燧ヶ岳(燧ヶ岳-ちょっとだけ尾瀬ヶ原-そして静寂の裏燧)

2011年07月14日(木) [日帰り]

• GPS: 11:55
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,159m
• 下り: 1,168m

コースタイム

5:20三池-6:35広沢田代-7:25熊沢田代-9:45燧ヶ岳山頂-12:25見晴十字路-14:15元湯温泉小屋-(裏燧林道)17:15三池

天候

曇時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道352号線から三池へ!

コース状況／危険箇所等

　久々の燧ヶ岳であった。三池から燧ヶ岳山頂までのあのぬかるみの登山道は、木道で整備されていたことに感激した。
　燧ヶ岳に向かう一部登山道に残雪があったが、ほんの100メートル位の間で危険は無く、かえって熱い体を適度に冷やしてくれた。

写真

7/14 5:21

三池の有料駐車場から出発です。

7/14 5:23

朝日を浴びて、木道を行きます。

7/14 5:25

直ぐに急登が始まります。

7/14 5:30

朝露に濡れたゴゼンタチバナです。

7/14 5:34

新芽が朝日を浴びていました。

7/14 5:39

森に夜明けを告げます!

7/14 6:06

マイズルソウも朝露に潤っていまいした。

7/14 6:09

木道で登山道が整備されていました。

7/14 6:15

サラサドウダンです。

7/14 6:16

コバイケイソウが夏の訪れを告げていました。

7/14 6:19

朝露の小さな宝石がアカモノの花を着飾っていました。

7/14 6:20

可憐な朝露の舞いです!

7/14 6:21

リトルダイアモンドをちりばめていました。

7/14 6:21

朝露は草花の一日の潤いを与えます!

7/14 6:22

小さな光の粒が輝いていました。

7/14 6:26

樹林帯を抜け、広沢田代に着きました。

7/14 6:29

モウセンゴケにも潤いが与えられていました。

7/14 6:29

タテヤマリンドウも湿原で朝日を浴びていました。

7/14 6:30

サワランも朝露をまとっていました。

7/14 6:30

トンボもワタスゲで一休みです。

7/14 6:31

チングルマの花柱に輝く朝露です。

7/14 6:34

トキソウも朝の潤いでしっとりしていました。

7/14 6:37

真っ赤に色づくモウセンゴケの群落です。

7/14 6:37

オオチャバネセセリがタテヤマリンドウの蜜を吸っているのかな?

7/14 6:40

ナガバナモウセンゴケです。尾瀬と北海道にしかないそうです。

7/14 6:44

池塘に映るワタスゲの姿です。

7/14 6:48

アヤメも咲いていました。
広沢田代を離れ、再び樹林帯へ!

