鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳・薬師岳 新穂高〜三俣山荘

2017年07月14日(金) ~ 2017年07月17日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 56.4km
• 登り: 4,952m
• 下り: 4,682m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:35
• 休憩: 1:45
• 合計: 12:20

4:20 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:50 中崎橋
5:10 笠新道登山口
5:20 5:30 わさび平小屋
5:50 小池新道入口
6:50 秩父沢出合
7:10 チボ岩
8:00 シシウドヶ原
8:50 9:30 鏡池
10:25 弓折乗越
10:50 11:00 花見平
11:50 12:10 双六池
12:30 双六岳巻道分岐
13:35 13:50 双六岳
14:10 中道分岐
14:40 丸山
15:15 15:25 三俣蓮華岳
16:40 三俣山荘

2日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 2:00
• 合計: 10:50

5:20 三俣山荘
6:35 6:40 鷲羽岳
7:10 ワリモ岳
7:25 ワリモ北分岐
8:05 8:15 水晶小屋
8:55 9:20 水晶岳
9:50 水晶小屋
10:20 10:25 ワリモ北分岐
10:50 ワリモ岳
11:25 11:40 鷲羽岳
12:40 13:30 三俣山荘
14:10 三俣峠
14:30 14:40 三俣蓮華岳
15:00 三俣蓮華岳巻道分岐
16:10 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:10

5:30 黒部五郎小舎
7:40 7:45 黒部五郎の肩
8:00 8:10 黒部五郎岳
9:00 中俣乗越
10:40 赤木岳
11:30 北ノ俣岳
11:40 神岡新道分岐
13:00 太郎山
13:10 13:45 太郎平小屋
14:00 薬師峠
14:50 薬師平
15:40 薬師岳山荘

4日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:10

5:30 薬師岳山荘
6:10 薬師岳避難小屋跡
6:25 6:35 薬師岳
7:10 7:25 薬師岳山荘
7:55 薬師平
8:20 薬師峠
8:50 9:20 太郎平小屋
9:50 太郎兵衛平
10:40 五光岩ベンチ
11:10 積雪深計測ポール
11:30 青淵三角点(青淵山)
12:00 太郎坂(アラレちゃん)
12:40 十三重之塔 慰霊碑
12:40 ゴール地点

二日目　鷲羽岳・水晶岳　三俣山荘から黒部五郎小舎へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1200769.html
三日目　黒部五郎から薬師岳へ　薬師岳山荘泊
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1200920.html
最終日　薬師岳　折立へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1201581.html

天候

晴れ

アクセス

富山地方鉄道バス
http://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741#arimine
濃飛バス
https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/shinjuku/
濃飛タクシー
https://www.nouhibus.co.jp/taxi/northalps/

行き　バスタ新宿22：55発−平湯温泉3：45着　5860円
　　　平湯温泉ー新穂高温泉　タクシー　6000円

帰り　富山地鉄バス　折立13：30発（最終）ー富山駅15：30着　3500円　
　　　北陸新幹線利用

下山バスに間に合うように行程を組む
四日目　薬師岳山荘⇒薬師岳⇒折立
三日目　黒部五郎小舎⇒黒部五郎岳⇒薬師岳山荘
二日目　三俣山荘⇒鷲羽岳⇒水晶岳⇒黒部五郎小舎
初日　　新穂高温泉⇒三俣山荘

コース状況／危険箇所等

今年は7月半ばの時点で、例年以上に雪渓（残雪）が残っており、通行に注意が必要
■双六岳の稜線ルート
⇒稜線までに急斜度の雪渓があり、中道経由で春道を通り山頂へ行くルートに変更
■三俣蓮華岳　直下の雪渓
⇒急斜度に雪渓があるので注意が必要
■三俣山荘から黒部五郎小舎までの巻道ルートに雪渓
⇒三俣蓮華岳の山頂経由を勧められた
■ワリモ北分岐から黒部川源流標のルートに雪渓
⇒稜線ルートを往復することを勧められた
■薬師岳の薬師平付近に雪渓
⇒斜度のある個所もあり、滑落や踏み抜きに注意が必要

