一部読図トレーニング:大菩薩嶺〜小金沢山〜大谷ヶ丸〜北西の尾根



- GPS
- 28:26
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,805m
コースタイム
甲斐大和駅8:10発=栄和交通バス=上日川峠9:00着
上日川峠9:05発-富士見平9:35着(予定20分、実際35分(じっくり読図しながら歩いてた))
富士見平9:45発-雷岩10:50着(予定70分、実際65分(途中10分休憩あり))
雷岩10:50発-大菩薩嶺11:00着(予定10分、実際10分)
大菩薩嶺11:02発-雷岩11:09着(予定分、実際7分)
雷岩11:10発-賽ノ河原11:36着(予定25分、実際26分)
賽ノ河原12:12発-大菩薩峠12:26着(予定10分、実際14分)
大菩薩峠12:31発-石丸峠13:10着(予定30分、実際39分(途中10分休憩含む))
石丸峠13:12発-狼平13:31着(予定20分、実際19分)
狼平13:34発-小金沢山14:27着(予定50分、実際53分)
小金沢山14:50発-牛奥ノ雁ガ腹摺山15:28着(予定35分、実際38分)
牛奥ノ雁ガ腹摺山15:28発-黒岳17:03着(予定60分+休憩20分、実際95分(途中16分休憩含む))
黒岳17:10発-湯ノ沢峠18:11着(予定40分、実際61分(途中3分休憩含む))
湯ノ沢峠18:11発-湯ノ沢峠避難小屋18:13着
[2日目]
湯ノ沢峠避難小屋5:06発-湯ノ沢峠5:08発
湯ノ沢峠5:08発-大蔵高丸5:42着(予定30分、実際34分)
大蔵高丸5:42発-ハマイバ丸6:08着(予定30分、実際36分)
ハマイバ丸6:11発-(6:14-6:18一時左(北)に道を外した)-米背負峠7:00着(予定45分、実際49分)
米背負峠7:00発-(滝子山への分岐7:21通過)-大谷ヶ丸7:23着(予定20分、実際23分)
大谷ヶ丸8:02発-1489ピークの尾根への分岐8:05着
1489ピークの尾根への分岐8:08発-約1640ピーク8:20着
約1640ピーク8:30発-1489ピーク9:36着
1489ピーク9:47発-1387ピーク10:10着
1387ピーク10:25発-北の尾根1360付近10:31着
(写真D)行くべき尾根の方位や尾根の数がなんだかおかしい。現在地をもう20mほど北に下った所と思い違いをしていたことには気付かなかった。
北の尾根1360付近10:38発
10:45-10:50 少し下った所で読図をし、間違っているということだけは確信を持ったが、正確な現在地は不明なまま。大きくづれていないことも確信していたのでこのまま進む。
10:56 沢が見えてきた。尾根から左斜面の谷へ降り、正面の沢へ向かう。
11:01 沢に出た。ガードレールも見える。
11:19 少しガードレールが見やすいところまで行ってみたら、だいぶ高いところにある橋のようだ。
11:23 少し戻った後、右岸を登り、道路の方向へ歩く。
11:31 もっと大きい沢の左岸に出て、その向こうに橋がある。行けない。結局その場所からさっきの小さいほうの沢へ降りる。
11:33 橋のふもとまで来てみたら、なんなく登れた。やっと道路へ。読図トレーニング終了♪
(大谷ヶ丸から道路まで、ざっくり3時間を予定していた。実際3時間31分)
大蔵沢2号橋11:51発-天目山やまと温泉13:25着(予定80分、実際94分)
やまと天目山温泉15:31発=栄和交通バス=甲斐大和駅15:45着
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://eiwa-kotsu.com/timetable/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
甲斐大和駅から上日川峠行きのバスは非常に乗客が多く、臨時便を出していた。 天気のいい休日であれば、中央本線下りの甲斐大和駅8:02着の電車の1本前(7:47着)で来ても、予定時刻より前に出発する臨時バスが出ている可能性があるとのことでした(あくまでその日の状況次第なので保証はしません)(バス会社社員情報)。 ロッジ長兵衛の屋外休憩所に黄色い登山ポストあり。 自分で見たわけではなく準備段階で知った情報として、上日川峠、富士見平、大菩薩峠に、トイレあり。 湯ノ沢峠の避難小屋の所 避難小屋にはすでに8人ほどいたため、私達はそのそばでテント泊をした。きれいなトイレあり。水洗ではないのにバイオ処理効果で臭くない。水場は小屋から2分弱のところにあり。駐車スペースは5台分くらい。4台停まってた。 やまと天目山温泉 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu_wdm/html/fun-1/13723483609.html 市外・大人・3時間以内利用は500円/人。 pHが10を超えている、非常にアルカリ性の温泉。ぬるぬる〜。 畳の大広間や食堂あり。食堂での注文品を大広間で食べることも可。 |
写真
感想
今回、前半は大菩薩嶺のピークハント。後半は、書籍「山岳地形と読図」に紹介されていたルートの、読図トレーニング山行を行った。
大谷ヶ丸から1489ピーク、1387ピークを通る尾根。西尾根って言うのかな?西別尾根って言うのかな?
