また雲の中の月山:弥陀ヶ原から
- GPS
- 05:06
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 611m
- 下り
- 597m
コースタイム
天候 | 曇、1600mより上は雲の中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石畳で、よく整備されており危険個所なし。今年は残雪が多いようで、仏生池下と山頂直下の2か所に雪面のトラバースあり、注意。 |
写真
感想
しばらく山に行くことができなかったので、この週末に行きたいと思ったが天候が思わしくない。土日どちらかと言えば、土曜が東北北部以外は、雨が降るのは昼からという予報なので、早く出てサッと行ってこよう。久しぶりなのであまりきつくない所、暑くない高い所はないかな。月山は、弥陀ヶ原(羽黒口)からは登ったことが無いので、登山口がやや遠いが行ってみることにした。
月山八合目までの、月山高原ラインは羽黒山近くから16劼發△襦J涸で良い道だが幅が狭いところも多く、バスも通るのですれ違いに時間がかかる場合もある。朝のすれ違いは幸い車1台だけだった。帰りは対向車もあり、スピードには注意した。バス同士のすれ違いがあり、やや渋滞して時間もかかった。月山八合目駐車場は道の右側、谷側に並んでいる(無料)。係員の方が案内してくれる。駐車場は朝6時でバス5台、車20台ほどだった。天気のせいか、今日は帰り11時でも半分以上空きがあった。
さて、天気は予報通りで平地では晴れているが、月山の山頂は雲の中である。駐車場から階段を登り、弥陀ヶ原へ向かう。すぐに気持ちの良い草原となり、密度は薄いがニッコウキスゲがきれいである。登山道は最初木道もあるが、大部分は石畳や石の上をゆったりと登っていく。特に急な所もなく、花を見ながら進む。標高1600mあたりから雲の中に入ってしまった。その後、佛生池の手前で、雪渓を20mほどトラバースする場所があった。ガスで周りが全く見えないし、雪が柔らかくはないので、注意して渡る。佛生池の周辺はお地蔵様などもあり、独特の雰囲気である。小屋を通過して登っていくが、相変らず登りは緩い。行者返しは岩場の急登だが、距離は短いし、登りやすい。そこを過ぎると山頂から延びる稜線は近い。稜線に出ると風が結構強い。木道が出てくるが、その後も緩い登りである。山頂が近づくと稜線東側をトラバースするようになり、雪田に出るが傾斜は緩く危険はない。また、右の山腹にも踏み跡がある。先ず、右に月山の三角点に行ってみた。ここは月山に来た時はいつも立ち寄るのであるが、眺望が良いところだ。でも、今日は何も見えない。
その後、月山神社と月山山頂小屋の所まで行ってから戻り、神社東側の斜面で昼食をとる。ここは、ハイシーズンの昼頃は大勢の人で賑わうのだが、まだ9時前なので、姥沢や湯殿山下からの人はまだだろうから、人は多くない。天気も天気だしね。帰りは雪田を下り道に入って往路の通り戻る。下りでも、弥陀ヶ原上部は気持ちの良い草原である。帰りは御田原参籠所を経由して駐車場に出た。今日は天候があまり良くないが、多くの人と出会った。人数から言えば、白衣の月山講の方が半分以上かな。やはり月山は独特の雰囲気がある。佛生池付近の雪渓では白衣の方々は靴に藁を巻きつけて滑り止めにしていた、なるほど。弥陀ヶ原コースは標高差、距離ともリフトを使う姥沢コースより長いが、傾斜が緩いので登りやすいルートで、楽だった。
今日は、雲の中で少し濡れたが、雨には遭わずに、予定通り11時に駐車場に下山した。陽があたらないので15℃以下くらいで、場所によっては強風、Tシャツだと寒いくらいで歩き易かった。確かに涼しい山には行けたことになるか。帰路、湯殿山インター付近で12時位に大雨、それから仙台南インター近くでも14時前に一時的に大雨に会った。12時ころから雨というのは、天気予報通りだったが、少し北の秋田県では豪雨だったということだし、局地的に何処で大雨が降るかの予想は難しそうだ。
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