聖岳(日帰りピストンシリーズ芝沢ゲートより)
- GPS
- 10:04
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 3,043m
- 下り
- 3,029m
コースタイム
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 10:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
芝沢ゲートの手前に第2駐車場もあります。 第2駐車場から道路が急に荒れるので、車を大切にしている人は第2駐車場に止めた方が良いかも。第2駐車場から芝沢ゲートまでそんなに距離ないよ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
↑2500m ⇔32km (芝沢ゲート〜易老度) いわゆる林道ってやつです。 林道と舗装路のミックス。 傾斜は緩いので走れます。 易老度に簡易トイレがあったと思います。 (易老度〜便ヶ島) 林道と舗装路のミックス。 傾斜緩いので走れちゃいます。 便ヶ島には、トイレがあります。 水場は、封鎖されて出ません。 (便ヶ島〜西沢渡) 西沢渡は有名な手動ロープウェイがあるところです。 川沿いを行く、旧林間鉄道跡?の道。 時々、枕木が出現する。 傾斜はほぼ無い。 気持ちの良い遊歩道的で、走れちゃいます。 (西沢渡〜薊畑) ようやく本格的な登りの開始です。 標高が稼げます。 ザ南アルプスの雰囲気の登山道です。 ほぼ眺望はありませんが、気持ちよいトレイルです。 薊畑に到着した瞬間、素晴らしい展望が開けます。 そして長い。。。 修行トレイルかも。 (薊畑〜前聖岳) 山頂を見ながら登ります。 途中から右手に富士山が登場します。 がれトレイルですが、素晴らしい眺望です。 (前聖岳〜奥聖岳) ほぼ水平なガレトレイルです。 前聖岳から奥聖岳が見えます。 奥聖岳からの前聖岳の姿がかっこいい。 是非行ってください。 (薊畑〜聖平小屋) 走って10分ぐらい。 聖平小屋はとても良い雰囲気の小屋でした。 気に入ってしまいました。 是非寄ってください。 |
写真
装備
個人装備 |
FT半袖L1
半袖
短パン
バンダナ
|
---|---|
備考 | 消費:水1L(登り)水1.5L(下り)おにぎり1個 クロワッサン1個 ジェル4個 塩タブ5個 カレーライス1個 余り:水0.5L(登り)水0L(下り)おにぎり3個 クロワッサン1個 ジェル1個 塩タブ5個 ソイジョイ1個 |
感想
ズバリ素晴らしかった。
この一言につきる。
さて振り返ってみよう。
4時半になったら、もう林道はうっすら見える明るさだ。
芝沢ゲートからまずは、易老度に向けて走り出す。
易老度直前で、タクシーに抜かれる。
タクシーの中を見ると、口を開けている登山者がいた。
うらやましい。
易老度でタクシー運転手に挨拶をして、次は便ヶ島(たよりがしま)を目指す。
すぐに、トンネルを1回くぐります。
そして便ヶ島までは林道。
便ヶ島に立派なトイレがあったので、朝の用を足す。
助かったぜ。
感謝。
次は西沢渡を目指す。
便ヶ島から、ようやくトレイルに入ったぜ〜と喜んだのもつかの間。
50mほど標高を上げると、また水平なトレイルに。
走り始めて1時間経過したが、一向に標高が上がらない。
不安になり始める。
いつになったら登らせてくれるんだ。
結局、西沢渡まで標高を稼ぐことは許されず。
次は薊畑を目指す。
西沢渡には手動ロープウェイがあるが、川に橋があるので、使う必要はない。
乗りたい人は無料なので、是非トライしてほしい。
川を渡るとお待たせ、本格的なトレイルの始まりである。
今までと打って変わって、ひたすら標高を稼げる。
いやっていうほど稼げます。
途中から、南アルプス特有の雰囲気の中進めます。
途中、朝日が入ってきて幻想的な雰囲気になりました。
薊畑手前で行動開始から3時間経過したので、補給することに。
そういえば今までの山行で3時間経過して山頂が見えなかったことってなかったな〜。
南アルプスは奥深い山域であることを実感したのであった。
薊畑に到着すると、突然視界が開ける。
