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Yamareco

記録ID: 1200817
全員に公開
トレイルラン
甲斐駒・北岳

初夏の白峰三山ファストパッキング(北岳、間ノ岳、農鳥岳)

2017年07月16日(日) ~ 2017年07月17日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
10:36
距離
26.6km
登り
2,682m
下り
3,235m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:01
休憩
1:54
合計
11:55
距離 26.6km 登り 2,682m 下り 3,239m
7:08
6
7:14
72
8:26
8:28
55
9:23
9:35
5
9:40
9:43
27
10:10
6
10:16
10:22
19
10:41
10:43
12
10:55
10:57
7
11:04
11:06
13
11:19
11:25
31
11:56
42
12:38
12:40
42
13:22
13:24
41
14:05
14:06
22
14:28
14:30
24
14:54
71
16:05
17:17
82
18:39
10
18:49
9
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
電池切れにより途中切れてます。
電池切れにより途中切れてます。
充電後に再度、ログとり
充電後に再度、ログとり
甲府駅ですてびば
2017年07月15日 22:21撮影 by  iPhone SE, Apple
7/15 22:21
甲府駅ですてびば
公園で寝よう
2017年07月15日 22:26撮影 by  iPhone SE, Apple
7/15 22:26
公園で寝よう
うん。ここがいいな
2017年07月15日 22:31撮影 by  iPhone SE, Apple
7/15 22:31
うん。ここがいいな
蚊がたくさんいたので、駅に戻ってきました
一応発着場所を確認
2017年07月16日 00:08撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 0:08
蚊がたくさんいたので、駅に戻ってきました
一応発着場所を確認
2017年07月16日 00:08撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 0:08
4時から並びましたが、人がいっぱい。でもみんな座れたんじゃないかな
2017年07月16日 04:13撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 4:13
4時から並びましたが、人がいっぱい。でもみんな座れたんじゃないかな
広河原に到着。トイレ待ちが長い
2017年07月16日 07:02撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 7:02
広河原に到着。トイレ待ちが長い
登山道に向けて出発だー
2017年07月16日 07:05撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 7:05
登山道に向けて出発だー
2017年07月16日 07:05撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 7:05
最初の小屋です。勿論スルー
2017年07月16日 08:25撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:25
最初の小屋です。勿論スルー
2017年07月16日 08:26撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:26
これが池か
2017年07月16日 08:27撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:27
これが池か
2017年07月16日 08:31撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:31
草すべりの道。ずっと急です
2017年07月16日 08:31撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 8:31
草すべりの道。ずっと急です
雪渓から登っている人に比べたら、そんな急でもないかもと思い直します
2017年07月16日 09:10撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:10
雪渓から登っている人に比べたら、そんな急でもないかもと思い直します
なんか黄色い花
2017年07月16日 09:27撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:27
なんか黄色い花
2017年07月16日 09:27撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:27
2017年07月16日 09:27撮影 by  iPhone SE, Apple
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高度をあげると雪が残っています
2017年07月16日 09:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:41
高度をあげると雪が残っています
北岳ももうすぐ
2017年07月16日 09:45撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 9:45
北岳ももうすぐ
2017年07月16日 10:03撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 10:03
2017年07月16日 10:03撮影 by  iPhone SE, Apple
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肩の小屋
2017年07月16日 10:06撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 10:06
肩の小屋
到着!風が強いので髪が乱れまくってます
2017年07月16日 10:42撮影 by  iPhone SE, Apple
7
7/16 10:42
到着!風が強いので髪が乱れまくってます
2017年07月16日 10:43撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 10:43
2017年07月16日 10:43撮影 by  iPhone SE, Apple
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2017年07月16日 10:43撮影 by  iPhone SE, Apple
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前行く人がキタダケソウだ!と言っていたので一応パチリ
2017年07月16日 10:48撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 10:48
前行く人がキタダケソウだ!と言っていたので一応パチリ
北岳山荘はトイレ借ります
2017年07月16日 11:18撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 11:18
北岳山荘はトイレ借ります
雷鳥がいる!保護してるのかな?
2017年07月16日 11:28撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 11:28
雷鳥がいる!保護してるのかな?
あんまり地図見てなかったのでこれが間ノ岳だと思ってた
2017年07月16日 11:55撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 11:55
あんまり地図見てなかったのでこれが間ノ岳だと思ってた
今度こそ!
2017年07月16日 12:38撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/16 12:38
今度こそ!
ガス!
2017年07月16日 12:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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ガス!
ガスガス!
2017年07月16日 12:39撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 12:39
ガスガス!
2017年07月16日 12:41撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 12:41
2017年07月16日 12:41撮影 by  iPhone SE, Apple
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2017年07月16日 12:57撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 12:57
評判の悪い農鳥小屋。そんな評判は途中で会う人に聞かされるまで知りませんでした。だからテント場もがら空きだったんですね
2017年07月16日 13:23撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:23
評判の悪い農鳥小屋。そんな評判は途中で会う人に聞かされるまで知りませんでした。だからテント場もがら空きだったんですね
2017年07月16日 13:47撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 13:47
下から見上げたときにここが農鳥だと思い込んでました。
2017年07月16日 14:03撮影 by  iPhone SE, Apple
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7/16 14:03
下から見上げたときにここが農鳥だと思い込んでました。
2017年07月16日 14:27撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 14:27
やや、あれが本物だぞ
2017年07月16日 14:27撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 14:27
やや、あれが本物だぞ
最後のピークに到着
2017年07月16日 14:28撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 14:28
最後のピークに到着
へー
2017年07月16日 14:38撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 14:38
へー
2017年07月16日 14:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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鐘を鳴らして降ります
2017年07月16日 14:53撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 14:53
鐘を鳴らして降ります
なかなかの道じゃないか。
2017年07月16日 15:16撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 15:16
なかなかの道じゃないか。
2017年07月16日 15:16撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 15:16
2017年07月16日 15:16撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 15:16
早川の最初のほうかな
2017年07月16日 15:36撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 15:36
早川の最初のほうかな
2017年07月16日 15:36撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 15:36
不本意ながら下山
2017年07月16日 18:48撮影 by  iPhone SE, Apple
7/16 18:48
不本意ながら下山
バス待ちの朝
2017年07月17日 05:34撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 5:34
バス待ちの朝
電車待ちの朝
2017年07月17日 07:44撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:44
電車待ちの朝
2017年07月17日 07:45撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:45
2017年07月17日 07:48撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:48
2017年07月17日 07:51撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 7:51
2017年07月17日 08:06撮影 by  iPhone SE, Apple
7/17 8:06
2017年07月17日 09:37撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/17 9:37
うまい朝
2017年07月17日 09:38撮影 by  iPhone SE, Apple
1
7/17 9:38
うまい朝
撮影機器:

