大雪山縦走（旭岳〜黒岳〜トムラウシ山〜天人峡）

2017年07月25日(火) ~ 2017年07月27日(木)

• GPS: 56:00
• 距離: 55.6km
• 登り: 2,881m
• 下り: 3,858m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:37

12:20 姿見
12:20 姿見の池
13:42 13:48 旭岳
14:41 間宮岳
15:10 中岳
15:52 お鉢平展望台
16:47 16:57 黒岳
16:57 黒岳石室

2日目

• 山行: 11:32
• 休憩: 3:13
• 合計: 14:45

3:30 黒岳石室
4:48 北海岳
5:33 白雲岳分岐
5:50 6:18 白雲岳避難小屋
8:13 忠別沼
8:46 8:51 忠別岳
10:20 五色岳
11:11 ヒサゴ沼分岐
11:44 日本庭園
13:05 北沼分岐
13:20 16:00 トムラウシ山
18:15 ヒサゴ沼避難小屋

3日目

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:43

3:30 ヒサゴ沼避難小屋
4:17 ヒサゴ沼分岐
4:28 化雲岳
5:13 小化雲岳
6:42 第一公園
7:38 滝見台
8:13 化雲岳登山口

天候

1日目　ガスのち雨
2日目　快晴
3日目　ガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 飛行機

行き
旭川空港からいで湯号利用
一日4便あり片道1000円

帰り
天人峡からタクシー利用
空港まで約9000円
空港までの公共バスはありませんでした

コース状況／危険箇所等

大きな雪渓は以下の2か所にありました。
旭岳〜裏旭キャンプ場
ヒサゴのコル〜ヒサゴ沼避難小屋

アイゼンなしでも行けましたが、ヒサゴに関しては傾斜があり、滑ったら沼にドボンな状況なので、軽アイゼンつけた方がいいです。

あと北沼分岐〜トムラウシ山は目印が見つかりにくいです。
ペンキマーク、ケルン、ピンクテープあるので要確認。

個人的な意見としては黄色のペンキマークではなく赤色のペンキマークにしてほしいです。
薄くなったペンキマークが苔の色に似て、ルート間違えそうになりました。

その他周辺情報

森のゆ　花神楽
10：00〜22：00
大人日帰り　650円
名物の花神楽ラーメンおいしかったです。

写真

7/25 8:18

本州から旭川へ
天気がいいです。

7/25 11:54

3年前来た時には、ロのところに黒い焦げのようなものはなかったです。

7/25 12:32

姿見
30分前までは山頂見えてました……

7/25 12:33

火山ガスと旅行者

7/25 13:02

ガスと強風の中を進む。

7/25 13:43

旭岳山頂
3年前と同じく何も見えず寒い……

7/25 14:03

ガスの中の雪渓歩きは怖いですが、足跡は明瞭なので迷いはしないと思います。

7/25 14:31

少しガス薄くなりましたが、またすぐにガスがかかります。

7/25 14:41

間宮岳
ここから先は強風
たぶん15m/sぐらいあったと思います。

7/25 14:50

イワブクロ

7/25 14:58

お鉢平一瞬ガス取れる。

7/25 15:10

中岳
真っ白で強風。

7/25 15:52

鞍部まで来ると風治まりました。

7/25 15:53

チングルマ

7/25 15:54

小さな花畑

7/25 16:01

雪渓と少しの晴れ間

7/25 16:03

イワギキョウ

7/25 16:17

凌雲岳と青空と花畑

7/25 16:29

ゴゼンタチバナ

7/25 16:46

黒岳からの晴れ間
右側から黒い雲がモクモクと湧き出てくる。

7/25 16:47

黒岳
麓のほうは晴れてました。

7/25 17:12

黒岳石室
この日は夜半まで、夕立のように降ったりやんだりの繰り返しでした。

7/26 3:45

翌朝の渡渉地点
石の上歩けば濡れることなく渡れました。

7/26 3:48

朝露で結構濡れます。

7/26 4:20

朝焼けの北鎮岳

7/26 4:20

青空と朝焼けと私の影

7/26 4:23

朝日が緑に映える。

7/26 4:24

日の出
雲一つない快晴！

7/26 4:48

北海岳と朝焼け

7/26 4:48

北からどんどん雲が流れてきました。

7/26 4:49

快晴微風
これから12時間近く歩くので、最高の日になりそうです。

7/26 4:49

トムラウシ方面
