強風の恐怖。南八ヶ岳左回り一周（赤岳，横岳，硫黄岳，阿弥陀岳）

2017年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,619m
• 下り: 1,613m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:03
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:16

4:44 やまのこ村
4:50 4:51 美濃戸山荘
6:24 6:29 中ノ行者小屋跡
7:14 7:19 阿弥陀岳北稜
7:35 7:42 阿弥陀岳
8:00 8:02 中岳のコル
8:11 8:13 中岳
8:31 文三郎尾根分岐
9:03 9:07 赤岳
9:11 9:16 赤岳頂上山荘
9:34 9:35 赤岳天望荘
9:35 9:37 地蔵の頭
9:48 9:49 二十三夜峰
10:09 10:10 鉾岳
10:19 10:20 横岳（三叉峰）
10:29 10:43 横岳（奥ノ院）
11:05 11:17 硫黄岳山荘
11:37 11:39 硫黄岳
11:53 11:55 赤岩の頭
12:41 12:47 赤岳鉱泉
13:27 堰堤広場
14:00 やまのこ村

記録が途中でエラーになりルートは山行計画のままです。
赤岳〜横岳〜硫黄岳の稜線歩きは、風を気にしながら慎重に休み休み歩いたため、参考にはなりません。

天候

曇りのち晴れ。（強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

<行き>
4:06　やまのこ村駐車場　着（スタートは4:44）
＜帰り＞
14:00　やまのこ村駐車場　発

コース状況／危険箇所等

2500mを超えると超強風。
しばらく、岩にしがみついて耐えるくらい強風だった。
特に、横岳と硫黄岳の間が強く、次に赤岳と横岳の間が強風だった。
雪は行者小屋と中岳のコルの間と赤岩の頭と赤岳鉱泉の間に少しあったが、通常の登山靴で問題なかった。アイゼン等は不要。

