鳥ノ胸山(67/山梨100)・菰釣山:甲相国境尾根再び、半袖隊長、緑滴る広葉樹林帯を行く
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- GPS
- 09:04
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,510m
- 下り
- 1,197m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 9:03
★EK度数:37.335=20.29+(1233÷100)+(943÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 20.29km /最高点の標高: 1355m /最低点の標高: 681m
累積標高(上り): 1233m / 累積標高(下り): 943m
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() 橋本駅北口06:20 ![]() ![]() ![]() ( ![]() 三ヶ木行き:普段から利用されている地元の方もビックリの超満員だったが一台運行 月夜野行き:全員乗り切れず、東野行き臨時便が増発された 長又行き:12人も乗っておりビックリ\(◎o◎)/! 【復路】山中湖平野BS17:40 ![]() ![]() ( ![]() 高速バスはドタキャン以外はほぼ満席で新宿到着は10分遅延 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【全般 ![]() ![]() ●全長20.2kmのうち、最後の4kmが舗装道路歩き(⇒赤線繋ぎのため)。 ●一般的には高指山まで登山道を歩いてから平野BSへ下るのが好かろう。 ●秋葉山・鳥ノ胸山への道は踏み跡が薄く入山者も少ない。 ●鳥ノ胸山以降は入山者が多い一般ルートで特に危険箇所なし。 【唐沢BS〜秋葉山〜鳥ノ胸山】 ●YK地図では破線ルートであまり歩かれていない模様。 ●秋葉山へは短いが崩れ気味の丸太階段道を一気に急登(ここまでは実線) ●秋葉山山頂は縦走ルートを少しだけ外れるが、 ![]() ●鳥ノ胸山では最初こそ踏み跡が濃いが、虎ロープでトラバースする辺りから踏み跡が不鮮明になる。 ●早めに尾根筋に戻って、とにかく赤テープを頼りにトップ目を歩くことが肝要。 【鳥ノ胸山〜甲相国境尾根】 ●浦安峠までの道(実線)は明確だが、甲相国境への直登ルートは破線。 ●取付いてしまえば道は明確だが、取付き地点の道標(=「大界木山登山口」)が朽ちて判読し難く、踏み跡とテープが頼り。 ●鳥ノ胸山から下り始めは、杉林の間の急降下で滑りやすい黒土なので要注意。 【甲相国境尾根】 ●東海自然歩道でもあり、整備された登山道。 ●菰釣山から石保土山の間には細かいアップダウンが多く、かつ、展望が開けないので忍の一字。 【山伏峠〜石割の湯】 ●道路歩きだが、歩道がないので暴走車に注意 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ★虫 ![]() ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() 秋葉山〜鳥ノ胸山:遭遇なし 鳥ノ胸山〜甲相国境尾根:男性シニア一人のみ 城ヶ尾峠〜菰釣山:20人規模団体二組+中年男性二人組+男女3人組+男性ソロ4人 山伏峠:女性ソロ1人 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★駐車場 ![]() ★携帯 ![]() ★温泉 ![]() http://www.ishiwarinoyu.jp/ ★飲食店 ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() ★前泊施設 ![]() |
写真
感想
【プロローグ】
久しぶりに100名山ピークハンターとして、山梨100の一つである鳥ノ胸山に狙いを定めて行って来ました。
鳥ノ胸山に登るのは別に難しさはないのですが、電車バス利用の日帰りだとアクセス(行き帰りとも)の難易度が相当に高いため、今まで二の足を踏んで来ました。
行きはよくても、帰り(下山後)はどこから?
