奥茶臼山（日本三百名山）

2017年05月29日(月) [日帰り]

• GPS: 06:56
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,220m
• 下り: 1,204m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:57

3:57 スタート地点
3:58 3:59 しらびそ峠
4:31 4:31 前尾高山
5:08 5:19 尾高山
5:49 5:49 奥尾高山
6:32 6:44 岩本山
7:34 7:35 奥茶臼山
7:43 8:03 集木場飯場跡地
8:10 8:10 奥茶臼山
8:49 8:54 岩本山
9:33 9:33 奥尾高山
10:01 10:05 尾高山
10:33 10:34 前尾高山
10:54 しらびそ峠

【メモ】

・奥茶臼山への道のりは、
　目印を見落とさないように
　注意して進みましょう。

写真

しらびそ峠を4時に出発であります。すでにうっすら明るいんだな。

こちらが尾高山〜奥茶臼山への登山口。

登山届の用紙は山ほどありますがペンが一本もないですよ。

奥茶臼山まで8km・・・距離を聞いただけで出鼻をくじかれてしまう。

元気よくスタートです。

序盤からそこそこな登りでシンドイ。

早くも明るくなってきました。

少し登るとなだらかな道に変化します。

明るくなるにつれ、野鳥のさえずりが聞こえ始めてきました。

前尾高山（2,082m）を通過。

このあたりから、かなり長い距離に渡って標高2,000mあたりを登ったり下りたりの繰り返しになります。

ああ、朝日。

今日は天気が良くなりそうでうれしいな。

南アルプス主稜線の山々。

尾高山まではそれほどキツイ登りもなく順調に進むのであった。

ゴツゴツした岩が出てきたら山頂はすぐそこ。

尾高山（2,212m）到着しました。

三等三角点「尾高沢」

ここから奥茶臼山に向けて長〜い長〜い稜線歩きが始まりますよ。

岩や木の根が増えてくる上に、登山道がクネクネしているので、道間違いしないよう、踏み跡と赤テープをていねいに追って進んでいきます。

樹木の匂い、ひっそりとした雰囲気、野鳥のさえずり、南アルプスのメジャーな山々とはひと味違う醍醐味であります。

このコースは苔が大量に生えていてとても瑞々しいのだ。

奥尾高山（2,266m）を通過。

踏み跡はハッキリついてますが、ちょっと油断するとルートを外れやすいので気を抜いてはいけません。

赤色チャート。

深南部の雰囲気がいい。

まだ少しだけ雪が残っておりました。

あ、のしいかだ！

リンボーダンスで通る。

今日の忘れ物。

岩本山（2,269m）を通過。

あとひと踏ん張り。

最高の天気になりました、というかアヅイ。

雪の重みで草がしんなりしてフカフカ。この上にテントを張ったらマットなしでも眠れそう。

最後の登り。

奥茶臼山（2,473m）ようやく到着であります。

二等三角点「奥茶臼山」。

山頂はスルーして、赤テープを追いながら北に進む。

一気に開けてきたよ。

中央アルプスがドーン。

南アルプスもドーン。

小屋の残骸。杣小屋かな？

すげえレトロな富士通ゼネラルのブラウン管テレビがありました。

荒川岳と赤石岳（推定）

塩見岳（推定）

仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳（推定）

白根三山（推定）

最高の展望を堪能しながらパンを食べてホゲーとする。

中央アルプスのうしろに見えるのは御嶽山かな。

登り返しダリィ。

いよいよ夏山シーズンなんだな。

帰りはスタスタ。

ぜんまいピンピン。

最初のうちは楽しかった樹林帯歩きもだんだんダルくなってきた。

登り返しが切ない。

前尾高山を通過すればあとは下るだけなのでラクチン。

大したビューポイントでもないのでスルー。

ハイランドしらびそが見えてきました。

あとちょっと。

ただいま〜。

ああ、楽しかった。

シーンとしてるハイランドしらびそ。

とりあえずお風呂。

よーし、入っちゃうぞー！（女湯）

天気も良かったし、いい山歩きだったんだな。

何か食べてこ。

山菜そばが大変おいしゅうございました。

さよなら南アルプス。

感想

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そろそろ雪も溶けたころだろうと思い、
夏の南アルプス登山の前哨戦として
奥茶臼山へ行くことに。


前日入りしておいたので、
時間にも余裕があって良かった良かった。


ひたすら樹林帯の中を歩く単調なコースですが、
南アルプスの静かな雰囲気を堪能できるとてもいいコースで、
南アルプスはいいなあと改めて思える一日でした。


月曜日にもかかわらず、
好天のおかげか合計7人の方とすれ違い、
人気のある山なんだなと感心。


よく考えたら日本三百名山のひとつだったっけ。





おわり