その他周辺情報

小斉の湯　700円　※展望の露天風呂あり。
http://www.kosainoyu.jp/

写真

6/10 4:44

美濃戸（やまのこ村）よりスタート。

6/10 4:46

赤岳山荘を通過します。

6/10 4:47

橋を渡ってスタートです。

6/10 4:50

美濃戸山荘を通過します。
水を頂きました。

6/10 4:51

北沢，南沢の分岐です。
朝は南沢ルートで行きます。

6/10 4:53

歩きやすい登山道です。
倒木をすり抜けていきます。

6/10 4:56

マイナスイオンいっぱいの気持ち良い道です。

6/10 5:03

いくつもの橋を渡ります。

6/10 5:32

少し急な石だらけの道に変わりました。

6/10 5:36

あまり意味のない橋。
橋の横を歩いて行けます。

6/10 5:44

水がキレイに澄んでいます。

6/10 6:04

横岳が見えてきました。

6/10 6:19

赤岳が見えてきました。
思ったより行者小屋は遠い。

6/10 6:21

行者小屋が近い？

6/10 6:24

程なく行者小屋に到着。寒い。
テントは15くらいでした。

6/10 6:24

行者小屋から阿弥陀岳，中岳。

6/10 6:24

行者小屋から赤岳

6/10 6:24

行者小屋から横岳

6/10 6:27

行者小屋から硫黄岳。

6/10 6:28

行者小屋を出発です。

6/10 6:37

赤岳と阿弥陀岳の分岐。
阿弥陀方面へ

6/10 7:04

中岳のコルに向かう途中より。
道は所々、雪で覆われていたり、キレ落ちてかけていました。

6/10 7:13

中岳のコルに到着。
今日は寝不足と寒さで少し調子が悪いです。

6/10 7:13

阿弥陀岳の登り。
ザックをデポして、ストックを使わず頂上に這い上がります。

6/10 7:14

中岳，赤岳方面。
先ほどまで天気でしたが、灰色の雲が赤岳の頂上を覆ってきました。

6/10 7:14

権現岳方面。

6/10 7:35

阿弥陀岳頂上に到着。
ハシゴと鎖場を登りました。

6/10 7:36

頂上の雰囲気。
赤岳から灰色の雲が阿弥陀岳までやってきて視界は悪いです。

6/10 7:36

阿弥陀岳の三角点にタッチ。

6/10 7:37

撮影頂きました。

6/10 7:51

阿弥陀岳下りの途中より。

6/10 8:00

下りてから、阿弥陀岳の下りを再び振り返ります。
実はこの時点でかなりバテでいました。

6/10 8:11

中岳に到着。

6/10 8:12

中岳から行者小屋方面。

6/10 8:12

阿弥陀岳も頂上が雲に覆われています。

6/10 8:19

中岳を降りてきました。
赤岳方面はガスに覆われています。

6/10 8:31

行者小屋からの道との合流点。
風が強く寒い。
これから地道に少しずつジグザグに登って行きます。

6/10 8:42

権現岳との分岐に到着。
ここから岩登りに変わります。
ストックをしまい、手袋を使います。

6/10 8:46

雲がはれてきて、権現岳方面の稜線がキレイに見えました。

6/10 9:03

赤岳頂上に到着。
はあはあとかなり息をあげながらなんとか到着できました。

6/10 9:05

赤岳頂上から阿弥陀岳。

6/10 9:06

山梨百名山の塔。

6/10 9:08

赤岳より硫黄岳方面。

6/10 9:11

赤岳頂上山荘。

6/10 9:14

これから向かう横岳方面。
赤岳展望荘が見えます。

6/10 9:15

赤岳頂上を振り返ります。
本当に土が赤いです。

6/10 9:15

6/10 9:15

阿弥陀岳を見ます。
寒くて体が震えてきました。間食を食べ早く体を動かします。

6/10 9:29

横岳，赤岳展望荘がはっきり見えます。

6/10 9:30

行者小屋が良く見えます。

6/10 9:34

赤岳展望荘に到着。
ここら辺から、風がさらに強くなりました。
身をかがめながら歩いていきます。

6/10 9:38

地蔵尾根への分岐に到着。
風が強く、ここから下山する方が沢山いました。
私も悩みましたが、学生さんらしい青年が行ったので良しと思いついていきました。ここで頑張り、体調はかなり回復。

6/10 9:44

横岳に向かうには急峻が山をいくつも乗り越える必要がありました。

6/10 9:48

阿弥陀と中岳がキレイに見える位置です。

6/10 9:49

赤岳から通ってきた稜線です。

6/10 9:55

赤岳，中岳，阿弥陀岳。
天気がはれてきてキレイに見えます。何度も振り返ります。

6/10 9:57

道幅が狭いのでクサリ場があります。ここは風が弱くて良かった。

6/10 10:03

岩場を歩いていきます。

6/10 10:13

ここが横岳...とおもったら。

6/10 10:13

違います。

6/10 10:19

ここも違います。

6/10 10:25

赤岳から歩いてきた稜線です。

6/10 10:29

やっと横岳に到着。

6/10 10:30

硫黄岳方面。

6/10 10:31

小同心

6/10 10:32

行者小屋，阿弥陀岳。

6/10 10:33

6/10 10:42

赤岳と横岳の色の違い、わかります？
赤岳展望荘を境に色が違います。

6/10 10:52

大同心。

6/10 11:05

硫黄岳山荘に到着。
横岳からココに来るまでの間は一番の強風でした。
土ほこりや砂が目に入り目も開けられず、岩にしがみついて待っていた時もありました。
実は花粉用メガネを持っていましたがかけるのを忘れていました。