感想

【はじめに】

こんにちは、砂糖次郎です。
三連休はみなさん休めましたでしょうか?
自分が行ったのは南アルプスの白峰三山です。


【甲府駅ステーションビバーグ】

白峰三山の入り口は奈良田か、広河原のどちらか。どちらにしても大丈夫ですが、マイカーの人は奈良田に停めてバスで広河原に出発ということができますね。自分はマイカーなどないし、レンタカーもする気がないので公共交通機関を利用です。


一番早く行けるのは甲府駅を4時35分に出るバス
当然、始発の前なので甲府に前泊する必要があるんですが、自分は宿をとっていない。
というか取るつもりもない。だって数時間のためにホテルに泊まるなんてもったいないじゃない!
ではどうするかという甲府駅にシートを敷いて寝袋で寝るというステーションビバーグというやり方。結構この方法で始発を待つ人が多いので自分も習って、やってみることにしました。


終電で着くのは危ういし、なにより寝る時間があんまり確保できないのは後々の行動に支障がでます。
鈍行だと3時間ちょっとで甲府駅に着きますので22時過ぎに着くことにしました。甲府駅は結構発展している町なので賑わいがあります。

もう寝るわけにはいかないか。

地図で調べると近くに公園がありましたので、そこにいくと城跡でした。


結構静かだし、いいね!
ここをビバーグ地とする!

結構すぐに寝ることができましたので、寝ていると1時間ぐらいすると暑い・・・。
そういえば天気予報で日中の甲府の温度を調べると最高気温が37度と表示していました。夜でも暑いわけだ。
それでも眠いので寝ていたら、今度はうるさい・・・・

ぶんぶんぶんいうやつ。
そう、蚊です!
耳元で飛び回って安眠を妨害するいやがらせのやつです!
1時間ぐらい粘ったんですが、もう耐えられない。



0時になったこともあって、甲府駅に戻ることにしました。
うん、やっぱり登山者が寝てました。
自分もすぐ近くで寝ます。

が、山よりも寝づらいです。
ちょくちょく起きてしまい、時間は3時。
そこから4時前まで横になったまま待機し、寝袋を撤収。
バス停に並びました。

結構な人数いますね。バスは何台も出ていたので余裕で座っていくことができました。


広河原への2時間。バスに揺られうつらうつら、ちょくちょく寝ましたが安眠はできませんでした。

【広河原-北岳肩の小屋】

広河原についたのは7時前。ただトイレに並んで準備をしていると7時を越えちゃいました。
着いたら即出発して、人とのすれ違いロスを減らすのが常ですが、どうしてもトイレにいきたかったんですもん。

