【リハビリ山行◆柬英犹魁別師岳、観音岳)+辻山
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,005m
- 下り
- 1,998m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【一般道】甲府昭和IC→(R20)→竜王立体→(県道20号線/南アルプス街道)→山の神ゲート→(県道林道南アルプス線)→夜叉神ゲート前 ※南アルプス線は一年を通じて落石や土砂崩れが多く、6月20日現在も2か所で法面工事が行われていました。特に夜間は見通しが悪いため注意して走行してください |
コース状況/ 危険箇所等 |
2015年3月26日の山行記録の記載をもとに加筆・修正しました https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-605879.html ☆夜叉神ゲート前〜夜叉神峠 樹林帯の中をつづら折れに高度を上げていきます。道幅も広く歩きやすいです。 ☆夜叉神峠〜杖立峠 いったん高度を下げてから尾根通しの急登となり、その後は樹林帯のトラバースが延々と続きますが、上を向けばシラビソなどの林、足元も苔むした南アルプス特有の緑のトンネルに癒されるところです。 ☆杖立峠〜苺平(辻山) 樹林帯のトラバースで一旦下降し、緩やかに高度を上げていきます。火事跡付近より上はガラガラした岩場やクリーク(堀)状の歩きにくい急登が続きます。 ☆苺平〜辻山 苺平から北西方面に針路を変え、稜線の東側に付けられたトラバース気味の道を辿ります。踏み跡は登山道に比べると薄いため、ピンクテープや稜線の方向を確認しながら進行方向を見失わないように注意が必要です。苺平から南御室小屋までの登山道との分岐(標識あり)では、進んできた方向から見て直進方面の辻山山頂方面に向かいます ☆辻山〜南御室小屋 一旦分岐点(標識あり)まで戻り、進行方向から見て左側に下降します。6月20日時点で倒木が道を塞いでいましたが、危険を感じるほどではありません。登山道に合流すると、左に進み、南御室小屋まで下降します。南御室小屋は営業中、水場もトイレ(チップ式)も使用可能です。水場は小屋の東側にあります。夏でもキーンと冷たく、とても美味しい南アルプス天然水です。 ☆南御室小屋〜薬師岳 急登の後、小ピークを巻きながら徐々に高度を上げていきます。木々の丈が低くなり、巨岩が見え始めると稜線は間近です。砂払岳の手前で森林限界を超えて鳳凰山特有の白砂青松の世界が広がります。6月20日現在、薬師岳小屋は建替工事中で利用できませんが、トイレ(チップ式)は使用できます。薬師岳小屋からひと登りで薬師岳に到着します。登山道にはまだ雪が残っていますが、登下降ともに問題はありません。 ☆薬師岳〜観音岳 緩やかな稜線上を進みます。左右には南アルプスや甲府盆地、八ヶ岳などを望むことができるこのルートのハイライトといえるでしょう。急なところや危険な個所は特にありません。 「峠」と名のつくところがルートに含まれる場合、登り一辺倒ではなくアップダウンを繰り返して登ることになりますので、ペース配分が重要だと思います。日差しが強いため、紫外線対策(日焼け止め、サングラス)は必須です。また、有害なものは見当たりませんでしたが、虫が多いため、気になる人は虫除けなど対策が必要でしょう。 |
その他周辺情報 | トイレは、夜叉神の森駐車場、南御室小屋、薬師岳小屋(建替工事中)で使用が可能です。 下山後は、「武田の郷 白山温泉」を利用しました。 http://www.hakusanonsen.com/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
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感想
◆梅雨の晴れ間はリハビリ日和 薬師岳小屋と静かなる好展望地、辻山へ◆
6月11日に訪れた常念岳では、急登に体力の大半を削ぎ取られ、バテバテ、ヘトヘトになってしまいました。
久しぶりの長距離の運転にも、かなり辛い思いをしました。
その反省を踏まえ、今回は体力を養うために、近場でなおかつ急登の少ないロングコースのある鳳凰山を選びました。