6/10 11:17

山荘でトイレを借りて一休み。さあ、砂ぼこりの道に出発です。
ここからは岩登りではないため、ストックを使います。

6/10 11:37

何とか頑張って、硫黄岳に到着。

6/10 11:39

赤岩の頭方面へ

6/10 11:40

登ってきた阿弥陀岳〜中岳〜赤岳〜横岳が見えます。

6/10 11:42

帰り道の標識です。
実は、風よけの小休止に使っていました。

6/10 11:48

北八ヶ岳方面。

6/10 11:49

赤岩の頭，雪が見えます。

6/10 11:52

赤岩の頭から、赤岳，横岳。

6/10 11:53

赤岩の頭

6/10 11:54

赤岳鉱泉に向かいます。

6/10 12:38

40分程下って来ました。
赤岳鉱泉の近くの川。色が赤いです。

6/10 12:41

赤岳鉱泉に到着。
道の途中に雪がありましたが、アイゼンなしで大丈夫です。

6/10 12:41

美濃戸の向かいます。

6/10 12:43

6/10 12:47

赤岳鉱泉と赤岳，横岳。

6/10 13:13

13:00頃から雨が降り始めました。
北沢の川。色が赤いです。

6/10 13:27

堰堤広場を越えたあたりから林道になりました。
雨は上がった模様です。

6/10 13:55

北沢，南沢の分岐に戻ってきました。

6/10 14:00

やまのこ村に戻りました。
9時間半の長くてややキツイ，でも充実と達成感の山行でした。

撮影機器：

ALE-L02 HUAWEI

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 計画書 GPS 携帯 時計 タオル ストック カメラ ヘルメット

感想

wakushige

八ヶ岳（赤岳）登山は、今年のひとつの大きな目標でした。
会社が6/9日休みということもあり、近くで前泊しレンタカーで4:00頃に美濃戸に到着。満を持しての赤岳登山でしたが、実は前泊でほとんど眠れなかったことと寒さがあり、調子が悪い登山でした。（珍しく汗をあまりかかずに歩く。）
薄着のせいもありましたが調子もわるかったみたい。赤岳ではブルブル状態。
赤岳展望荘を過ぎたあたりから天気が回復し、気温も上がったことで調子が上がってきました。朝早いときは、寒さ対策を気を付けたいと思います。
何れにしても、何とか目標を果たせてよかったです。

さて、初めての八ヶ岳でしたが、600m登って行者小屋に到着して周りを見渡すと、高い山にぐるっと取り囲まれているのが解ります。
そして、阿弥陀岳，赤岳，横岳はそれぞれ特徴がありキビシイ山でした。
硫黄岳はこの中では比較的登りやすいのでしょうが、この日は風が強く厳しかったです。
（「てんきとくらす」の登山指数Cランクはやはり無視できません。）

そう考えると、行者小屋や赤岳鉱泉をベースとしての一泊登山が合っている気がしました。これだけの山が沢山あり、山行を十分に楽しめる山だということも実感しました。
未だ、権現岳やキレット，北八ヶ岳もありますので新たな挑戦と、今は歩くことに専念していますが、周りを見て楽しむことも覚えていきたいと思います。

この日は温泉に入り早くホテルに帰って眠ったのですが少し無理をし過ぎたのが左足のヒザを痛めてしまい、残念ですが、翌日予定だった蓼科山はあきらめました。
※白樺湖畔に宿泊したので6/11日は足の負担の少ない車山と美ヶ原に
　予定変更しています。

コメント

iwanalpen

南八ヶ岳ロング！
wakushigeさん　こんばんは

強風の中、南八ヶ岳ロング山行しっかり周回されて素晴らしいですね！
私も「てんきとくらす」はいつもチェックしておりますが、経験上結構当たる確率は高いと感じております。
2500mクラスの稜線上での強風に耐え凌いでの八ヶ岳縦走登山、阿弥陀岳〜赤岳〜硫黄岳までピークハントもされ本当にお疲れ様でした

wakushige

Re: 南八ヶ岳ロング！
iwanalpenさん。コメントありがとうございます。
今年の目標の一つだった八ヶ岳になんとかのぼることが出来て良かったです。
今回は風の強さと想定以上の寒さがあり、準備不足もあって反省することが多かったです。
又、2500mを超える山はすぐに息切れしてしまうこともあり、今後同じクラス以上の山に挑戦する上での能力不足も痛感しました。

八ヶ岳は色々な山や登山口が多く、バリエーションが多いですね。
何回も訪れている人が多いのがわかる気がしました。
必ず、又来ようと思います。