バリエーション初級 阿弥陀岳南陵〜御小屋尾根（＋赤岳）（行こう！歯科健診登山部）

2017年08月02日(水) [日帰り]

• GPS: 09:24
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,915m
• 下り: 1,901m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 1:42
• 合計: 9:23

距離 16.3km 登り 1,915m 下り 1,911m

6:26 舟山十字路
6:31 舟山十字路 水場
6:42 広河原
7:06 旭小屋
8:14 8:15 立場岳
8:29 8:39 青ナギ
8:59 9:00 無名峰
9:55 10:06 阿弥陀岳
10:25 中岳のコル
10:34 10:50 中岳
11:04 11:10 文三郎尾根分岐
11:24 11:28 赤岳
11:29 11:30 竜頭峰
11:30 11:47 赤岳
11:48 竜頭峰
11:49 11:51 赤岳
12:02 12:11 文三郎尾根分岐
12:24 12:28 中岳
12:36 12:37 中岳のコル
13:01 13:14 阿弥陀岳
13:17 西の肩（岩場）
13:21 13:24 西ノ肩
14:20 不動清水
14:49 14:52 御小屋山
15:04 美濃戸口・舟山十字路分岐
15:49 ゴール地点

写真

8/2 6:20

船山十字路に車で入りました。

8/2 6:21

パームランドジョガー　リールアジャスト（モンベル）をおろしました。
8ヶ月位のペースで買い替えています。

8/2 6:22

船山十字路、入山時の注意掲示。

8/2 6:22

ゲート。

8/2 6:22

行こう！歯科健診キャップをかぶり、出発！

8/2 6:26

まず、広河原のゲートを目指します。
船山十字路が1619m、阿弥陀岳が2805mなので、標高差1300m程。

※他の方の阿弥陀岳南陵のレポを読むと、まず船山十字路を直進し、標識に従ってとりつくルートを通っている方が多いようです。

8/2 6:35

林道歩き。

8/2 6:37

行こう！歯科健診登山部活動の一環。
「歯医者さんですか？」OR「歯科健診、行ってます」と声をかけて頂いた方に「行こう！歯科健診」シールを差し上げています。

8/2 6:38

広河原沢を何度か渡渉します。

8/2 6:39

これも渡渉。

8/2 6:40

また渡渉。

8/2 6:42

広河原ゲート。
鎖一本渡しているだけですが。

8/2 6:42

穴山財産区の警告。
コワイ...

8/2 6:42

立場「大」橋？
アレで大橋を名乗って良いんだ...

8/2 6:43

林道を歩きます。

8/2 6:44

「茸の売り払いをした山林です」
土地は保有したまま、茸を取る権利だけを売ったという意味なのかな？

8/2 7:01

茸密猟者に対する警告文。
この先も再三この手の看板が...
茸利権...

8/2 7:01

ミヤマモンシロチョウの説明書き。
かつては一般ルートだった名残なのでしょうか？

8/2 7:02

旭小屋。

8/2 7:02

もう何年も放置されているっぽいです。

8/2 7:03

「入山禁止」
登山者はいいのかな...

8/2 7:03

赤テープもあり、踏み跡もかなりはっきりしているので、樹林帯で迷うことは無いかと思います。

8/2 7:05

木道？

8/2 7:06

登山道の脇に沿って、針金が張ってありました。
登山道から外れなければいいのかな？

8/2 7:08

尾根への取り付きは急登。

8/2 7:11

所々崩落しています。

8/2 7:11

色の抜けたピンクテープ？

8/2 7:15

年季の入った標識

8/2 7:18

四区、のペンキ。
穴山と四区で茸利権を争っているのでしょうか？

8/2 7:19

これも四区。
赤がどぎつくてコワイ...