一般ルートを歩いていく限り, ピッケルは不要
軽アイゼンは不使用も, 携行しておくと安心

その他周辺情報

新穂高
駐禁取り締まりが強化されているので、路駐放置は国庫金を納めることになる模様

水晶小屋
トイレ改修に伴う改築拡張工事中で宿泊予約は7月28日から（要確認）
簡易トイレは使わせてもらえた

日帰り温泉
富山市の繁華街、総曲輪アーケド近くの「ドーミイン劔の湯　野乃　900円」
（環状線セントラムで富山駅から5駅目　大手モール下車　200円）

写真

バスタ新宿
夜になるほど賑わうバスステーション

青いイルミネーションが綺麗なドコモ代々木ビル

22時55分発　京王バス高山行

飛騨高山行き
平湯で降りてタクシーで新穂高へ

読売巨人軍の9連覇の元監督と同姓同名のタクシー運転手さんに案内されて登山口へ

まだ暗いけど双六岳・笠ヶ岳方面へ

小池新道に入ります

わさび平

ワサビ平小屋
宿泊者は出発した後かな？

小池新道は丁寧に整備された登山道

ところどころ雪渓が残っています

秩父沢出合

ココはチボ岩
シシドウガ原は雪渓に埋もれていました

熊のおどり場
ここまで来れば鏡平はもうすぐ

この先が鏡平

鏡池についた
槍ヶ岳が姿を現す

お約束の逆さ槍
あんまり上手く撮れてない！？

鏡平山荘で少し休憩

今日はいい天気

弓折乗越まで約1時間

弓折乗越から槍ヶ岳

乗越から少し行くと双六岳越しに鷲羽岳が姿を現す

鷲羽岳・ワリモ岳・水晶岳

振り返れば槍ヶ岳、南岳、大キレット、穂高

雪渓越しに鷲羽

鷲羽・ワリモ・水晶
あそこを目指す山旅

花見平

一面のお花畑

これぞ北アルプスの光景

双六小屋が見えてきました

双六岳
これも初日に登るつもり

双六小屋に到着

ここは槍ヶ岳方面と三俣・雲の平方面への分岐点

双六岳への稜線ルートは急斜面の雪渓で通行止め

双六小屋を出発
少し登ったところで振り返って樅沢岳

双六岳巻道分岐
中道を行く

稜線ルートと中道の分岐
今日は中道を行き、途中で山頂への春道へ進む

ここから雪渓を登ったところで春道へ

春道にも雪渓

鷲羽、ワリモ、水晶

鷲羽岳

水晶岳

双六台地、広いな〜

山頂部が見えてきました

稜線の右が笠ヶ岳

大天井、槍ヶ岳方面は時折、ガスに覆われる

あそこが双六岳の山頂

双六岳　2860.3mに登頂です

ガスがあったけど、ギリギリ薬師岳や黒部五郎を視認することができた

一度は踏んでおきたかった双六岳山頂

次は三俣蓮華岳を目指します
行く手は丸山

鷲羽岳はカッコいい

再び中道と合流

振り返って双六岳

三俣黒部へGO

振り返って双六岳

丸山　2854m
実は三俣蓮華岳より高い

花の名前は詳しくないのですが、いたるところでお花がきれい

三俣方面と黒部方面の分岐まで来れば

そこは三俣蓮華岳の山頂

ここは三俣蓮華岳

三俣山荘、鷲羽岳、雲ノ平方面へ

三俣蓮華岳　2841.2mに登頂です！

ここは鷲羽、ワリモ、水晶の格好の展望台

鷲羽岳の麓に小屋が見える！

目指す三俣山荘です

三俣蓮華岳直下の雪渓
急斜度でここが一番の難所だった

無事、巻道分岐へ降りれました

三俣山荘から、炊飯の煙だろうか
オアシスに見える

三俣山荘に到着
早速宿泊手続き

ビジエシチュー
これはこれで美味

明日目指す鷲羽岳

黒岳（水晶岳）も

三代目が案内して教えてくれた
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳の並び

三代目自慢の展望台

雲の合い間からは

槍ヶ岳が姿を現す
ここから見えるは天空の要塞

いつまでも眺めていたい光景

三俣山荘へ戻ろう

幻想的な槍ヶ岳

山荘の展望食堂から
鷲羽、ワリモ、水晶

名物のサイフォンで淹れた珈琲が味わい深い・・気がする

もう増刷されない黒部の山賊（私家版）を改めて購入

面白いので、ここに来る前にぜひ一読を
山の味わいが変わると思います

双六岳のバッジ

双六岳のバッジ

双六山荘で購入、三俣蓮華岳のバッジ

明日は晴れますように

展望食堂から槍ヶ岳

感想

kotatti

北アルプスの雲の平方面はいつか訪れたい山域でした。
悠然と広がる雲の平と北アルプスの最も深いところにある、鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳は憧れに近い気持ちを持っていました。
さらに北陸富山にある薬師岳は家からはアクセスしにくく、とても遠い印象を持っていました。

いつもは車で登山口へと向かうのですが、バスと北陸新幹線を利用すれば新穂高から折立へ向けて縦走が出来る。この奥地にある百名山を一気に巡ることができるということで思い切って休みをとって縦走する計画を立てました。

今回、泊まってみたかったのが三俣山荘。
「黒部の山賊」を読んで、とても面白かった。
黒部源流域で繰り広げられた山賊たちの物語に思いを馳せるのも楽しい。

三俣山荘では2代目の奥様の笑顔と丁寧な対応に長い道のりの疲れも癒される思いがしました。その隣で山の状況を的確に説明しようとする若き3代目（小学三年生）の兄妹が可愛らしかった。
この山荘は初代オーナーのよき伝統が、これからも受け継がれて行くんだろうなと思いました。