薬師岳、長年の宿題を果たす

2017年08月03日(木) ~ 2017年08月06日(日)

• GPS: 80:00
• 距離: 28.6km
• 登り: 3,258m
• 下り: 2,209m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:45

7:15 折立
8:40 8:55 五光岩ベンチ
11:00 11:40 太郎平小屋
12:00 薬師峠

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:55

5:30 薬師峠
6:05 薬師平
6:50 7:00 薬師岳山荘
7:40 薬師岳避難小屋跡
8:00 9:00 薬師岳
9:50 10:05 北薬師岳
11:30 間山
12:25 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:45

5:15 スゴ乗越小屋
5:55 スゴ乗越
8:10 9:00 越中沢岳
10:30 11:00 鳶山
11:30 11:40 五色ヶ原山荘
12:00 五色ヶ原キャンプ場

4日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:25

5:00 五色ヶ原キャンプ場
5:40 ザラ峠
6:50 7:05 獅子岳
8:40 龍王岳
8:50 9:20 浄土山
10:25 みくりが池温泉

天候

曇りあり霧あり雨あり雷あり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

毎日アルペン号で折立。
立山駅から富山駅、友人車。

コース状況／危険箇所等

明瞭。急傾斜地注意（踏み外し、スリップ）

写真

8/2 14:09

折立口。

8/2 15:30

五光岩ベンチらへん。
晴れれば薬師が見えるのかな。

8/2 16:31

キンコウカの草原。

8/2 18:32

太郎小屋

8/2 22:08

太郎〜テンバの間のピークら辺。
爽やかな草原と山

8/2 19:24

薬師峠テンバ

8/2 19:26

水豊富。
ジャブジャブ使いたい放題。

8/3 11:42

4日
晴れだ。

8/3 12:24

テンバ出発

8/3 12:53

薬師平

8/3 13:11

お花畑。
チングルマの群落。

8/3 13:41

薬師岳山荘。
深い霧の中

8/3 14:17

うさぎぎく
とその他の花。
お庭の花壇みたい。

8/3 14:29

避難小屋？
狭いし、屋根なくない？

8/3 14:34

チシマギキョウ

8/3 14:46

いよいよ山頂。
深かった霧がどんどん取れてきた。

8/3 14:54

山頂イェーイ。

8/3 14:54

山頂のお堂

8/3 14:59

薬師如来が鎮座してます。
あ、夢枕に立ってお呼びくださった仏様だ。

8/3 14:57

薬師名物、カール地形。
金作谷カール。

8/3 15:39

カールの雪模様が丸くて面白い。

8/3 14:55

いい時間に来ました。
hitujiの到着を待って晴れたかのよう。

8/3 15:02

太郎平小屋

8/3 16:01

では、薬師を後にして長い山旅が始まります。

8/3 16:35

北薬師の南から薬師本峰。
最短で山頂だけハントしてたら見れない景色。

8/3 16:37

カール内のモレーン地形。

8/3 17:46

隣の山脈も見えてきた。
赤牛岳〜水晶〜その奥も。

8/3 17:52

水晶岳〜鷲羽？と雲ノ平。

8/3 18:21

間山。地味。

8/3 18:31

アオノツガザクラ群落。

8/3 18:45

赤牛岳。
牛とは言いながら、きりっと立ついい形の山ですね。

8/3 20:42

スゴ乗越小屋。

8/3 20:47

てんば。今宵の宿。
そこそこ埋まりました。

8/3 22:39

テンバのちょっと下にビューポイント。
赤牛から水晶方面まで見えます。

8/4 1:10

進む方面。
急しゅんな山が立ち尽くしてますが。
あれ越えるんですか。。。

8/4 10:40

夜明け前。
満点の星空。
一際明るいのは明けの明星、金星？

8/4 12:11

出発して早々にビューポイント。
赤牛山脈。

8/4 12:16

ザレた急斜面。
ロープあります。

8/4 13:44

スゴの頭。
過激な急登でしたが。

8/4 13:43

スゴの頭から。

おー薬師様。登りの疲れは飛んでいく。

8/4 13:41

越中沢岳。
がく〜んと下りて、グワッと登る。
これはきつそう。

8/4 14:38

過激な急登が終わるころ。