8/2 7:21

また崩落地。

8/2 7:22

茸盗人監視用のテント？

8/2 7:23

入山禁止の掲示と針金。

8/2 7:23

道の左側が穴山区。右側が四区？
信仰か？病的な程に林立する杭。

8/2 7:25

きのこたけのこ戦争、ココに極まれり？

8/2 7:26

毎年1本づつ立てているっぽいです。

8/2 7:28

展望はありませんが、稜線に出ました。

8/2 7:28

アイゼンの爪痕から、ここが冬季登山のルートであることがわかります。

8/2 7:29

穴山と四区のペンキ。

8/2 7:32

食べられそうにないキノコ。

8/2 7:35

禁止の標識と折れた木。

8/2 7:44

読めない...

8/2 8:00

コケの稜線歩き。
北八ヶ岳っぽい雰囲気です。

8/2 8:04

また四区のペンキ。
ここまで執拗にやるのは、穴山と四区で熾烈なキノコ戦争が合ったと思われます。

8/2 8:06

食べられそうにないキノコ。

8/2 8:08

立木にも容赦ない赤ペンキ。

8/2 8:12

標識が多いのですが、読めないものも多数...

8/2 8:14

立場山山頂。

8/2 8:15

2248m？山と高原地図では2370mです。

8/2 8:18

8/2 8:18

ギボシあたりかな？

8/2 8:27

青ナギ。

8/2 8:27

青ナギ、パノラマ画像。

8/2 8:30

通過後、振り返ってみます。

8/2 9:00

引っこ抜かれた三角点。

8/2 9:00

権現岳方面。

8/2 9:05

傾いた三角点。

8/2 9:06

岩場が始まりました。

8/2 9:11

P1かな？

8/2 9:13

高山植物を見ると、心が和みます。

8/2 9:17

P2？

8/2 9:17

P2？アップ。

8/2 9:18

P2？パノラマ画像。

8/2 9:21

また高山植物。

8/2 9:25

P3？

8/2 9:26

P3巻道。

8/2 9:28

P3巻道からガリーへ。
下はガスで見えません。

8/2 9:28

ガスで見えないので、恐怖感はないですが、物足りない気も...

8/2 9:28

読めない...

8/2 9:31

ガリーへの入り口に、情報通りワイヤーとお助けロープがありました。

8/2 9:32

ガリーを見上げます。

8/2 9:33

傾斜（45〜60度）は強いものの、岩の手がかりは多く、場所によっては草をそーっと掴んで登ることも出来ます。
恐怖感はそれほど感じませんでした。

ただ、冬季に岩が凍っていたり、雪で覆われると難易度は格段に上がりそうです。

8/2 9:36

ガリー上部は草付きになっています。
草の合間に踏み跡があり、ルートを見極めさえすれば問題はありませんでした。

8/2 9:42

P3？を振り返って。

8/2 9:47

P4？越しの阿弥陀岳。

8/2 9:58

阿弥陀岳山頂。

8/2 9:58

阿弥陀岳山頂、パノラマ画像。

8/2 9:59

阿弥陀様と自撮り。

8/2 10:05

居合わせた方に撮って頂きました。

8/2 10:15

阿弥陀岳南陵をクリアしましたが、時間があるので折角だから赤岳にも寄っていくことに。

8/2 10:16

カモ歯科...いやカモシカが。
ゆっくりと行者小屋方向に消えていきました。

8/2 10:24

中岳のコル。

8/2 10:47

中岳山頂。

8/2 10:35

読めない...

8/2 10:35

中岳山頂から行者小屋。

8/2 10:40

妻が持たせてくれたシベリアケーキを食べて休憩。

8/2 10:47

慰霊のレリーフ。
阿弥陀岳近辺のあちこちにありました。

8/2 10:53

これも慰霊碑。

8/2 11:07

文三郎分岐。

8/2 11:14

文三郎分岐から、阿弥陀岳と南陵を振り返って。

8/2 11:19

キレット分岐から竜頭峰へ。

8/2 11:21

3月に敗退した地点付近。
フカフカの雪のトラバースにビビってしまったのです。

概ね同じ位置からの比較写真。

8/2 11:22

頂上はあとすこし。頑張れ。

8/2 11:24

竜頭峰手前。

8/2 11:32

竜頭峰分岐。

8/2 11:38

6度目の赤岳登頂。
トンボやアブが飛び交っていました。

8/2 11:38

記念写真にトンボ？アブ？も乱入！

8/2 11:40

赤岳山頂、パノラマ画像。
展望なし...