天気は快晴。標高が1500mあるのでひんやり。ウインドブレーカーを羽織り、ストックを出してスタート。

樹林帯は木々が多くて、ザ・南アルプスといった装いですね。
ただ登りは常に急登。走るもことはできません。
急登の度合いは減ることないので、足の踏ん張りができずに早歩きすらできなくなってきました。
ただただ歩く。でもみんな結構やられているのか。抜けます

ほどなく白根御池小屋に。名物のソフトクリームをみんな食べてます。
自分はこんな序盤で食べるわけにはいかないので、すぐに出発

これが池かな?

アイゼンをもってきていないので、草スベリから北岳を目指します。

こちらは黄色い花がたくさん。名前は知らないです。





ここらへんの登りは本当にきつくて、普段はまったく足をとめないで進めるのですが、一時足をとめるぐらいのきつさでした。
こういうきついときに思うのは道の譲り合いでのことです。
いつもは登りでも下りでも道は譲りますが、登山道は一般的に登り優先です。こういうきついところでは特に譲ってもらいたいんですが、登山ブームの影響なのか半分ぐらいの人が譲ってくれなくて、正面にきたときにどう避けようか初めて迷って、こちらが察知して避けるということが多くありました。
これから余裕をもっともって学んでくださいね。

小屋までは樹林帯。小屋からは日差しを避ける木がなくなるのも辛いところです。
標高は確実にあがっているのに滝汗が止まらない。ウインドブレーカーも登り始めて10分でしまっています。

だいたい2800mぐらいまでは暑かったです。
そこから稜線に出たら今度は風が強く吹いて、涼しいを通り越して一気に寒くなってきました。
しかも度々、挨拶をしても道を譲ってくれない団体さんがいるので、スピードダウンしてしまい、寒さが止まらない。ウインドブレーカーとグローブをつけて、若干寒いかなぐらいだったので、とりあえず山頂まではこれで進むことにしました。

途中、肩の小屋につくともうビールを飲んでいる人がちらほら。
まだ午前中なのに、もう終わりなのかな?
ここでもノンストップで通過します。

【北岳肩の小屋-北岳-間ノ岳】


この白峰三山は樹林帯こそ南アルプス特有の景色、足場ですが、稜線に出るとその趣きは北アルプスのように険しいです。ただ危険箇所は特になかったので、渋滞と風対策しておけばバッチリですね。

北岳で写真を撮ります。風が強いので髪も乱れる乱れるw
こんなところで休憩している時間はない!またもすぐに出発。ここまで3時間半ぐらい。


ここからは待望の下りなので、肩に備え付けてあるバンジーコードにストックを引っ掛けます。
慣れたもので最近は歩きながら収納することもできました。
走れない程度には険しいですが下りは基本スピードアップ。その影響で暑くなってきました。

途中、登山者の人が「キタダケソウだ!」と写真を撮っていたので便乗して、パチリ。
正直、よくわからないです。

先程の寒さが尾を引いているのでトイレに行きたい。迷わず視界に入っている北岳山荘でトイレを借ります。

さあ再出発だと思いきや、小屋の近くの囲っているゲージに雷鳥とヒナがいるじゃないですか!
かわいい。でも写真だとよくわからない

保護なのかそれとも育てているのか、どっちなんでしょう。
あまり長いするのもアレなんですぐに出発。
今度は間ノ岳の登り。北岳を過ぎてからは登山者の数はぐっと減っています。

が、風の強さは減らない。まったく減らない。
もう我慢できずにカッパの上だけ着用しました。勿論頭を覆って。
カッパは耐風性があるので、こういうときに便利ですよね

次に見えるピークが間ノ岳と勝手に思っていましたが、そんなわけはなく、違うピーク。
ちゃんと地図を見ていないw


間ノ岳に登るころには晴れていた天気も曇りになり、強風のため、そのガスがすごい速さで駆け抜けていきます。やっぱりテント込みのファストパッキング装備だと快活に進めないです。体が重い。
そして眺望がなくなったとたん、眠くなってきました。
そう、眠気は単調な風景が続くと途端に来るんですねえ。