ご褒美的な瞬間である。
このギャップが素晴らしかった。
そして今年一番の天気。
次は聖岳を目指す。
薊畑からは、聖岳が補足できるので、テンションも高く進むことが出来る。
しかし、物足りない。
そう、富士山である。
薊畑からは、富士山を見えないのである。
聖岳を目指す人のみが見るのである。
聖岳登りの途中で、富士山が見え始める。
うん。素晴らしい。
けどさすがに酸素が薄い。
ペースががくんと落ちる。
これも楽しい。
聖岳では、丸い看板で記念撮影。
そして360度の大展望。
御嶽山方面のみ雲がかかり、見ることはできなかった。
次は奥聖岳を目指す。
聖岳から奥聖岳を目視確認できるので、非常に気軽に行くことが出来る。
嬉しいことにほぼフラットだ。
奥聖岳に行くと、違った姿の聖岳を見ることが出来る。
お勧めポイントである。
山頂からの眺望を楽しんだあとは、聖平小屋を目指す。
実はここだけの話、私、山小屋に入ったことがないんです。
見た目が軽装なので、山小屋に入ったら怒られると妄想しているんです。
でも今日は相棒がいるので、山小屋デビューの人なった。
聖平小屋手前で、キツネが挨拶してくれた。
帰りもキツネを見たので、おそらく小屋周辺に住み着いている感じ。
人にも慣れているようでした。
すごくかわいかった〜。
そして、聖平小屋に到着。
勇気を振り絞って中に入る。
時刻は10時50分。
山小屋のカレーでも食べてみたいと思ってみる。
食堂開始が11時からだったら、ゴンタたれようかな〜とも思ってみる。
「食堂あいてますか。」・・・僕
「何食べるっ」・・・山小屋のおばさん(お姉さん)
「カッ カレー食べたいっす」・・・僕
「良かったね〜。今さっき上がった所だよ」・・・山小屋のおばちゃん(お姉さん)
どうやら薊畑で見たヘリで荷揚げほやほやだったようだ。
おそらく前日までお天気が悪くヘリが飛んでいなかったのだろう。
運よくカレーにありつけた。
「フルポン持っていきぃ」・・・山小屋のおばちゃん(お姉さん)
フルポン?フルチンじゃあるまいし。。。3秒考える僕。
フルーツポンチだ!閃いた。
事前学習でヤマレコで知っていた情報だ。
まさか、フルーツポンチにもありつけるとか。
せっかくなので山小屋の中で食べることにした。
ハセツネでたことある?なんて会話をしながら、対応してくれた。
山小屋のおばちゃん(お姉さん)は、昔になんどもハセツネに出場したそうな。
そして、アマゴの煮つけのサービス。
喜んでいただきました。
至れりつくせり。
聖平小屋バンザーイ。
途中から、ここでビールのんでひっくり返りたい誘惑にかられてくる。
聖平小屋は素晴らしい雰囲気でした。
すっごく良いオーラーが漂っていました。
この感想を書きながらふと思う。
聖岳のお話しではなく、聖平小屋の話になっている。
そう。
今日のメインは、聖平小屋になってしまった。
結果として。
そして山小屋を出発するときに、ガチトレランスタイルの人と目があう。
どっかで見た人だ。
TJAR出そうな雰囲気ですね〜。と僕。
出ましたよ。彼。
TJARのDVD穴が開くほど見たけど、いなかった。
誰だろう。すっごく考えたが彼の名前が出てこなかった。
ごめんなさい。
小野雅弘さん。
後で思い出したが、グレートジャーニーで見た人だった。
アドベンチャーレースに出ていた人でした。
帰宅後、小野雅弘を調べてみる。
確かにTJARに出場しているし、トレランでも上位の成績のガチな人でした。
後は得意のピストンなので、来た道を戻るのみ。
ゴール後、駐車場脇の小さな川でアイシングしました。
色々お話ししてくださった方、ありがとうございました。
道を譲っていただいた方、ありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
私は茶臼岳の向こう側ですれ違いましたヨ。
off_roaderさん。
コメントありがとうございます。
小野さん、横浜の税関職員なんですね。
僕と同じ社会人。プロじゃなかったんですね。
エライ差です。とっても爽やかな人でしたね。
次にお会いしたら、すっと名前が出ると思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する