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Yamareco

記録ID: 1204132
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

丹溪新道から仙丈ケ岳

2017年07月20日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.7km
登り
1,373m
下り
1,127m

コースタイム

日帰り
山行
7:22
休憩
0:43
合計
8:05
6:40
178
9:38
9:51
40
薮沢新道分岐
10:31
10:36
30
11:06
11:31
104
13:15
90
14:45
北沢峠
天候 晴れのちガス
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
標高2716.1m三角点付近の岩場から仙丈
(最高点は雪渓の左上)
2017年07月20日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 9:23
標高2716.1m三角点付近の岩場から仙丈
(最高点は雪渓の左上)
馬ノ背2736mの北側の平坦地
2017年07月20日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 9:31
馬ノ背2736mの北側の平坦地
馬ノ背から仙丈
2017年07月20日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 9:40
馬ノ背から仙丈
ハイマツの雄花
(ハイマツは結実するまで何年も掛かる)
2017年07月20日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 10:21
ハイマツの雄花
(ハイマツは結実するまで何年も掛かる)
草本類のように可憐なハクサンシャクナゲ
2017年07月20日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 10:38
草本類のように可憐なハクサンシャクナゲ
甲斐駒
2017年07月20日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 11:05
甲斐駒
仙丈ケ岳頂上
2017年07月20日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 11:21
仙丈ケ岳頂上
奥の栗沢山、アサヨ峰は割とよく見えていた。
2017年07月20日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 11:45
奥の栗沢山、アサヨ峰は割とよく見えていた。
仙塩尾根上部
2017年07月20日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 11:47
仙塩尾根上部
直下から頂上を見上げる。
2017年07月20日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 11:47
直下から頂上を見上げる。
地蔵岳〜高嶺〜観音岳〜薬師岳
2017年07月20日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 11:47
地蔵岳〜高嶺〜観音岳〜薬師岳
小仙丈沢カール
2017年07月20日 12:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/20 12:27
小仙丈沢カール
《おまけ》
仙塩尾根からの仙丈ケ岳
2009年08月16日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss Digital, Canon
8/16 8:37
《おまけ》
仙塩尾根からの仙丈ケ岳

感想

仙丈ケ岳へ通じる四つのルートでは丹溪新道のみまだ歩いたことがなかった。
私が持っている2008年版の山と高原地図では、”荒廃ぎみ 風倒木多い”とあるが、最新の山地図(本屋で立ち読みする)にはこの記載はなく、歩きやすいようである。

北沢峠から帰りのバスのことを考え、丹溪新道を上がって北沢峠へ下ることにする。
(戸台大橋⇔北沢峠間は自由乗降区間だが、満車なら途中からは乗れない。)
埼玉県から行く場合、北沢峠までは山梨県側の芦安が便利だが、丹溪新道登山口へは北沢峠から始発の下り便に乗り継ぎとなる。
なので、長野県側の仙流荘6:05の始発に乗る。バスは4台出た。
梅雨明け直後の好天で、早朝は歌宿BSから鋸岳の稜線がよく見えていたが…

丹溪新道登山口(標高1780m)で下車したのは4台のバスで私のみ。
山頂までの標高差は約1250m、黒戸尾根より1000m近く小さい。
2550m付近で尾根に出るまでは針葉樹林帯で展望は得られないが、落ち葉が積もった足裏に優しいふかふかの道だ。
古い倒木は片付けられているが、新しい倒木が散見される。
急斜面や岩場はなく、ロープや梯子なども全くない単調な上り。
ネットの記録には西側が崩落していて通行注意とあるが、足元を見ながら歩いていれば転落する危険性は全くない。

針葉樹林帯から出れば多くはダケカンバで、鹿の食害を受けないマルバダケブキの群落もある。場所によっては目印としてロープが張られている。
馬ノ背は尾根から西側へ一段下がったハイマツ沿いの道で、広範囲の展望はない。

薮沢新道分岐までで行き会ったのは男性一人だけ。
ここまで3時間で上がり、休んでいる間には7〜8人見かけたが、みんなソロだった。
仙丈小屋直下の水は、冷たいというより、のどが痛くなるほどの冷水だった。
ここで給水できるので、持って上がったのは500㎖2本だけ。

山頂の天気で、ヤマテンの予報は大体合っていたが、山々に雲(キリ)の掛かるのがちょっと早かった。日本気象協会の山頂予報は、雲が掛かるかどうかについては従来から一切触れられていない。
どの山にも雲が多く、梅雨明け直後にしてはあまりすっきりしない眺望だった。

北沢峠からのメインルートはハイシーズンには混みあい、たびたび立ち止まらざるを得ないだろうが、丹溪新道はそんな百名山詣での人混みとは無縁のルートだ。
仙丈ケ岳登頂者の1〜2%が辿る程度だろうか。
北沢峠へ下った時、臨時の仙流荘行きがあってすぐに乗れた。

北沢峠より標高差は250mほど大きくなるが、自分の歩行ペースを大切にしたい人には是非お勧めしたい。

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