一般的には「道の駅どうし」を拠点として歩かれることが多いようですが、そこに行くバスは平日あるいは土曜運行で休日は運行されていません(祝日の土曜に注意)。
検討を重ねた結果、西丹側から登って道志道に下るパターン、あるいはその逆が有効なのではないか・・・との結論に達しました。
帰りのバス便の多さを考えると、土曜に道志側から登って西丹側に下るのがもっとも安心だと思われます。
・・・が、たまたま手元に富士急高速バスの株主優待券(一枚、有効期限5月末日)が残ってしまったため、その処分(有効利用)も含めて考えた結果、大棚ノ頭と山伏峠の間の赤線空白区間を回収するとの、まことに「アンタも好きねぇ」的な発想で、本コースを計画しました。
せっかくなので、YK(山と高原)地図の破線ルート(秋葉山〜鳥ノ胸山、浦安峠〜甲相国境尾根)を選択して歩くことにしました。
本年1月28日、行ってみたら新雪が降り積もった甲相国境尾根を歩くことになってしまい、とても苦労して暗闇の山中湖畔(平野・旭日丘)に下りました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1054074.html
個人的には苦しかった山行の五本の指に入りますが、今回は同じ縦走コースとは思えぬ快適さでした。
前回は西丹側の大滝橋が起点でほぼ同時刻に出発していますが、今回の方が城ヶ尾峠に着いたのが1時間も早くて、心に余裕を持って歩くことが出来ました。
計画段階では、平野発15:10分の高速バスに乗れるかも・・・なんて思っていましたが、とてもじゃないけど甘っちょろい考えでした。
山伏峠から石割山に登り返して平野バス停に下ることも視野に入れていました。
山伏峠到着が15時15分だったので歩けないこともなかったのですが、それより温泉(石割の湯)に入ってサッパリしたい!との願望が優りました。
あれこれの打算が入り混じった結果の今回の甲相国境尾根歩きでした。
【ハイキング日和】
好天予報の週末でしたが、三ヶ木・月夜野行きの神奈中バス、長又行きの富士急山梨バスとも、これまで経験した中で一番の混み具合でした。
年に5回程度は「橋本駅⇒三ヶ木バス停⇒月夜野バス停」路線を利用しますが、まず、橋本駅でのバス待ちの列の長さに驚きました。
全員乗れるのかな…と不安でしたが、どうにかこうにか全員詰め込んで出発。
途中のバス停から乗ろうとした乗客は…乗れませんでした。
でも臨時便を用意する気配は全くありませんでした。
三ヶ木にて大半の客が月夜野行きに乗り換えますが、バスが若干小さいため、全員乗ることが出来ずに積み残しが発生しました。
月夜野行きは朝夕一本ずつしかありません…三ヶ木で置いてきぼりになったら、どうすることも出来ません。
すると係員がやって来て「東野行きの臨時便を出すので、月夜野まで行かない乗客は臨時便をご利用下さい、ご協力願います〜」と説明がありました。
ホッとひと安心、これで全員、目的地に行くことが出来ます。
拙者は、月夜野でさらに富士急山梨バスに乗換える予定で終点まで行きました。
すると終点まで乗っている乗客が15人もいたのです…拙者の経験では今までの最多で3人。
そしてそのうち12人が富士急山梨バスに乗り換えました…ビックリです。
電車やバスが混んだのはなにも北丹沢だけではなく、どこもかしこも混んでいたようです。
高尾山、奥多摩の川苔山や雲取山、丹沢の大倉尾根・表尾根・檜洞丸・・・どれだけ混み合ったのでしょうね。
【山梨100名山】
今年中に山梨100も70座を超えたいな・・・と思案中です。
残っている山の中で、電車バスで行ける山は限られてきました。
恐らく80座を超えるまではなんとか前に進めそうです。
問題はそこから先・・・いずれの「ナントカ100名山」も80座を超えると、そこから先にはなかなか進まないものです。
【色んなコース】
今回も色んな方とお話をする機会がありました。
菰釣山を歩く場合、「道の駅どうし」を基点に城ヶ尾峠と共に周回される方が多いようです。
その中で今回ビックリしたのは
●「籠坂峠から西丹まで日帰り」(菰釣避難小屋でお会いした同年代?ハイカー氏)●「馬場西バス停から旭日丘まで日帰り」(同じバスに乗車し菰釣山で一緒になった拙者より若干若いランナー氏)
●「渋沢駅から丹沢主稜・御正体山を超えて大月までテント・小屋4泊縦走」(青年ハイカー氏)
●「スカイバレーキャンプ場から前ノ岳・菰釣山を経て大栂ピストン」(菰釣山でお会いした同世代ハイカー氏)
●「旧・横浜市野外活動センター跡からハン木ノ頭」をわざわざ歩きに来た古希ハイカー氏
などのコース設定を聞いて、大いに刺激を受けました。
刺激を受けても・・・拙者が歩こうにも無理な設定も多いですが。
★鳥ノ胸山(とんのむねやま)1208m…山梨100名山/67座目
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
この記録に関連する登山ルート
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半袖隊長、こんにちは。山行お疲れ様でした。
自分が行きたいコース設定、行くためにはどこを頑張ればよいのか、それが良くわかるレコだなあとお改めて感じます。山梨百名山の鳥ノ胸山に行きたい、それだけだったらあっという間、付加価値をどうつける、そしてそのために必要な交通機関は、だから毎回すごいレコになるのでしょうね。
甲相国境尾根、計画はあります。いずれ行ってみたい企画になっています。
aideieiでした。
半袖隊長〜。おこんばんは〜🎵
今日は洗濯したり、登山道具の手入れしたりして、ダラダラしてたkazu5000です。
さて、ちと暑かったけど絶好のハイキング日和でしたね。富士山🗻もバッチリで、さすが山梨!
