立山
- GPS
- 06:43
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢からはアルペンルート(往復\9,050) |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪があり、場所によってステップが踏み固められていて、滑り易く危険です。 また一ノ越-立山間の急登は滑りやすく、浮石にも注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 登山後は大町温泉郷の薬師の湯へ。 夕食は安曇野IC近くのチェーン店で。 |
写真
装備
個人装備 |
D700(1)
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR(1)
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED(1)
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(1)
カメラ備品(1)
レインウェア(上下)(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
タオル(2)
帽子(1)
時計(1)
携帯電話(1)
財布(1)
昼食(1)
おやつ(1)
水筒(2)
シュラフ(1)
GPS
|
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感想
本当は1泊2日で白馬大雪渓から登って、
鑓温泉経由で白馬三山に行く予定でした。
でも前日の天気予想では、土曜日は雨とのこと・・・
そのため、今回も何処に行こうかと前日に計画を変更。
ふと考えていると、会社から特許の報奨金が出たとの連絡が!
急なご褒美を貰って、思いついたのが立山!
前々から行きたかったのですが、やはり往復料金のことを考えると、
中々重い腰が上がらなかった場所。
思い立ったら早速Compusで登山届を提出、準備をして就寝です。
当日は朝2時に起床して、3時に出発。
超気合を入れていますが、トロリーバスの時間を間違えているから。。。
最終の時間ばかり気にしていて、始発の時間を間違えていました・・・
扇沢に到着したのは5時。
切符売り場に行きその事実に気づき、2時間30分も待つことに。
そして、やっと7時30分になりトロリーバスに乗車!
モーター駆動で音は電車なのに、乗り心地はバスで何だか不思議な感じ。
一応無軌条電車と言って、法律上は電車との説明も。
確かに標識や信号類は全て電車仕様。
15分ほど揺られていると、黒部ダムに到着!
地下水がすごく、バスの窓は曇るし、辺りは水が沢山流れています。
ここからは黒場ダムの上を歩いて、ケーブルカーまで。
黒部湖川には水晶岳が見え、雲一つない快晴。
ダムからは轟々と大量の水が放水されています。
ケーブルカー駅では少し待つことに。
この時人地の登山客の方と雑談し、どうやら剣岳に行くとのこと。
そして、駅のホームが空きいざケーブルカーに。
ここでも愛惜した夫婦の方と登山話。
毎回のことですが、荷物的に泊りと思っていたらしく、
日帰りと聞いてビックリされてました。(カメラは置いてけないから・・・)
因みにこの方々とは、 富士ノ折立の辺りで再度お会いしました。
ケーブルカーの次はロープウェイ。
定員の関係で最初の便には乗れなかったので、屋上へ写真撮影に。
ここからは立山と後立山を見ることが出来、立山方面はやはり快晴。
ただし、後立山の方がすでに雲が上がってきていて、天気は悪くなりそうな感じ。
写真撮影後、時間になったので戻ってロープウェイに。
眼下を見下ろすと、新緑の中でニッコウキスゲが丁度見ごろ。
大観峰につくと、最後の室堂までのトロリーバスに。
バスに乗ってみると最初にロープウェイに乗った人もおり、
室堂に着く時間は同じ用で、何だか無駄に安心。。。
そして、最終的に9時ごろ室堂へ。
駅を出ると目の前には雄山が!
この時点で超テンション上がり、ハイテンションに!
