夏はどこへ?雨の鷲羽・水晶・雲ノ平。だけど雷鳥パラダイスでした。
- GPS
- 76:48
- 距離
- 50.6km
- 登り
- 3,801m
- 下り
- 3,778m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:32
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:12
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:11
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:37
天候 | 26日:曇り 27日:雨→晴れ 28日:雨→晴れ 29日:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日のAM3時前着だったので、最上段に余裕で停められました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新穂高〜小池新道入口 だるい登り。下りはこれまただるい下り。特筆すべき内容はありません。 ■小池新道入口〜弓折乗越 ゆるやかに高度を上げていきます。曇りで太陽はなかったですが、暑い・・・。 それでも雪渓や秩父沢などを横切る際には冷たい空気で気持ちよかった〜 ■弓折乗越〜双六小屋 稜線ルート。今回あいにくの天気で眺望はありませんでしたが、晴れていれば素晴らしい眺望かと。 花見平の雪渓にて雷鳥親子に遭遇。かわええなぁ〜 ■双六小屋〜三俣山荘 双六分岐までは、20分弱を急登。天候不順のため、往路は巻道を利用。 巻道とは言え、結構UP/DOWNがあり疲れました。 1か所崩れそうな雪渓渡りあり。 ■三俣山荘〜鷲羽岳 標準CT1.5Hの登り。特に危険個所はありません。 ■鷲羽岳〜水晶小屋 鷲羽からワリモ岳までは、ちょっと高度を下げて分岐。その後水晶小屋へはやや登りですが、特に危険個所はありません。 ■水晶小屋〜水晶岳 標準CT40分ですが、岩場ありかつ雨だったので今回の山行で一番危険といえば危険だったかも。 ■水晶岳〜祖父岳 岩苔乗越経由で祖父岳へ。こちらも特段の危険個所なし。 ■祖父岳〜雲の平 祖父岳からの大きく下って、雪渓を越えると分岐。 そこからはほぼ木道。一部雪渓渡りあり。 ■雲の平〜黒部源流〜三俣山荘 第一雪田・第二雪田越えは、今回のようにガスがかかってるときは注意。(赤マークはありますが) 雪田を越えると源流まで大きく下るので、スリップ等にも注意。 源流前の渡渉は、水量が多い場合は要注意。急がないと靴濡れます。 ■三俣山荘〜三俣蓮華岳〜双六岳〜双六小屋 三俣峠から三俣蓮華岳は急登。 三俣蓮華岳から双六岳は緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。 往路はガスガスで全く見えませんでしたが、復路はガスも若干晴れて、巻道ルートもはっきり確認できました。 |
その他周辺情報 | ■登山後の温泉 深山山荘:日帰り入浴\700 露天と内湯ありますが、露天は石鹸利用不可。 内湯利用でしたが、ヒノキ風呂でさらに独占だったのでのんびりできました。 |
写真
感想
2年前の10月に計画したコース。
当時は台風で断念。
今回満を持して(?)行ってきました。
予報では、初日は前半が微妙なもののその後は良好予報だったので決行。
…見事に期待を裏切られました。
まさかの梅雨の戻り。
<初日>
新穂高第三Pに夜中に到着。平日+天気悪いので最上段に余裕で駐車可能。
AM4時に出発予定でしたが、雨が止まないためテンションが上がらずAM5時まで粘って出発。
順調に3.5Hで鏡平山荘に到着して、カキ氷でリフレッシュ。
弓折乗越からは稜線伝いとなり、晴れていれば槍・穂を見ながら稜線漫歩でしょう。
残念ながらガスガスでしたが…。ただ、雷鳥親子に会えました。(花見平の雪渓)
双六小屋から先、三俣山荘までは稜線上がガスに覆われていたたため巻道を選択。
結構アップダウンあり、三俣峠まで結構疲れました。
なんだかんだで、13:30に三俣山荘到着。
三俣山荘、天気・曜日からか非常に空いており快適に過ごせました。
名物のサイフォンコーヒー・ジビエシチューも美味しかった。
また、1日前に入山していた友人夫婦にも会うことができ、楽しめました。
夜は、香川・岡山大学の診療チームによる高山病のアンケート+講義。
グダグタ感(?)はありましたが、質疑応答タイムのやりとりは為になりました。
<2日目>
朝から今にも振り出しそうな天気。
せっかく来たので予定通り、鷲羽〜水晶〜雲ノ平のコースで行きます。
鷲羽岳まではまだよかったものの、ワリモ岳に向かう途中から雨が激しくなり雨具装着。
そのまま水晶小屋まで。
水晶小屋は小屋明け前日で営業前でしたが、売店・トイレはOK。
新しいバイオトイレもできてました。(入れませんでした)
また、野口五郎からの縦走者も多数来てました。
水晶小屋に荷物をデポして、眺望が絶対にない水晶岳へ証拠写真を撮りに。
途中雷鳥に再び遭遇。
その後、祖父岳を経由、雲ノ平テン場にて昼食後、ようやく雲ノ平山荘へ到着。
晴れてきたので、祖母岳へ散策。祖母岳からの水晶岳や黒部五郎岳の眺望はすばらしいものでした。
山荘は混雑していて、夜は寝苦しかったですが特段いやな思いもなく、夕食の石狩鍋はとても美味しかったです。
(雲ノ平が有名になったので、近年は明らかにキャパオーバー)
<3日目>
雨が止むのを期待しましたが、無情の雨。。
祖父庭園にて雷鳥遭遇。天気が悪いとよく会いますね。
黒部源流までの急坂を下って、やや増水した渡渉をへて黒部源流の碑へ。
沢の箇所にあるかと思いきやそうではなかったんですね。。
三俣山荘に立ち寄り、三俣峠から三俣蓮華岳の急登にヒイヒイ言いながら真っ白(笑)な頂上へ。
心眼にて眺望を楽しんだあと、双六岳へ向かいます。
丸山からの下りにて、雷鳥のつがいに遭遇。
途中、上高地から槍を経て立山に抜けるという親子に会いました。
お子さんのしんどそうな顔に比べお父さんの満面の笑顔が印象的。
双六岳から双六小屋に向かう道は、晴れていれば槍に目指してあるく絶好の眺望。
(心眼で楽しみました)
金曜ながら、双六小屋は空いており、小屋の外にて視界が開けた鷲羽岳を肴にビール。たまりません。
夕食の天ぷらも美味しかった。
<4日目>
翌日ご来光を期待するも、再び雨にて断念。
それでも出発する5時くらいには雲が切れはじめ朝日を拝むことができました。
双六小屋から4:40にて下山。最後の林道はつまらないですね。
総括として眺望はやや残念ながら、行ってよかった・また行きたいと思える山行でした。
(贅沢言ってはいけませんね)
次はどこ行こうかな。
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