「大山」の花のユートピアで「三鈷峰」をピストン
- GPS
- 08:12
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:09
天候 | 快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
私の場合は、山口県なので、 中国自動車道→三次東JCT→松江自動車道→宍道JCT→山陰自動車道→米子IC→大川寺・・・・が最短コースで、途中休憩を入れても4時間余りで到着しました。 ※【車中泊で前泊】 夏山登山口前の無料駐車場(約40台・水洗トイレ・登山ポスト有り)に駐車し、プリウスの後部座席を倒し、フラット状態にすると約2mあるので、前席と後席の間に遮光カーテンを配置し、自動で空気が注入されるエアマットを敷き詰めて寝室に改装した中で、ニトリの薄手の布団にくるまって朝までぐっすり就寝しました。長時間、同じ姿勢を強いられる座席で寝る苦痛から解放されました。夜間の駐車時には、10台程度の駐車だったのが、朝目覚めてみると満車状態になっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●三鈷峰(さんこほう)について 「三鈷峰」(標高1516m)は、鳥取県大山町にあり、「大山」の稜線にあるピラミダルなピークで、開山1300年を迎えた「大川寺」参道から続く登山道の最高頂点にある山で、そのコースを「ユートピアコース」とも呼ばれている。その分岐の「剣が峰」方面に続く途中には、「ユートピア避難小屋」が有り、かつては、ここから、「剣が峰→弥山」への縦走路ともなっていたのであるが、近年、剣が峰付近の稜線の自然崩落が著しくなり、現在では縦走が禁止されている。「ユートピア」と呼ばれるように、特に春から夏にかけては、登山道付近には多くの花々に接することができる。 ●危険箇所 強いてあげるなら、特に、「三鈷峰」の頂上付近の鋭い岩石の崩壊部分で、慎重に三点支持で登る必要があります。ロープも部分的にありますが、浮き石などに注意し、転落しないように細心の注意が必要です。 |
その他周辺情報 | ※【日帰り温泉利用施設】 ●大山 火の神岳温泉 豪円湯院(年中無休) ・住所:鳥取県西伯郡大山町大山25 (付近に無料専用駐車場有り) ・TEL:0859-48-6801 ・営業時間:11:00〜20:00(期・曜日により変動あり。受付30分前まで。) ・入浴料金:大人380円。子供300円 ・HP: http://www.goenyuin.com/onsen/ 大山登山のあとに利用しました。駐車場は広いです。内湯の温泉には神棚があって、ありがたい温泉のような気がしました。露店風呂からは大山を眺めながらゆったりと入ることが出来ます。ボディーソープ、シャンプー、リンス、ドライヤーもあります。御食事処もあり、そこで夕食を済ませ帰りました。ここは、ラストオーダーは、17時30分までなので注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ロールペーパー
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
Iphone7plus
|
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感想
● 大山(弥山)には、一昨年を含めて、既に2度、夏山登山コースで登った経験があります。しかし、大山寺→奥宮→下宝珠越→中宝珠越→上宝珠越→ユートピア避難小屋→三鈷峰に至る通称「ユートピアコース」は、未経験であったため、いつかは、「自分で考え、分析し、行動する」単独で登りたいと以前から思っていたわけですが、いよいよ5月の連休も終わり、「人も少ないだろうし、新緑の季節で快晴間違いなし!この絶好の機会を逃してはならない!」と、今回の登山を決行したわけです。
● 夏山登山口付近の駐車場で車中泊した朝、バタン、バタンとあちらこちらの駐車車両のドアを開閉する音が響き、その後、トイレ周辺に沢山の登山客が集合し、人員の確認、登山の説明、ストレッチ体操・・・と鳥取県内の登山愛好家団体が大山登山の準備をされていました。
● 今回の登山では、このコースが「ユートピア」と呼ばれるように、花々に遭遇する機会が多く、「ダイセンミツバツツジ」のピンク色に染まった登山道を歩いていると、本当に「ユートピア」の世界に来たような気持ちになれました。やはり、来て良かったーとつくづく思いました。登山道などで出会った人は、単独の男性が3人、アベックが2組、若い男女の5人グループが1組、中学生の子連れの親子が2組、それに、年齢が30〜40代の単独山ガールが・・なんと5人もおられました。女性は強し!・・ですね。単独では、男性よりも女性の方が多かったのは、今回が初めてでした。それにしても力強い歩きでした。アルプス登山のためのトレーニングなんでしょうかね?
※【反省点】
登山靴を忘れていたことです。
出発直前まで、車に載せなければ!と思っていたのに!
まさか!・・・到着したときに気がついたわけですが、「ああ!どうしよう!」と迷いましたが、今さら帰るわけにも行かず、車両運転用に履いていたダンロップ製のスニーカーを見ているうちに、「まぁ、これでも慎重に歩けばなんとかなるだろう。」と、そのまま登ることにしました、本来ならやはり登山専用の登山靴の方が耐久性が有り、悪路でも足への負担や衝撃も緩和されるし、グリップ力もあり、安心して登山ができるのですが、今回は、もう仕方ないと思いました。よくよく考えると、そもそも、30歳当時会社の同僚と初めて登った「大山(弥山)」では、夏山登山道のコースをジャージとスニーカー状態だったわけで、登山用具は何一つなかったのですから、それに、昨年末に登った九重では、若いアメリカ人4人連れと遭遇、いずれもスニーカーで登山靴は履いていませんでした。私が、それを指摘すると、ニヤリと笑い、「ノーノー!グッドコンディション!」と答えたのを思い出したからです。
・・・幸いに、靴紐を通常よりもきつく締め直し、慎重にゆっくり歩いたせいか、なんとかセーフで靴の破損や怪我や足の痛みなどもなく無事に下山できました。
しかし、やはり、このようなことは今回限りにしたいと思います。
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