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Yamareco

記録ID: 1183113
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

キタダケソウの北岳と愛を叫ぶ間ノ岳へ

2017年06月28日(水) ~ 2017年06月29日(木)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
20.2km
登り
2,712m
下り
2,717m

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
0:40
合計
7:30
6:40
20
7:00
100
8:40
8:50
90
10:20
30
10:50
40
11:30
20
11:50
20
12:10
12:40
20
13:00
20
14:00
2日目
山行
6:00
休憩
1:30
合計
7:30
6:10
30
6:40
30
7:10
7:30
30
8:00
20
8:20
20
9:10
9:30
10
9:40
10:00
10
10:10
10
10:20
10
10:30
10
10:40
50
11:30
11:50
80
13:10
10
13:20
13:30
0
13:40
広河原インフォメーションセンター
天候 6/28 雨のちくもり 6/29 くもり
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
芦安から5:30発の乗り合いタクシーで広河原(1200円)
下山時、広河原14:00発のタクシーは、人数がそろったので早めに出発してくれた
コース状況/
危険箇所等
登山届は広河原インフォメーションセンターで提出
右俣コース、小太郎山分岐手前に雪渓歩きがあるが、アイゼン不要
稜線には歩行に支障となる雪はなし
北岳山荘周辺雪多し。朝方は滑ります。
6/28
乗り合いタクシーで広河原インフォメーションセンター着
登山届提出して雨の中出発
2017年06月28日 06:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/28 6:17
6/28
乗り合いタクシーで広河原インフォメーションセンター着
登山届提出して雨の中出発
雪渓歩き
アイゼンなしでも大丈夫
落石には気を付けよう
2017年06月28日 08:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/28 8:30
雪渓歩き
アイゼンなしでも大丈夫
落石には気を付けよう
ライチョウさんに逢えた〜〜♪
2017年06月28日 10:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
6/28 10:42
ライチョウさんに逢えた〜〜♪
やりました〜百名山45座目
第2位北岳登頂
ガスガスですが・・・
2017年06月28日 12:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
15
6/28 12:34
やりました〜百名山45座目
第2位北岳登頂
ガスガスですが・・・
今宵の宿、北岳山荘
小屋開けに向け、除雪作業中
2017年06月28日 14:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/28 14:06
今宵の宿、北岳山荘
小屋開けに向け、除雪作業中
宿泊カードを記入
北岳のスタンプがあった
2017年06月29日 06:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/29 6:05
宿泊カードを記入
北岳のスタンプがあった
お部屋は、今回は行かない「農鳥岳」
貸し切りでした。
2017年06月28日 14:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/28 14:25
お部屋は、今回は行かない「農鳥岳」
貸し切りでした。
6/29
天候回復。
日の出は見れなかったが、きれいな朝焼け。
2017年06月29日 04:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
6/29 4:31
6/29
天候回復。
日の出は見れなかったが、きれいな朝焼け。
富士山の端麗なお姿にうっとり
2017年06月29日 06:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/29 6:18
富士山の端麗なお姿にうっとり
中白根山
不遇な3000m峰
仙丈ヶ岳の山頂が日に照らされている
2017年06月29日 06:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/29 6:37
中白根山
不遇な3000m峰
仙丈ヶ岳の山頂が日に照らされている
間ノ岳への山稜は視界良好
2017年06月29日 06:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/29 6:38
間ノ岳への山稜は視界良好
百名山46座目
第3位間ノ岳登頂
「間ノ岳で愛を叫ぶ」ポーズ
2017年06月29日 07:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
15
6/29 7:19
百名山46座目
第3位間ノ岳登頂
「間ノ岳で愛を叫ぶ」ポーズ
農鳥岳方向
いつかは3000mの天空の稜線を歩いてみたい
2017年06月29日 07:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/29 7:14
農鳥岳方向
いつかは3000mの天空の稜線を歩いてみたい
奥にうっすら浮かんで見えるのは、
中央アルプスの山々かな
2017年06月29日 07:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/29 7:15
奥にうっすら浮かんで見えるのは、
中央アルプスの山々かな
歩いてきた稜線を振り返ると、
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳が並び立つ
2017年06月29日 07:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/29 7:16
歩いてきた稜線を振り返ると、
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳が並び立つ
東斜面には雪が残る
北岳と鳳凰山
オベリスクが確認できる
2017年06月29日 07:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/29 7:24
東斜面には雪が残る
北岳と鳳凰山
オベリスクが確認できる
北岳への登り返し
見た目ほどは大変ではありません
2017年06月29日 08:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/29 8:55
北岳への登り返し
見た目ほどは大変ではありません
吊尾根分岐から八本歯のコル方向へ下る
登山道の両脇はお花畑
2017年06月29日 09:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/29 9:25
吊尾根分岐から八本歯のコル方向へ下る
登山道の両脇はお花畑
世界に一つだけ、
キタダケソウ
吊尾根分岐付近は終盤
2017年06月29日 09:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/29 9:16
世界に一つだけ、
キタダケソウ
吊尾根分岐付近は終盤
昨日に続き2度目の北岳
今日は、仙丈ヶ岳が顔をのぞかせている
2017年06月29日 09:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/29 9:41
昨日に続き2度目の北岳
今日は、仙丈ヶ岳が顔をのぞかせている
肩ノ小屋が見下ろせる頃にはガスが上がってきた
2017年06月29日 10:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/29 10:08
肩ノ小屋が見下ろせる頃にはガスが上がってきた
御池が見える
そのとき左の斜面に動く物体を捕捉
緊張が高まる!!!
2017年06月29日 11:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/29 11:05
御池が見える
そのとき左の斜面に動く物体を捕捉
緊張が高まる!!!
サルだ!
石を登山道に落としてくる!!
2017年06月29日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/29 11:15
サルだ!
石を登山道に落としてくる!!
白根御池小屋で桃のソフトクリームをほおばる
さあ、ラストスパートだ
2017年06月29日 11:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
6/29 11:31
白根御池小屋で桃のソフトクリームをほおばる
さあ、ラストスパートだ
撮影機器:

感想

雨でしたが、キタダケソウ見たさに北岳を目指しました。
他にもミッションを抱えて山行決行!