北岳に比べると人気がない間ノ岳。
ただ山頂につくとテンションがあがるので、眠気もふっとびました!山パワー!
タイムは5時間40分ぐらい。

【間ノ岳-農鳥岳】

真っ白な眺望をみつつ、快活に下ります。
と、さっそく雪です。
今まで雪を避けられていたのですが、ついに雪につかまってしまいました。
普通に通過します。

間ノ岳からの下りは今まで同じく走れません。
白峰三山は厳しい山なので早歩きが常ですね。たまーに走るぐらいです。
眠気もふっとんだので眼下に見える農取小屋向けて順調にくだりました。

農取小屋らへんは晴れていたのですが、特に用事もないので通過
ここらへんからさらにグッと人に会わなくなります。間ノ岳らへんで会ったひとも今日は農取小屋までしかいかないと言っていました。
時間は13時半過ぎ。やっぱり普通の登山者は昼過ぎには山やめちゃうんですね。

農取小屋から見える農取岳は心を折るぐらいの高さがありましたが、まあトレランでも登山でも高い山に登るコツは深く考えずに足を出すことです。そのまま進んでふと、後ろを振り返ると結構進んでいることが確認できて、それを糧に進むことができます。

ただあまりに風が強いので、カッパの下もつけることにしました。
これで耐風は完璧!
あまり重ね着したくないのは重ね着するとどうしても速度が落ちるんですねえ。
だから基本は短パン+Tシャツを外したくないんですが、まあ山は厳しいところ。環境によって合わせないとね


さあ、農鳥岳についたぞと思ったら違う山でした。その名も西農鳥岳
またも地図をよくみてないw

ここであった学生っぽい青年とちょっと喋ったときに「ここから大門沢小屋にいくって、着くのは18時ぐらいになるんじゃないですか?大丈夫ですか?」と聞かれたので、「農取までいけばあとは下りだから、16時には着けると思うよ」

学生くん:「えええ!下りといっても急ですよ」
砂糖次郎:「大丈夫!」

ちょっと感覚が普通の登山者とずれまくっているので、あまり深く考えなかったですが、たぶん大丈夫でしょう。そんなにコースタイムが危ういぐらいのきっつい下りというのは思い返してもないですから。

農取岳までは岩稜地帯。地図上で40分と書いてあったので、20分ぐらいで着くかなと思いましが、さすがにスピードダウン。まあそんなに深くコースタイムは見ていないのでいいです。あとで見てみると23分でついてますね。悪くないです。


最後のピーク。農鳥岳に到着!






【農鳥岳-大門沢小屋】

さあ、下りだ!
さっきの学生君の言葉を信じるわけではないですが、ちょっと厳しい下りなのかなと思ったら、そんなことはないです。むしろ走れるぐらい道は順調です。ただ雪の下りがあるので、そこはトレランシューズだとどうしても滑ります。そこまでのグリップ力はないです。
最初は慎重に降りていたんですが、どうしても滑ってしまうので、シリセードで下りました。
ただカッパの下はもう脱いでしまっているので短パンだと雪が冷たい冷たい!
この雪の下りが3個ぐらいあってイヤになっちゃいました。


降下点のところには鐘があって、わかりやすい。
ここから南にいくと蝙蝠尾根なんですねえ。たしか

ここからの下りは確かに急ですが、そんなに気にするほどではないです。


走れないですが、早歩きならできる。
ガスが樹林帯を覆っていい感じです。
ここらへんから先行する登山者にガシガシ会っていきます。みんなは北岳山荘らへんを朝出たのかな。
ただここで問題が、履いているアカシャという靴なんですが、弱点はないと思いきや砂礫に弱いです。ガンガン滑ります。うち痛いこけ方をしたのが2回。滑った回数は20回ぐらいでしょう。なんとかリカバーできることが多いのですが、ちょっとダメじゃんと思いました。


16時ぐらいに小屋に到着。そしてこの小屋でこの山行一番の問題が起きるのです。

【大門沢小屋でのトラブル】

3連休の中だったので混んでおりました。勿論テントサイトも。
そこで小屋に人にテントを張る場所がなかったため、玄関あたりのスペースに使い終わったらで構わないからテントを張らせてくれないかという旨を提案しました。すると小屋の人が本当にないですか?ということで一緒に見て回ることに、ただやっぱり張るところがない。

そこで小屋番どおしで相談して、「ちょっと待ってください。探してきますから」という案内をされたため、受付前で1時間程度待ってました。

が、ちょっと待ってにしては長すぎる。
再度、確認してにいくと「あれ?どうなってる?」と小屋番どおしで確認したあと、「ないです」との言葉


は?

