君の名は袈裟丸山(ついでに皇海山)
- GPS
- 60:03
- 距離
- 46.0km
- 登り
- 3,375m
- 下り
- 3,611m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 9:15
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:46
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 雨天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
それ以外は徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
庚申山のお山巡りは基本的に整備が行き届いている。道間違いして変な崖にとりつかないように注意。 鋸山の東尾根は上級者向け、晴れていればそこまでではない。 鋸山から奥袈裟丸山あたりまで笹薮が多い。特に六林班峠から法師山の斜面取り付きまでは、踏み跡すらない区間も多く、背丈ほどもある笹を押し倒しながら進む場面もある。コースタイムも当てにならず、特に思いがなければ避けた方が良い。 |
写真
感想
皇海山に登るのが今回の目的。大抵の人は群馬県から長い林道を伝って、最短コースから日帰りで登るのでしょうが、それでは短すぎます。
しかし、残りのコースは岩場か笹薮だと知っていれば、計画段階でかえていたかもしれません。
今回のコースは登りは庚申山から鋸山経由で、下りは袈裟丸山方面です。
庚申山系はなかなか面白い難所で、雨天で、しかもポンチョ被ってなければ最高だったと思われます。
下りに使った南の尾根は、昭文社の地図にはルートが破線で書かれているものです。
破線もピンキリですが、とりま歩けるでしょうと思って行くと、踏みあとすらない区間もありました。
ヤマレコの足跡をよくみると、この区間だけログがありません。
皇海山から北に、中禅寺湖方面にすら足跡があるというのに!
つまり、この山域の地図は、ずいぶん長く更新していないのです。
当初はこのコース、荷物を軽くして1日でこなそうと思っていたのですが、やっていたら遭難するところでした。
雨なので、テンチョのテストもかねて、二日に分けましたが正解です。
鋸山と袈裟丸山の印象の強さの影にかくれる皇海山でした。
袈裟丸山という名前の山はたくさんあって、南から前袈裟丸山、後袈裟丸山、中袈裟丸山、奥袈裟丸山、最後に最高峰に小さな山名表示で、袈裟丸山。
袈裟丸山は三百名山に数えられますが、さてどれを登れば袈裟丸山登頂といえるのでしょうか。
思うにこの袈裟丸山というのは、一連の山を合わせて呼ぶのではないか、そう思われます。
最高峰の袈裟丸山のさらに北に法師山というピークがありまして、ささやかながら儀式の跡も見られます。
この法師山を顔に見立て、袈裟を着るように湾曲しながら流れるのが袈裟丸山なのです。
石仏史跡類も、前袈裟丸山の方に多く残っております。
であるから、法師山から前袈裟丸山の、その麓の登山口を降りるのが筋かと思われるのですが、残念ながら現在は後袈裟丸山から前袈裟丸山までが崩壊激しく通行止めとなっております。
仕方ないので私は左側に袈裟を切りました。
その先は十数キロの車道歩き。最後の一時間はバス路線ですが、1日一往復しかありません。
早朝に下り、夜中に上がるバスで、登山にはほぼ使えません。
今回はテンチョのテストも兼ねました。
雨の朝にツェルトを畳んで、濡れたツェルトをザックに詰め込むのは辛いこと。テンチョならそのまま被って歩けるのでは?
あと土場があるので、濡れた靴の置き場に困りません。ガスストーブで自炊できるギリギリのサイズで、ワンポールテントは設営が簡単で時間もかからない利点あります。
実際試したところ、テントとしてはかなり気に入りました。今度のアルプス縦走に使うつもりです。
雨具としては使えないこともないが、厳しい場面も多くあります。それはポンチョの特性なのか、テンチョだからなのかわかりませんが…
テンチョが快適なのは、山行の、全体の半分ぐらいでしょう。
完全に置き換えられるのは、軽いハイキングだけです。
ハードな岩場でなければ、我慢して使えないこともないので、降水確率が低い日に、ゴアテックスなしで行っても良いかもしれません。
階段登りなどで裾を踏んだり、藪に引っ掻けるのが特に不快です。そして思ったより蒸れます。
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