8/2 11:50

ガスの中、阿弥陀岳まで戻ります。

8/2 12:04

文三郎分岐から、マムート階段と行者小屋。

8/2 12:42

阿弥陀岳山頂直下の長いハシゴ。
冬季には雪壁になるっぽいです。

8/2 13:05

山岳会が（多分）勝手に立てた標識。
昔はこれが（それほどは）咎められなかったのでしょう。

8/2 13:05

慰霊登山のプレート。

8/2 13:06

阿弥陀岳でエビス顔。なんちゃって...

8/2 13:07

なんか石版とか杭がたくさん。

8/2 13:08

赤岳、御小屋尾根、南陵（一般ルートではありません）の標識。
御小屋尾根に降りる際、ルートではないガレ場を降りてしまいました。
幸い、すぐ気が付いて登り返しましたが、疲れているとこーゆう凡ミスをしますね。反省。

8/2 13:14

昭和27年建立の慰霊碑。

8/2 13:15

裏には亡くなった方の名前と日付が。
担ぎ上げるのは大変だったでしょう。

8/2 13:17

摩利支天。

8/2 13:17

岩の割れ目を、ハシゴで抜けます。
積雪期には結構な難所になりそうです。

8/2 13:21

中央陵と御小屋尾根の分岐点。
今回は御小屋尾根から下山します。

中央稜は「立ち入り危険」とあります...

ヤマレコでは、南陵から登って中央稜から降りるルートが多いようですが、なぜ？

8/2 13:23

結構な急登を降りていきます。
ロープがあったので、遠慮なく使います。

8/2 13:26

段差にあったアルミハシゴ。

8/2 13:27

背の低い灌木の間を降りていきます。

8/2 13:29

またか！
四区のペンキ。

8/2 13:42

登山道は掘削が進んでいます。

8/2 14:19

不動清水の入り口。
とにかくアブが多く、ちょっとでも立ち止まると刺されるのでスルーして先を急ぎます。

8/2 14:39

うまく写らなかった...
枝にかかったモール状の寄生植物？

8/2 14:40

白いコケ？

8/2 14:50

冬以外で天候の良いときは大体半ズボンで歩くのですが、アブの襲撃に耐えかねてレインウェアを着ました。

8/2 14:51

行くな！という強い意志の感じられるバッテン。

8/2 14:52

御小屋山。

8/2 15:15

なんかの祠。

8/2 15:24

虎姫神社。
山と高原地図では「虎尾神社」となっています。

8/2 15:27

標高を下げるにつれ、歩きやすいフカフカの道になります。
これでアブさえいなければ...

8/2 15:30

最後は車も通行可能な林道に。

8/2 15:49

船山十字路に戻りました。
けがなくてよかったね！

8/2 16:26

帰りの八ヶ岳PAでは、案内板の上にツバメの巣が。

8/2 16:35

八ヶ岳ベーコンカレー。

8/2 16:54

八ヶ岳PAから見える山々。
ガスで確認できませんでした。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

wakodental

バリエーション入門編、阿弥陀岳南陵を登ってきました。
下山は御小屋尾根から。

核心のP3トラバースからのガリーは、手がかりも多く3点支持さえ守ればそれほどの不安を感じることはなく、楽しんで登れました。ただ、上から流れてくる水が凍ったり、雪がついていたら難易度はかなり上がりそうです。

この日苦しんだのは岩場ではなくアブでした...今度は長ズボンを履き、ハッカ油を持ってきます。