しかし、季節によって山の表情は全く変わりますね。特に積雪期は、イージーなトレイルが悪魔のトレイルに変化したり、本当に面白い!
様々な百名山制覇、赤線繋ぎ、新たな径の開拓等々…
本当❤あんたも好きねぇ❤
お疲れさまでした〜(´▽`)ノ
菰釣〜高指間は残雪期に既に歩かれていたので(笑)
どこを通って石割の湯かと思っていたのですが
そこはリベンジだったのですねー
流石に暑過ぎて温泉に寄りたい一日でしたね
まず・・・登山口に最も早く着いて何時なのか?
この調査が始まりですね。
今回は意外にも「道の駅どうし」付近に8時30分頃に到着だったので、そこそこの距離は歩けるな・・・と安心しました。
しかし夏場は地元駅で始発電車に乗る頃には、もうすっかり明るいので、「もったいないなぁ・・」といつも思います。
もう2〜3時間早く歩き始められればなぁ・・・なんて、歩いている最中(特に後半戦)によく思いますが・・・それって駅で徹夜作戦ですね。
企画力+突破力・・・諸刃の剣?
拙者も昨日は久しぶりの在宅ダラダラでした
お袋殿と
お陰さまでいつも遅〜〜いレコアップが…翌日に出来ました
さて年内に二度も甲相国境尾根(西側)を歩く積りはなかったのですが、鳥ノ胸山に登って合わせ技で歩くおニューの道がなかったもので、新雪で四苦八苦した道を再度試して来ました。
そうです・・・すっかり別の道でした。
これがまた秋に歩けば素晴らしい紅葉に包まれたプロムナードになっていることでしょう。
二度あることは三度あるか???
まず鳥ノ胸山ありき・・・その次に富士急バス株主優待券の消化ありき・・・でした。
するとゴールは平野〜旭日丘の間にほぼ絞られてしまうのですよ。
石割の湯に行ったのは今回が初めてでした。
石割山には二度登っていますし、平野バス停は昨年から何回か通過しているのですが、いつも帰りのバスが気になって…石割の湯はパス。
拙者の方が2時間ほど入浴時間が遅いので、そこそこの混みようでしたよ。
今回は 鳥の 胸 を借りての 修行ですか?