6/28
名古屋を1:00に出て、中央道を走り、5:00過ぎに芦安に到着。
雨ですが、広河原へはタクシー2台で向かう。
ただ半分は釣り人でした。
広河原インフォメーションセンターで登山届を提出しつつ、
コースの状況を聞く。
*********************
今年は雪が多いと言われているが、センターの方の話では、
去年一昨年が少なかっただけで、今年は例年に戻ったとのこと。
*********************
左俣はアイゼン必携。右俣は雪渓歩きあるが、アイゼン無しで行けそう。
6:30出発。雨の降る中、黙々と歩きます。
登りは、大樺沢から右俣へ。下山者には15人ほどすれ違った。
ガスで展望は楽しめないが、足元にはたくさんのお花。
花の百名山の面目躍如。雨でも気がまぎれます。
草すべり分岐の先、雪渓歩きを始めたら、グエッグエッという声。
ライチョウだ!!!
飛び立つ姿も見せてくれました。
これで「北岳に来ただけ」という事態は避けられました。
そして、小太郎山分岐あたりで雨が上がった。
気をよくして肩の小屋到着。小屋の方に早いですねとおだてられ、
さらに有頂天で北岳山頂へ。
ガスガスの山頂で10人ほどのグループと御一緒に。
聞けば、肩の小屋にザックをデポし、吊尾根分岐からトラバース方向へ
キタダケソウを見てきたそう。
ガスガスをバックに、満面の笑みで写真を撮ってもらった。
山頂で休憩をとっていると体調に異変が・・・
頭がイタイ。高山病か?
ペースダウンで、慎重に下る。
14:00雪かき作業中の北岳山荘に到着。
正式な小屋開け前で夕食はカレーしかできないということで、
その分料金が安くなり、普段は1泊2食付きで8700円のところ、7900円でした。
受付終了後、布団に包まる。
18:00の夕食は、お替り自由のカレーなのに、一皿平らげるのが精いっぱい。
今宵のお客は私と、朝同じタクシーで乗り合わせた女性2人。
お二人は、広河原〜野呂川出合〜両俣小屋〜三峰岳〜間ノ岳と回って
17:00に北岳山荘に着いたそう。
ということで、一部屋貸し切り。爆睡。

6/29
体調は完全復活!
天候も回復。富士山の端麗な姿も見られた。
午後から天気が崩れるとの予報。広河原の下山を14:00に設定。
朝食はごはんお替り3杯、しっかりお腹を満たし、ザックを預けて、
空身で間ノ岳へ。
身軽でサクサク進み、1時間で間ノ岳到着。
360度の展望を楽しむ。
間ノ岳で愛を叫ぶということで、あんなポーズになりました。
山荘へ戻り、北岳へ登り返す。
途中、吊尾根分岐で八本歯コル方面へ下り、
世界でココにしか咲かないキタダケソウを鑑賞。
違いの判らない男ですが、ハクサンイチゲとの違いは、
実物を見たらハッキリわかりました。
2度目の北岳。今日も他の登山者に会い、バックに仙丈ヶ岳を入れて撮っていただいた。
クマ目撃情報、樹林帯の下りはキツイというアドバイスを受けるが、草すべりコースへ。
登ってくる方が多い。テント装備の大きなザックで、
30人くらいとすれ違った。
御池が見えてきたら、斜面に動く物体。ガラガラと音を立てて石が落ちてくる。
緊張が一気に高まる。
気配を消して慎重に周囲を伺う。
サルだ。石をめくって食事中。しかし、その石が斜面の下にある登山道に
勢いをつけて転がってくる。3m先に石が・・・
石の動きを注視して、なんとか通過し、白根御池小屋で
桃のソフトクリームをほおばる。
ここで、北岳山荘でご一緒したお二人に再会。
14:00に広河原で再再会を願って、お二人は大樺沢へ。
私はこのまま樹林帯を下ります。
予想以上に急。悲鳴を上げる足をかばいつつ、13:20ようやく広河原山荘。
小休止していたら、あのお二人も到着。
14:00のタクシーは人数が集まったので、13:40早めに出発してくれ、
芦安に早めに戻ってこれました。

今回は以下のミッションが達成できました。
第2位北岳登頂
第3位間ノ岳登頂
間ノ岳で愛を叫ぶ
キタダケソウを鑑賞する
ライチョウに出逢う
白根御池小屋で桃のソフトクリームをほおばる

########################
ただ、初日は強行軍が災いして、軽い高山病になったのは、
大いに反省せねばなりません。
無理は禁物。
夏の奥穂では、同じ過ちを犯さないように気を付けたい。
それと、下りで御池小屋コースは使うべきでなかった。
一気の急な下降は、足への負担が尋常ではない。
御池小屋から二股経由で大樺沢で下っても、時間は大差ないのだから・・・

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4/5
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技術レベル
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