痛は大丈夫でした^^w
縦走ゴールがくつき温泉てんくう。最高です。受付でザックを預かってもらい、即座に温泉にはいりました。
すっきりしたらシャトルバスを受付でお願いして、小学校前まで送ってもらいました。
とても疲れましたが充実した2日間でした。リトル比良はまたいつか、日帰りで重奏したいと思います。
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