いいトレーニングになった。
これまでも登山者が入っているようで、道が出来ていましたが、基本はケモノ道な感じもする。鹿のフンがいっぱい。場所によっては完全にヤブこぎ。ササヤブなのでそんなにつらくはない(沢登りのツメで経験済みってこともあるため)。
慎重に、これから歩く方角、ピークに向かうこと、コルに向かうこと、見えてくる予定の尾根や谷などなどを考え、また、実際に登っていること、下っていること、どんな方角に歩いているか、予定通りの尾根が出てきたかなどなどをとらえて歩いた。おおむね予定通り歩く事が出来た。
最後に一箇所、読図を誤り予定よりも少し東のルートを通って道路に出てしまった(写真Dにつけた文章参照)。結果論で言えば、最後についても予定の尾根を行くより道路へ行きやすかったのでは、と思う。尾根から道路へ出る場所は、かなり急な法面(のりめん)ばかり。
なにより、考えながら少しずつ進んでいくことが非常に楽しかった。あるスタート地点から目的地点までの間が、単なる通過ルートではなく、その歩く工程そのものを楽しむ事ができた。
また、初日の大菩薩峠なども、午前中は富士山が良く見えてよかった。
(日記的な小ネタ)
[焼き肉](写真A及びB)
生の牛カルビ肉を冷凍し、700gの杏仁豆腐(ビニールパック包装)も冷凍してそれを冷媒にして、タオル等でくるんで持って行った。家を5時過ぎに出て、19時すぎの夕食時において、肉はしっかり冷えていた。杏仁豆腐製品中の糖液は解けきっておらず、若干ゼリー状だった。多分、翌朝までも肉は腐らなかっただろう。
[寝袋](写真C)
ゴールデンウィークに買ったナンガの寝袋(ダウンバック450STD/レギュラー、楽天のとあるショップで当時は11500円)。ゴールデンウィークの山行は日帰りで寝袋を使用しなかったため、今回が初使用。これまではイスカのアルファライトシリーズのウルトラライトを使用していたため寒いときが多かった。寝まきとしてのみ使用するために、わざわざかさばるフリースを持っていったこともあった。今回は非常に暖かく、快眠できた♪(ただし、これまでと同様、ゴアの雨具着用で寝た)
[地形図]
以前日記も書いたのですが、カシミール3Dで、ウォッ地図を読み込んで、それをプリントして使用した。25000分の1の地形図を、10000分の1縮尺に変更して、緯度・経度・磁北線を入れ、プリント。読図の書籍には自分の感覚を保つために25000分の1を原寸で使用することを勧めているが、まあ、常に10000分の1で使用するなら問題ないでしょう。とても見やすくて役に立った。
[地図ケース]
地図ケースは、自分の日記で勧めていただいた、百均で購入したクリアポケット(ダイソーの文具コーナーでは、「A4クリアポケット テープ付」というのが11枚入りで売っていた)。両日とも雨ではなかったのでフタは留めなかった。おすすめ通り、透明性に優れていてよかった。
[初GPS]
今回、GPS(アイ・オー・データの「旅レコ」)を買って初めての山行。本格遭難をしたわけではないから、登山中に直接は活躍しなかったが、ログがちゃんと取れていることを信じて、(1)登山中、コースタイムをメモらずに済んだことで間接的には登山中も役に立った。さらに、(2)ログを帰宅後に見直すことで、写真Dのような検証ができ、とても有意義だった。
[足首の靴当たり?]
連れの靴は、ミドルカットのトレッキングシューズなのだが、多くの靴と違い、足首周りのかかと側の部分が上方にでっぱっている。そのせいで下り斜面で足に当たり、これまで苦しんでいた。
今回、百均で中敷き(ジェル状、かかと側半分のサイズ)を4枚購入し、片足に付き2枚ずつ入れ使用した。その他、厚手靴下やテーピングも併用したが、この中敷きの効果が絶大だった。全然痛がっていなかった。
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