7/14 6:55

ヨツバムグラです。森の木陰でひっそり咲いていました。

7/14 6:59

キヌガサソウです。大きな花が目立っていました。

7/14 7:00

オオバユキザサです。小さな葉花が雪をように咲き誇ってました。

7/14 7:00

朝露の妙技です。

7/14 7:05

ツマトリソウです。

7/14 7:09

シャクナゲも日差し浴びて咲いていました。

7/14 7:23

途中振り返ると広沢田代が遠くに見えていました。

7/14 7:27

熊沢田代に着きました。

7/14 7:32

まだ、ヒメシャクナゲも咲いていました。

7/14 7:37

オノエランでしょうか。
湿原の草むらの中に隠れるようにひっそりと咲いていました。

7/14 7:45

熊沢田代の池塘に空が映し出されていました。

7/14 7:52

とっても可愛らしいヒメシャクです。

7/14 7:55

熊沢田代を離れ、山頂を目指します。

7/14 8:00

樹林帯に入る直前で、白いタテヤマリンドウを見つけました。

7/14 8:08

樹林帯ではイワカガミもまだ咲いていました。

7/14 8:16

とっても小さなフモトスミレが咲いていました。

7/14 8:20

サンカヨウの花は、まもなく終わりになる感じでした。

7/14 8:23

沢沿いで朝日を浴びて咲いていたサンカヨウです。

7/14 8:24

オオバタケシマランの花が吊り下がっていました。
何とも不思議でした。

7/14 8:27

タニギキョウかな!よくわかりませんが小さな弱々しい感じの花でした。

7/14 8:39

登山道に残る雪渓です。
下から見上げました。

7/14 8:46

上から下を見下ろしました。
ひんやりとして気持ちよかったです。

7/14 9:06

ミツバオウレンが少しだけ咲いていました。

7/14 9:11

コケモモの花も可愛らしく咲いていました。

7/14 9:12

間もなく双耳峰俎�瑤肪紊�ところです。
雲がかなりわき上がってきていました。

7/14 9:15

俎��山頂です。柴安�瑤鯡椶料阿砲靴道１討靴泙靴拭�

7/14 9:16

俎��山頂から望む尾瀬沼です。

7/14 9:17

柴安�瑤妨�かいます。

7/14 9:20

途中に咲いていたシャクナゲです。

7/14 9:26

双耳峰の谷間にコバイケイソウが咲いていました。

7/14 9:32

ミヤマキンバイが頂上直下の岩場に咲いていました。

7/14 9:33

ミヤマキンバイの姿です。

7/14 9:34

風穴が熱き体をひんやりとさましてくれました。

7/14 9:40

柴安��山頂です。

7/14 9:53

山頂から望む戦場ヶ原です。
ここから戦場ヶ原に向け下っていきます。

7/14 10:04

頂上直下に咲く花たちです。
ミヤマカラマツソウです。

7/14 10:06

ハクサンチドリも色濃く咲いていました。

7/14 10:07

ハクサンフウロも咲いていました。

7/14 10:13

シャクナゲにはたくさんの昆虫が集まっていました。

7/14 10:33

見晴新道です。永遠2時間20分何の変化もない登山道をひたすら下りました。いささかうんざりしました。

7/14 10:37

でもところどことで花たちがうんざりする気持ちを癒してくれました。
オオバミゾホオズキです。
群落を作っていました。

7/14 10:41

ハクサンチドリです。
燧ヶ岳の中腹では、やや色薄い感じです。

7/14 10:51

名前はわかりませんが、たくさんの花をつけている木があったので、撮影してみました。

7/14 10:53

スダヤクシの花がたくさん咲いていました。

7/14 11:00

エンレイソウが、葉っぱの影からこちらを見ていました。

7/14 11:08

ノビネチドリも咲いていました。

7/14 11:14

ハイブギの咲いていました。
とげが痛そうでした。

7/14 12:11

見晴十字路への分岐に出ました。

7/14 12:23

やっとのことで、見晴十字路につきました。
ここで昼食としました。数十分ベンチでうたた寝をしてしまいました。

7/14 13:15

山小屋の庭先に咲いていたイチヤクソウです。

7/14 13:17

見晴を後にします。
ちょっとだけ戦場ヶ原を散策しました。

7/14 13:18

至仏山を遠くに見ました。

7/14 13:25

ミズチドリです。あちこちに咲いていました。

7/14 13:28

ニッコウキスゲです。
残念ながら群生地までは足を運べませんでした。

7/14 13:31

タカネアオヤギソウに似ているのですが、よくわかりません。

7/14 13:31

7/14 13:32

尾瀬ヶ原下田代から見た至仏山です。たくさんの高山植物が咲き乱れていることでしょう。

7/14 13:33

ハクサンタイゲキが群落を作っていました。

7/14 13:35

コニアチドリと思います。湿原の中に咲いていました。

7/14 13:37

食虫植物コタヌキモかな?何とも可愛らしい小さな花が一輪だけ咲いていました。

7/14 13:41

キンコウカも咲き始めていました。

7/14 13:48

キンコウカの黄色がとてもよく緑に映えていました。

7/14 13:44

サワランが可憐に咲いていました。

7/14 13:45

湿原に咲くハクサンチドリです。高地のものよりかなり色が薄い感じです。

7/14 13:47

ミズトンボだと思います。初めて見ました。

7/14 13:51

ニッコウキスゲがあちこちにで夏の日差しを受け輝いて咲いていました。

7/14 13:53

トキソウの可憐な舞いです。

7/14 13:54

ツルコケモモです。湿原に可愛らしく咲いていました。

7/14 13:55

7/14 13:57

コンロンソウと思います。水辺の脇に咲いていました。

7/14 14:14

ヤマオダマキです。温泉小屋前の沢沿いに咲いていました。

7/14 14:15

元湯温泉小屋です。ここで尾瀬ヶ原とはお別れです。

7/14 14:17

御池に向けて樹林帯に入っていきます。

7/14 14:22

長く、時間のかかる裏燧林道を黙々とひたすら歩きます。

7/14 14:47

人とは誰とも出会いませんでした。でも森の妖精ギンリョウソウには出会いました。

7/14 15:34

また、とってもきれいな蛾の成虫も見送ってくれました。

7/14 15:51

草木の影ではイチゴが実をつけていました。

7/14 15:51

シボ沢に架かる吊り橋です。

7/14 16:00

静寂の森を淡々と歩きました。

7/14 16:17

生命の強さを感じるこんなくねった大樹もありました。

7/14 16:21

ヤグルマソウです。薄暗い森の沢沿いに咲いていました。

7/14 16:21

緑の他にある色はこの白だけでした。
とっても新鮮に感じました。

7/14 16:33

上田代湿原です。
小湿原が現れ始めると御池はさほど遠くではありません。

7/14 16:35

ワタスゲの群落も私に話しかけてくるようでした。

7/14 16:47

遠くでは入道雲がわき上がっていました。
ごろごろと雷の音が聞こえてきました。

7/14 17:08

御池田代です。
ここまでくると、もう御池駐車場は直ぐそこです。
ここで初めて人とすれ違いました。

7/14 17:12

そして御池駐車場です。
今日の山旅はこれで終わりです。

撮影機器：

EOS 50D CANON

感想

🌸🐛＠sakura64

　久々の燧ヶ岳登山でした。以前登ったときは、湿原以外の登山度はどろどろのぬかるみがほとんどでしたが、木道などでかなり整備されていたことに感激しました。天気は今ひとつでしたが、雨にはたたられずとても楽しい一日でした。のんびりゆっくり写真を撮りながら時間が許す限り歩き通しました。
　最高の一日でしたが、あまりにゆっくりな足取りに、尾瀬ヶ原のキスゲの群落までは行き着かなかったことはとても惜しく、後ろ髪を引かれる思いで裏燧林道から三池に戻りました。
　やっぱり尾瀬は日帰りよりも泊く付きで行くべきですね!でも安月給の父ちゃんの小遣いでは、一泊をも大変です。
　しかしながら山に行けるだけ幸せ者ですかね!

こちらは、デジブックのスライドショーです。これもご覧ください!

http://www.digibook.net/d/3994c777a15facc920e548e3f5e3dfc4/?viewerMode=fullWindow