まずは、写真を撮りつつ立山の水をいただきます。
そして時間の関係もあるので、まずは雷鳥沢を目指します。
雷鳥沢まではずっと舗装された道が続き、
キャンプ場に向かってどんどん標高を下げます。
途中ミクリガ池で写真を撮影しつつ、地獄谷の横を抜け、キャンプ場へ。
地獄谷は通行禁止になっており、確かにすごい硫黄臭。
喉の弱い人は注意が必要かもしれません。
自分も少し喉が痛くなったので、おそらく硫化水素にやられたのかも。
風向きの関係もありますが、立山内ではかなりの頻度で硫黄臭がしました。
そしてキャンプ場手前で、何百段もある階段を下り、本日の最低地点浄土橋へ。
ここには弥名川が流れており、何だか日本じゃない場所に来たような気分に。
そして浄土橋を渡り、少し歩くと雪渓へ。
だた、ここではルートを勘違いしてしまい、間違った雪渓を登ってしまいました。
元のルートに合流することは出来たのですが、今後の反省点です。
この雪渓を数百m登るとあとは夏道。
ここから剣御前小舎まで一気の上ります。
登山道脇には、チングルマとハクサンイチゲが咲き誇っています。
写真を撮りながら上機嫌でもぼっているうちに、失った標高分も取り戻せ、
稜線が近くなっていきますが、下界からはどんどんと雲が上がってきます。
焦りは禁物なので、天気よ持ってくれと祈りつつ、
出発から2時間ほどで剣御前小舎に到着。
ここでは、小休止をしつつ剣岳の雄姿を堪能。
そして天気の良いうちにと思い、先を急ぎます。
別山には20分ほどで到着したのですが、この時点で剣岳、そして雄山は雲の中。
北方からは本来目の前に剣岳が見えるはずですが、見えるのは裾野のみ。
まぁこうなることは分かっていたので、後ろ髪をひかれつつ先へ。
あとはライチョウの楽しみにする登山です。
別山からは一度稜線上を下り、そこからまた真砂岳へ登り返します。
この稜線上で一番降りたあたりで、雄山方面から来た外人さんと遭遇。
そして「剣岳はどれですか?」と日本語での質問。
日本語には慣れていないようなので、あれが別山って山で、
その向こうに見えるよ!と英語で返答。
そしたら普段の会話くらいのスピード(結構早い)の英語で、
ルートは一本道か?となり、大体そんな感じだよと。
風が強く聞き取りにくかったのも併せて、少々焦りました。
そして別山から30分ほどで真砂岳に。
この頃は山頂も雲の中で、辺りは真っ白。
ただ山頂直下にはチングルマやイワカガミ、ミヤマクワガタが咲いていて、
ちょっとしてお花畑が広がっています。
真砂岳からは少しだけ下り、最後の上り返しが。
見た目通り結構急でしたが、ここが最後の登り。
ここが過ぎればあとは下るだけだよ〜、
と考えながら登り30分ほどでに富士ノ折立到着。
ここから少し先の大汝休憩所まで行き、遅めのお昼ご飯に。
自分で作ることもできたのですが、面倒臭くなりうどんを注文。
このうどんを食べ、体が温まってきたところで再度晴れ間が。
暑いうどんをかきこんで、立山最高峰へ。
この頃にはガスも少し晴れ、御前沢雪渓ならぬ御前沢氷河も見えるように。
大汝山登頂後は最後の雄山を目指します。
雄山での途中でも、写真を撮っている時に外人さん夫婦と遭遇。
この方たちとも山トークで盛り上がることに。
何処から来たの?と聞いたら、スペインからと!?
思わずWow!と。タフだな〜。
母国語が英語でない者同士で、色々会話させてもらいました。
そして雄山の到着。だた、山頂に行くには参拝受付をしないといけません。
まぁ記念にと500円を支払い、山頂へ。
ここでは簡単な神事をして頂けます。
なんでも宮司さん曰く、険しい道のりを登ってきたことが修行なのだと。
そんな話を聞いて、今日の登山をエンジョイして、
楽しみまくってる自分が来て良かったのだろうか?と無駄な自問自動。
全部で5分ほど安全のご祈祷を頂きました。
そして色々室堂を目指して下山です。
雄山から一ノ越山荘まではかなりの急登で、一気に標高を下げます。
個人的には上りで来た方がよかった位。
道もザレていて、浮石も多く注意が必要です。
この後は特に休憩などせずに、室堂まで。
一ノ越山荘から先は、ライチョウさん出てきてよ〜などと
独り言を言い続けましたが、ライチョウには会えず。。。
何で立山なのにライチョウに会えないんだよ〜、どんだけ運がないんだよ〜、
等とブツクサブツクサ。
そうこうしている内に、室堂へ戻ってきました。
室堂付近では最後に写真を撮っていると、花の名前について質問が。
調子の乗って色々答えているうちに、人だかりが。。。
ガイドさんなんですか?と質問されたので、
そこはキッパリ「ただのサラリーマンです!」と笑顔で返答。
そしたら余計ビックリされたんですが・・・
そして帰りのバスがあるので、時間に合わせて立山の水を頂き、ホームへ。
帰りも帰りで、剣岳へ行った来たという若い男女のペアと話が盛り上がり、
あるある話を楽しくさせて貰いました。
扇沢の駅に着くころにはもう5時を過ぎていて、
そこから温泉へ行き、安曇野IC近くで夕飯を食べて帰宅しました。
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