チョコっと見える山はたぶんトムラウシ山？

7/26 4:49

これから向かう道程

7/26 5:18

エゾコザクラ

7/26 5:21

テカテカの雪渓歩き
朝早いので締まってます

7/26 5:33

白雲岳分岐

7/26 5:43

白雲岳避難小屋とテン場
ミニチュアのようです。

7/26 5:49

チシマノキンバイソウ

7/26 6:18

白雲岳テン場

7/26 6:19

白雲岳避難小屋

7/26 6:24

トカチフウロ？
違うような気もする。

7/26 6:36

青・緑・白
コントラストが良い！

7/26 6:41

道のりはまだまだ長い。

7/26 6:44

たぶんギンザンマシコ
どこをみているのか。

7/26 6:52

コマクサ
ほとんど終わりかけでした。

7/26 7:48

雪渓のゼブラ模様

7/26 7:50

ケルンと広い道
こんな広い登山道は初めてです。

7/26 8:05

忠別岳を望む。

7/26 8:13

忠別沼と登山者

7/26 8:43

雪渓のゼブラ模様��

7/26 8:46

忠別岳

7/26 8:47

まだまだ先は遠い。
大雪山は広い！

7/26 10:35

トムラウシ山

7/26 10:35

化雲岳のなだらかな稜線

7/26 10:40

花名分からず

7/26 10:43

木道とトムラウシ山

7/26 10:55

花畑と木道
気持ちがいいです！

7/26 11:16

青い沼？

7/26 11:27

ロックガーデンへ向かう。

7/26 11:44

日本庭園

7/26 12:39

岩礫地帯
目印がわかりづらいです。
特に登りの時。
視界悪い時要注意！

7/26 12:59

北沼とトムラウシ山

7/26 14:39

ドローン飛んでるところ初めて見ました。
田中陽希さんの100名山縦走思い出しました。

7/26 14:39

トムラウシ山山頂

7/26 14:40

右奥の黒岳からここまで来ました。

7/26 14:40

三川台方面

7/26 14:40

美瑛岳方面
時間余ったので、2時間以上頂上滞在しました。

7/26 18:24

ヒサゴ沼避難小屋

7/27 0:58

小屋と星空

7/27 1:06

天の川

7/27 1:20

ガスがなかなか晴れないです。
東風が強い。

7/27 1:31

星空と雪渓とヒサゴ沼

7/27 4:17

翌朝ガスで真っ白です。

7/27 4:28

化雲岳
真っ白で強風です。

7/27 4:52

ガスが取れてきました。

7/27 4:52

天人峡への道

7/27 4:57

晴れたりガスったりの繰り返しです。

7/27 4:57

神々の庭とたぶん美瑛富士

7/27 4:58

ブロッケン！

7/27 4:58

流れてくる雲が生きているかのようです。

7/27 5:48

藪漕ぎ
胸元まで高さありますが、足場しっかりしてるので、そこまで歩きづらくはないです。

7/27 6:42

チングルマの果穂

7/27 6:45

ワタスゲ

7/27 6:47

エゾカンゾウ
調べるまでニッコウキスゲかと思いました。

7/27 6:48

旭岳と青空と花畑

7/27 6:58

樹林帯入ると虫がすごいです。
ササ払い助かります。

7/27 8:06

花名分からず��

7/27 8:13

天人峡へ下山
22キロのザック13キロになりました。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ テントマット シェラフ

感想

ksm2301

裏銀座縦走を予定してましたが天候不良。
なので、天気の良い北海道へ3年ぶりに大雪山縦走しに行ってきました。

今回印象に残ったのは、トムラウシ山頂でのインタビュー。
地元の新聞の方がトムラウシ遭難事故についての意見を聞かれました。
生憎不勉強で詳細までは知らなかったので、あとで調べました。
http://www.jfmga.com/pdf/tomuraushiyamareport.pdf

装備に不備はないか？
天候は大丈夫なのか？
エスケープルートは？
携帯の電波は入るのか？
体調は大丈夫か？
などいろいろ山に入る前に調べる、または行動中考えなければいけないことがあります。
その中で正しい状況判断し、適切な対応をしていくことが本当に大切です。

実際今回の山行の中で脱水症状起こしかけている方がいて、水を少し分けました。
ソロで脱水症状起きると最悪の場合行動不能になります。
そういったことを防ぐためにも装備の点検は大事です。

いろいろ考えさせられる山行となりました。