急登が少ないとはいえ、アップダウンもあるかなり歩き「甲斐」のあるところです。
結果としては、2年前の3月と比較すると多少時間はかかったものの、最後まで余力を残して下山することができました。
速度(ペース)、休憩の取り方、エネルギー補給の方法など、色々試してみたことはそれなりに効果が得られた実感を持ちましたので、次のステップに活かしていきたいと思います。
それとともに、今回の山行には2つの目的がありました。
ひとつは、建替工事中の薬師岳小屋を見ることです。運よくご主人の小林さんにもお会いでき、立地に即した建材やレイアウトなどのこだわりの一端を伺うことができました。ご多忙のところ貴重なお時間をいただいた小林さんに、この場をお借りして御礼を申し上げます。
もうひとつは、辻山を訪れることでした。
往路も復路も寄り道となるため、訪れる人が少ないそうです。
しかし、展望は評判通りの素晴らしさでした。
特に北方面と西方面の展望が開けており、白峰三山はもちろんのこと、眼前に迫る鳳凰山の迫力に圧倒されました。
山頂付近も、白骨樹やコイワカガミの花畑が散在する美しい台地となっており、ここで山を眺めながらぼーっと一日過ごすのもよさそうです。
実際、お会いした地元の方も、休日に辻山を訪れ、コーヒーを淹れて過ごすとおっしゃっていました。素敵です。今度自分もそうしてみたいと思います。
展望、人、時間の過ごし方。
体力増強はもちろん重要ですが、自分なりの山の楽しみ方の幅を広げていきたいですね。
lynx1218さん お久しぶりです
naotosasです。覚えて戴いてましたでしょうか^^;
お怪我をして長らく御山から離れていた北アのレコ拝見いたしました
そして、今回の鳳凰…以前よりいい意味で御山との距離感を
保った感じのレコ(考えすぎ ^^;)がいいですね
辻山をモチーフにするところが素敵です!
6年前にたまたまご一緒した「鳳凰」のレコがあがったので
コメントさせて戴きました。
私もリハビリ中でlynx1218さんに負けないように
山に向き合っていきたいと思います。
すでに北ア・南アでリハビリ?されていること自体がFantasticです
御復帰おめでとうございます(^^ゞ
naotosasさん、こんにちは。
コメントをいただき、ありがとうございます。
辻山は期待通りのとてもいい場所でしたよ。
四季の移ろいを感じ、山と花を愛でながらゆっくり過ごせば、どんなに辛いことがあっても元気になれそうな気がしました。
もちろん、覚えていますとも。
ちょうど6年前の今頃でしたね。
その時以来、いつもお心遣いをいただき、本当にありがとうございます。
私事ですが、しんどいことが続いたため、ちょっとじーんと来てしまいました
お体の具合はいかがでしょうか。
5月に手術されたと伺い、大変驚いています。
ご無理なさらず、ゆっくりリハビリを進めましょう(お互いに)。
それにしても、ご家族とのやり取り、とても素敵ですね。
ここに至るまでの、長い長い思いやりの積み重ねがあったことを想像してしまいます。
山への向き合い方、生きていくうえでの心の持ち方を、これからもゆっくり育てていきましょう。
こんにちは。
薬師岳で山の名前を聞いたものです。
親切に色々教えて頂きありがとうございます。勉強になりました。
梅雨とは思えないような絶好の日でしたね。
中道コースは伺ったとおり急傾斜で道も狭かったので、注意しながら降りました。
怪我をされてリハビリ中だったんですね。
それでは体にお気をつけて!
失礼しました。
薬師岳ではなく観音岳でした。
koyurumaさん、こんにちは。
コメントをいただき、ありがとうございます!
こちらこそ、お寛ぎのところお邪魔してしまったようで、申し訳ありませんでした。
それにしても、いいお天気でしたね
遠くは霞んではいましたが、何とか北アルプスや中央アルプスの展望には間に合ってよかったです。
中道は、やはり手強かったようですね。
道のりも長いですし。無事下山されたようで、安心しました。
地元の方だと、近くにいい山がたくさんあってうらやましいです。
一度訪れた山を別の山から眺めて、新しい一面を発見するのも楽しいですよ。
これからもお互い、安全山行で楽しんでいきましょう。
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