日没になろうかという時間に1時間も待たされたんですけど?
一応文句はいいましたが、「そういわれてもない」の一言で「もういいです。下山します」と宣言し、下山に向かいました。


【大門沢小屋-奈良田】

正直、大門沢小屋を本日のゴールにして疲労の配分をしていたため、下りとはいえ、走れません。
そしてなにより腹がたって仕方がありません。
今までも山小屋のブログをネットで見たりすると、本当にそうか?という疑問を持ったりする部分が多くあるものの、山にずっと接している先人の言葉を信用して、言うことは守ろうとは思っておりましたが、山小屋の人もいい人もいれば悪い人もいるのでしょう。

ちゃんとした言葉でいえば上記のとおりですが、カスの言葉にはもう無視するほかないと思いました。

また自分以外にはすぐにテントを張る場所はないので、下山したほうがいいという意味のことを言ってました。夜になる時間に登山を推奨する山小屋なんて聞いたことがありません。よく遅くとも16時には小屋について夕方以降は歩き回ってはいけないと小屋の人がいっているのも意味がないのでしょう。
歩きたくなければ小屋泊しろという言外の意味もあると思います。

とにかくロードに出るまでは歩きどおしでした
もう足に力が入らないので、ちょっとこけたりしますが、怒りで足は出る。
ロードに出たら回復してたので、走ります。
もうどこかいくバスには小屋のせいで絶対に間に合いませんが、走らずにはいられなかったです。


集落に出て、最初の自販機でグレープジュースの炭酸のやつを買って、おいしい。
温泉があるけど、走るつもりならここで入るつもりはありません。
とりあえずバス停までいってみることにしました。
やっぱり全部終わっていました。そして奈良田の集落は物凄い小さい集落だったのでどこかでなにかをするということもできませんでした。
駐車場があったので、ペグが刺さりにくい中、テントをたてて、ご飯を食べて、就寝。

翌日の朝いちばんで家に帰りました。

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訪問者数:916人

コメント

災難でしたね。
農鳥小屋のおやじは評判悪いですが、山を知ってるからこそ登山者に厳しくしてしまい本当は良い人との評判も多いのですが、大門沢のオヤジは私が行ったときも横柄な態度で、印象悪かったですよ。

何はともあれ三山の日帰りお疲れ様でした。
2017/7/19 12:57
Re: 災難でしたね。
そうなんですか。ただ現地で聞いた話は結構そうともとれない話だったので、今後、農取小屋、大門沢には寄ることがないと思いますね。ありがとうございました
2017/7/20 7:04
お疲れさま
まさしく災難。これがその時間から下りれないような人だったり、下りられる人でも途中で事故ったりしたら大変だったなぁ。

ちなみに、18は森林限界のすぐ上にあるシナノキンバイの群生地じゃないかね。30は残念ながらキタダケソウではなくて、ハクサンイチゲだと思われる。遠目で判断はしにくいけど、葉の色から。

ライチョウはこういうことらしい↓
http://birdnewsjapan.seesaa.net/article/422735296.html
http://chubu.env.go.jp/nagano/pre_2017/29_4.html
2017/7/19 23:19
Re: お疲れさま
詳しいね!

思ったんだけど、rockwellさんらも大門沢を目指していたけど、これrockwellさんひとりならいけるかもしれないけど、他の人含めてだと結構厳しいルートだね

ライチョウは南アルプスは結構厳しい環境なのね。増えたらいいね
2017/7/20 7:07
Re[2]: お疲れさま
初日は北岳山荘か農鳥小屋の予定だったよ。メンバー的には行けなくはなかったけど、天候と体調に阻まれた感じだね。元々、南アはこの後ソロで行くから、無理する必要もないしね。
ファストパッキングくらいなら俺も一緒に行けるくらいのペースかなぁ。
2017/7/21 0:27
Re[3]: お疲れさま
あ、そうなんだ。
rockwellさんも荷物の重量を減らして、トレランシューズ履いたらいけるね!
ちなみに今回は水込みで8.2kgでした
2017/7/21 6:51
う~ん…
今回はなんとも後味の悪い山行になっちゃったね(>_<)
でも、大門沢小屋を夕方に出発して下山できるのは流石だね。お疲れ様でした!
2017/7/20 21:06
Re: う~ん…
下りは速いからねー。
ありがとー
2017/7/21 6:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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