いるか岩。
北アのどこぞのお山のパクリ？

8/4 15:05

越中沢山頂。
いや〜しんどかった。
罰ゲームかと思った。

8/4 15:06

罰ではありません。
この絶景を見るための試練だったのです。
これは素晴らしい。

8/4 15:06

お薬師さまのご加護でしょう。

8/4 15:18

ひつじもイェーイ。

8/4 15:28

振り向けば立山。
左に剱がチラ見。

8/4 15:33

遥かなるスゴ小屋。

8/4 15:37

いい晴天、わずかにひつじ雲。
ひつじも喜んでます。

8/4 16:07

北側稜線はこんなに穏やか。

8/4 16:16

まだ大きな山が立ちはだかってます。
急しゅんなのは目の錯覚ってことにしよう。

8/4 17:19

最後の急登を登り切って、鳶山。

8/4 17:54

いよいよ五色ヶ原。
どこまでも続くお花畑。

8/4 18:04

雪もこんなに残ってます。

8/4 18:07

登らないけど鷲岳。

8/4 18:08

巨大な雪渓。

8/4 18:24

五色ヶ原山荘。

8/4 20:05

テンバ。
今宵の宿。まだ12時。
15時くらいまでがらんがらん。

8/4 20:22

水場。

8/4 20:07

てんばの脇に湿原がある。
ハクサンコザクラ群落。

8/4 20:14

8/4 20:59

明日進む方面。
またでっかく急峻な山が立ちはだかってます。

8/4 21:28

テンバ周辺。
草原に岩がゴロゴロ。
草をはむ羊みたい。
hitujigumoもこういう所が落ち着きます。

8/4 22:05

高原の草原。

8/5 0:47

夕方、信州方面に入道雲。
笠を突き破ってぐんぐん立ち上がってます。
雷も鳴ってました。

8/5 11:56

5日夜明け。
雲が垂れて微妙な天気。

8/5 12:31

ザラ峠
立ちはだかる山。

8/5 12:58

五色高地。

8/5 13:17

遥か遠くに槍が出た。
過激な急登のつかの間の休息。

8/5 13:20

五色ヶ原と薬師。

8/5 13:26

チングルマと薬師。

8/5 13:40

獅子岳。

8/5 13:43

急登のご褒美。
雄大な立山（右）

8/5 13:47

これは？

8/5 13:51

ホシガラス？

8/5 13:56

薬師様。
急登のご褒美にお姿を現してくれました。
なんて秀麗なお姿でしょう。
絶妙なタイミングです。

8/5 14:02

先はまだ険しい。

8/5 14:07

山稜の天使。
ミヤマダイモンジソウ。

8/5 14:26

雪渓を渡る

8/5 14:36

ステップがあり、アイゼン無しで渡れます。

8/5 14:39

竜王さま。
懐かしいです。人一倍登った山。

8/5 14:46

お久しぶりです。
「おー、よく来たな。慌てずゆっくり歩きなさい。」

8/5 15:01

ハクサンフウロ

8/5 15:03

トリカブト

8/5 15:21

竜王へ。地図に道はない。
プチバリエーションで山頂へ。
踏み跡はしっかり付いてるが。

8/5 15:29

竜王山頂。

8/5 15:30

懐かしい景色。
ただいま。古巣に戻ってきました。
心の帰省です。

8/5 15:34

竜王岳の竜肌岩

8/5 15:39

浄土付近から立山。

8/5 15:48

山頂がよくわからない浄土山。

雷鳥親子。

8/5 16:46

室堂。ただいま〜

8/5 17:06

みくりが池。

8/5 17:11

みくりが池温泉。
やっとお風呂に入れる。

8/5 18:37

霊水。

8/5 21:41

おまけ。
現地友人とひとドライブ。
アルペン村のひつじ。
茶色種は珍しい。

8/5 22:35

呉羽山。
立山の祖、有頼祖師。

8/5 22:38

ここから剱〜立山〜薬師が見えるはず。

8/5 22:47

路面電車撮り鉄。

撮影機器：

NIKON D90 NIKON CORPORATION

感想

hitujigumo

富山在住時、よく仰ぎ見した名峰の中でまだ登頂を果たしてなかったのです。
薬師から立山に続く峰々を歩く事が宿題の様に残ってました。
そんな近日、薬師如来が枕元に立って「そろそろ来てみないか」とお招きいただいたのです。
山頂に立つと、長らくかかった霧がすうっと晴れるではありませんか。

薬師から立山に続く峰々を越えるのは大変。
いくつもの急登は罰ゲームか。いや罰ではなくご褒美のための試練です。
登りきると大絶景をお薬師さまは与えてくださったのです。
曇りも雨も霧も雷もありましたが、絶妙なタイミングでお薬師さまが姿を現し、
お薬師さまのご加護を感じました。