鳥ノ胸山 面白そうですが、かなり急な登りと聞いております。
それを あの 暑い日に
そういえば 最近 甲相国境に ちょくちょく 出没なさってるような気もしますが、、
冬ではなく 暑い時に行くと あのコースは 結構アップダウンがあったので 蒸し鶏か 焼き鳥 に なってしまいそうですよ。
石割の湯 まだ 行ったことがありません
いつか行ってみたいです(できれば すいてる日に)
では tsui
拙者にしては、今年は西丹沢・北丹沢率が高いですね。
今年のトップが畦ヶ丸の3回、続いて菰釣山が2回で続く結果となっております。
鳥ノ胸山は急坂ではありますが、素直な道なのであまり大変さは感じませんでした。
破線ルートを辿ったので踏み跡が薄いとの難点はありましたが・・・。
菰釣山までもそれなりに凹凸がある道ですが、今日の最高峰に向かっているのだから当然かな・・・と思うのですが、逆に菰釣山からは下りだからな・・・なんて軽く思っていると結構厳しいアップダウンがありますね。
石保戸山を過ぎてようやく平坦になって安心しました。
石割の湯・・・芋の子を洗うほどではないにせよ、それなりの混んでいて、露天風呂はいつも満員でした。
でも。当日は特別に混み合ったようですよ。
同じ日にyamabeeryuさんが、先週歩かれた、石棚山辺りを歩いてきました。
こちらのレコのコメで失礼しますが、大変参考になりました。
ありがとうございますm(_ _)m
西丹沢行のバスはやはり混み合っていましたよ。
この日は暑かったけれど、富士山が綺麗に見れてよかったですね
丹沢から山中湖まで歩かれて
お疲れ様でした。
檜洞丸レコは既に拝見しました。
シロヤシオはごく部分的に……だけのようですね。
同じ丹沢でも道志側からとなると、交通手段に制約があるので、思い立ったら……と言うわけにはいきません。
なのでいつもより賑やかでしたが、混むほどではありませんでした。
コンビニでビールが買えないかも……これから2時間どうしよう(゜o゜;)と暗澹たる思いになりました。
……が、なんとかなっつホッとしました(^_^;
今、1,000〜1,500mクラスが新緑萌える道ですよね。こちらの稜線にはシロヤシオはないんですかね〜。
リベンジ菰釣、雪はなく楽勝とのことですが、ヒル様には遭いませんでしたか?最近西丹も汚染されてきたとか…
しかし、最近絶好調ですね〜
小生は、依然低空飛行が続いています。快晴の週末、山梨100目指した隊長、山無しの小生
菰釣山(城ヶ尾〜山伏峠間)空白地帯です。ますます高く険しく思えてきました。
他の方の甲相国境尾根レコを拝見しても、魅力は花ではなく新緑ですね。
シロヤシオには全く気付きませんでした。
ミツバツツジやヤマツツジの紅系も、ポツポツ咲いている程度でした。
ヒル殿には幸いにも出合いませんでした。
鹿が増えて、行動範囲が広がるにつれて、ヒルの勢力範囲も広がっているのでしょうね。
篭坂峠から西丹への強者・・・世代は若干下ぐらいの方でしたが、「西丹からしかバス乗り場がないから」との論理で西丹なのですと。
篭坂峠自体の標高が高いので累積標高↑はあまりないとは思いますが、とにかく長い・・・。
御殿場からのバスで朝8時20分頃に出発と聞きました。
西丹19時台の最終バスには乗れるとは思いますが…いやはや\(◎o◎)/!でした。
菰釣山(城ヶ尾〜山伏峠間)空白地帯は、バニちゃんで道の駅に乗付け、登山口までバス移動し、下山は道の駅へ・・・が理想的でしょうか?
こんにちわ。
道志の方は、交通が不便ですが、隊長さんのレコを見せていただくととても参考になります。
鳥ノ胸山って初めて知りました。隊長さんのようには、歩けませんが、行けないと思っていた山域も、あきらめずに調べなくてはと思いました。
21日のレコが上がらないな〜と思っていたら、おウチにいらしたのですね。たまには、寝坊もいいのでは?
道志道の月夜野から先のバスは、拙者も初めて利用しました。
実は1年程前までは、月夜野から先に乗り継げることを知りませんでした。
たまたま終点の月夜野まで行って、すぐに歩き出さずにウダウダしていたら、神奈中バスではなく富士急バスが来ました。
よ==くバス時刻表を見てみたら、・・・そうなんです、土曜日だったから山中湖方面に行くバス便があるんです。
随分と奥ゆかしいバスなので、山中湖までは行かず、途中の長又バス停止まりってところが微妙なんですが・・・。
平日は小中学校の生徒の利用が主だと思います。
さて21日は寝坊せずに朝5時には起きておりました。
もともとお袋殿と昼食を食べる予定でした。
ところが…なんと…ドタキャン
年寄りなので、その日によって体調が異なるので致し方ないのですが…。
おまけに左足の裏の指の付け根が痛いのです(土曜は痛いのを我慢して歩いていました)。
。。。ということで、大人しい日曜日を過ごしておりました。
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