餓鬼岳・唐沢岳 北アルプス屈指のマイナールート・屈指のキツさ
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- GPS
- 29:57
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 3,366m
- 下り
- 2,900m
コースタイム
- 山行
- 11:03
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 13:46
天候 | 22日 晴れ 23日 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白沢登山口〜餓鬼岳小屋:歩きやすいように気を使って整備されているように感じました。 餓鬼岳小屋〜唐沢岳:ザレ場が多く、ここにロープが張ってあったらなぁという場所が何ヶ所もありました。 餓鬼岳小屋〜東沢乗越:結構樹林帯の多い縦走路です。 東沢乗越〜中房温泉:最初のうちは完璧に刈り払われているのですが、そのうち疎になります。渡渉点で向こう岸のペンキマークを見落とさないよう気を使う必要はあります。 |
その他周辺情報 | 安曇野しゃくなげの湯 http://syakunagenoyu.info/ ここの湯は、中房温泉近くの国民宿舎有明荘から引湯しているそうです。中房温泉で立寄り湯に入るのもよさそうですが、バスの乗車を優先しました。 |
写真
感想
北アルプスで未踏の餓鬼岳に行ってみようとプランニング。餓鬼岳に行くなら唐沢岳も行ってみたい。燕岳から餓鬼岳までのルートをつないでみたいと夢は膨らみ、2日間で初日に唐沢岳までの往復、2日目に燕岳まで行って合戦尾根を下りるという計画になりました。
ムーンライト信州を信濃大町で降り駅で待機していたタクシーで白沢登山口へ。代金4,100円。意外にも餓鬼岳登山者は多いらしく、しばしば登山者を乗せるそうです。登山口の駐車スペースはかなり手前から満車状態。ここって本当にマイナールート?
道路の左側から入山。しばらく行くと「最後の水場」。でも、結構水量の多い小川。本当に飲んで大丈夫なの?
標高が上がるといろんの高山植物が咲いています。いちばん目立ったのはカラマツソウかな。
登山口からずっと、2人の女性パーティーに抜いたり抜かれたり。こちらはテン泊装備で重量があるとはいえ、ふつうの登山道で抜かれることってあまりないんたけど。うーん、やはりここはエキスパートが来る山なのか。
それほど広くないテン場に先客1組。この日は4組で、スペースはゆったりしてました。
テントを張って、まだ2時前。唐沢岳までのCTは往復ともに2時間40分で、行ったら帰ってくるのは7時を回る。日の長い時期とはいえそれはどうなのか。逡巡しつつも、荷物はないしスピードアップできるかもしれないと、行ってみることにしました。
まずは餓鬼岳。長野県によくある黄色の標柱。少し行くとコマクサの群生地があって癒される。でも癒しはここまで。その先はアップダウン、岩場、ロープのないザレザレの急坂が限りなく続きます。唐沢岳に着いたのが午後4時半。引き返してテントに着いたのは7時を過ぎてました。かろうじてヘッデン山行にはならなかったけど、日の長い時期じゃなかったらまずいところだった。遅い夕食を作って食べ、就寝は山では遅い方の9時過ぎ。翌日の行程も長いので、当初2時起き4時出発を考えてましたが、寝るのか遅くなったので3時起き5時出発。
日出(4時40分)の頃は朝焼けに浮かぶ富士山も見えましたが、予報は昼から雨。昼どころか午前5時からパラパラと降り始め、雨具を着て出発。この時点で燕岳まで歩くモチベーションはかなり下がり、前日小屋番さんに訊いておいた東沢乗越からダイレクトに中房温泉へ下りるショートカットルートが現実味を帯びてきました。
東沢乗越まで、標高2500メートルを境に樹林帯を出たり入ったりする縦走路。雨はそれほど強くなりませんでしたが、風がでてきました。
このルートでも、燕岳まで行って合戦尾根を下りるという単独行の女性に抜かれました。やはりここはエキスパートの山か。
東沢乗越からはしばらくきれいに刈り払われた道ですが、そのうち刈り払いが疎になってきます。何度か渡渉するところがあり、ペンキマークを確実に見つける必要があります。
中房温泉に着くと、山ガールでいっぱい。バスはお客さんが揃えば出発しているようでした。途中、「しゃくなげの湯」(700円)に寄って帰りました。
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