室堂〜五色ヶ原〜平乃小屋〜黒部ダム
- GPS
- 12:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 2,668m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:46
天候 | 7月15日(土):晴れ&ガス 7月16日(日):曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●クルマ 扇沢市営第2無料駐車場 (無料/約50台/7時ごろ第1&第2ともに満車でしたが空いたスペースに止めました) ●立山黒部アルペンルート 扇沢〜室堂(5860円) <帰り> ●立山黒部アルペンルート(関電トンネルトロリーバス) 黒部ダム〜扇沢(1540円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●室堂〜五色ヶ原 室堂から石畳の道を一ノ越方面に向かい途中の十字路で浄土山方面へ進みます。 十字路付近から雪が付いていて浄土山の取り付きまでは夏道と雪道が半々ほど。 浄土山山頂までは岩場の急登となり、室堂から浄土山までは高低差400mほど登ります。 富山大学立山研究室から一ノ越方面と進路を分けると、 アップダウンを繰り返しながら龍王岳と鬼岳の脇を通過し獅子岳まで ガレ場を進んでいきます。 雪渓は鬼岳東面の手前と通過後に長めの雪渓が残っていました。 獅子岳とザラ峠への大下りへ入る手前にもあり。 誘導のロープが張ってあるところは大丈夫ですが、 ガスると少しわかりにくいところもありました。 獅子岳からザラ峠まではガレたルートを高低差360mほどいっきに下ります。 ザラ峠から高低差およそ150mを登り返すと台地の末端へと至り、 ここから木道と雪原を交互に進んでいくと五色ヶ原に到着です。 ※五色ヶ原のテン場はまだまだ残雪に覆われていて、 10張程度しか土の上にはテントが張れない状態でした。 ●五色ヶ原〜平乃小屋 高低差およそ1000mの下りとなります。 五色ヶ原のテン場から台地の末端までは、引き続き木道と雪渓を交互に進んでいき、 2362を過ぎると一気に下り始めます。1930m付近に人工物あり。 刈安峠を過ぎると尾根筋から外れてトラバース気味にヌクイ沢まで下り、 その後、ヌクイ沢の左岸沿いに進むと平乃小屋へと至ります。 平乃小屋の方の話だと今シーズン五色ヶ原から下りてきたのはボクたちが最初とのことのことでした。 ●平乃小屋〜黒部ダム 平乃小屋からロッジくろよんまでおよそ8km黒部湖畔沿いに進みます。 等高線では表せないこまめなアップダウンが続き、平坦なところはほとんどありません。 崩落箇所や谷筋を通過するところにはハシゴが設置されています。 この区間以前歩いた時よりも道が荒れていて歩きにくくなっている印象で 思いの外時間がかかり、疲労も大きかったです。 ロッジくろよんから黒部ダムまでは舗装された道となり、 かんぱ谷橋、遊覧船乗り場を通過し、 黒部ダム堰堤を渡ってトロリーバス乗り場に到着です。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 安定の薬師の湯(700円) |
写真
感想
当初は室堂〜五色ヶ原〜針ノ木谷〜針ノ木峠〜扇沢を1泊2日で予定していました。
6時発の渡し舟に乗るためにガンバって早起きして五色ヶ原から下りましたが、
舟を待っている時に天気予報を確認するとなんと午後から大荒れの予報。
対岸に渡ってからは谷筋ルートが続くため、
これは無理に突っ込むとマジでシャレにならんわ、
ということで急遽黒部ダムへエスケープすることにしました。
平乃小屋の方によると五色ヶ原から下ってきたのはボクたちが今シーズン初とのこと。
針ノ木谷方面に向かうのも初めてらしい(結局断念しましたが)。
針ノ木谷は先日の台風で増水していて橋を渡す工事も中止になったとのことで
「単独ではないので止めませんが…」と言われました。
今シーズンは残雪も多く楽しみにしていた五色ヶ原のチングルマも
ほとんどがまだ雪の下でしたが、ハイシーズン前の静かな五色ヶ原を楽しめたのかな。
針ノ木谷は次回のお楽しみですね。
ぱりっとしたお天気にはならなそうな三連休。
ひさしぶりにご飯でも炊いて、おいしいごはんでも食べながら
ビール飲みながらテン泊できればいいかな、と思っていたら、
ほんとにそのとおりになりました。
1日目は、まずまずの天気でラッキー。
はやめに五色が原に着いたので、いい場所にテントも張れて、
のんびりできました。
前回10月に行ったときは小屋も閉まっていて、水も枯れていて、
水のなさに精神的に参ってしまっていましたが、
この日は打って変わり、豊富な雪解け水がじゃぶじゃぶ出ていて、超快適でした。
ありがたくお水をつかわせてもらいました。
翌日は雨予報ということでしたが、2時前くらいにおきると
うっすら星が出ていて、まだまだ降らなそう。
けれども、平の小屋で船に乗る直前に天気予報をチェックしたら、
悪天候になるとのこと。
橋もかかっていないということで、私にはとても無理でした。
それで黒部ダムへひたすら歩くことになりましたが、
平坦な道であるものの、地味なアップダウンがあって、
けっこうつかれました。
数年前に同じ道をあるいたときは、もっと楽々だった気がしたんだけどなぁ。
今シーズンまだあんまり歩かれていないせいなのか、
私の体力がガタ落ちしたせいなのか……
前者であってほしいけど、きっと後者なのだろうなぁ。
ここ最近、ほんと体力低下をかんじます。
夏休みをまえに、もうすこし体力を取り戻したいところ。
おしまい。
コメント
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室堂〜五色 聞いてはいましたが雪は多いし、まだあまりあるかれていないようですね。写真で見ると納得です。
針ノ木谷 7/15に通過して奥黒部に泊まり、7/16に赤牛アタックを敢行する御仁と、読売新道ですれ違いました。7/16は10時以降強風でしたが雨自体は結構遅かったような。
何とかなったのかもしれませんがあの時点の予報ではその判断しかなかったとも思います。稜線に乗り返すまで宿がないのが厳しいですしね。
平〜くろよん 至る所に復旧用の木材が固め置き、ところによっては道を塞ぐように置かれた場所もあったかと思います。
自分は皆さんの1日後に通りましたが、崩れ箇所が修復されていれば疲れ具合はそこまででもないのではと思います。
しくじるとダム湖にドボンの恐怖。崩れ箇所って、どういなすかを考えるからサクサク考えずに歩けるのとは精神的な疲れが違うのかとも思います。
因みにあの変な梯子の箇所では、私は旧梯子を行ったと思います。ここに新しい柱を補強しているところからしてもそのルートが推奨かと。悩みますよね。
いずれにせよお疲れさまでした。
HHHさん
こんにちは。
そーなんですよね。予報では大荒れだったのですが、
下山すると意外と天気保ったなぁというのが感想でした。
まぁ、増水の不安をずっと抱えながら登るのも楽しくないし、
針ノ木峠を越えた後の雪渓もあの天気だと真っ白だったでしょうから仕方ないですね。
HHHさんは七倉から裏銀座〜読売新道〜黒部ダムだったのですね。
稜線での行動が長いルートですが微妙な天気の中でしっかりと歩き切り
充実感タップリだったのではないでしょうか。お疲れ様でした。
ボクもまったく同じルートを4年前の夏に歩きました。
ブナ立てはHHHさんとまったく逆で、とても歩きやすく印象ですが…。
同じルートを歩いてまったく逆の感想を持つのもおもしろいものですね。
読売新道は下りだと2/8からがやたら長く感じたような。
コメントいただきありがとうございます!
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