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Yamareco

記録ID: 1218188
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

大朝日岳☆真夏の暑さ、雄大な景色。朝日鉱泉→中ツル尾根→小朝日岳の稜線歩き。

2017年08月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:23
距離
20.2km
登り
2,001m
下り
2,029m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:57
休憩
0:24
合計
8:21
4:44
68
5:52
5:52
41
6:33
6:33
124
8:37
8:48
9
9:14
9:23
41
10:04
10:04
65
11:09
11:09
11
11:20
11:22
38
12:00
12:01
63
13:04
13:05
0
13:05
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・左沢駅→朝日鉱泉ナチュラリストの家
 朝日鉱泉朝日岳登山クラブ(朝日タクシー運行)
https://www.asahikosen.com/登山バス-運転代行-タクシー/
 料金:3,000円(片道)
コース状況/
危険箇所等
・登山口→二俣
 登山口はナチュラリストの家の前の駐車場横。
 沢沿いの道で、大小のアップダウンが続く。
 吊り橋は4つあるが、特に問題なし。
 上ノガコ沢とハトアサノ沢はいったん沢に下って渡渉が必要。
 水場は二俣手前の出合の橋の下の沢。「水」と書いてある。
 長命水はほぼ出ていないようなので、ここが中ツル尾根の最後の水場。
 このルートはアブがたくさんおり、立ち止まるとまとわりついてくるので注意。

・二俣→山頂
 ひたすら登るのみ。
 景色は6合目ぐらいから見える。
 樹林帯を抜けると日陰はなくなるので、熱中症には注意。
 ルートは明瞭なので迷わず行ける。

・山頂→小朝日岳
 素晴らしい眺めとお花畑の稜線歩きを楽しめる。
 銀玉水は豊富に出ていて、冷たくて美味しい。
 小朝日岳は130mぐらい登り返す。

・小朝日岳→鳥原山
 小朝日岳直下はザレた急坂もあるので注意。
 鳥原山近くは木道もある。

・鳥原山→鳥原小屋
 湿原地帯となっていて、木道の道が続く。
 小屋近くには水場あり。銀玉水の方が美味しかった。

・鳥原小屋→朝日鉱泉ナチュラリストの家
 沢までは下りが続く。
 沢の渡渉は飛び石で渡れた。
 沢を渡った後は登り返し、細かなアップダウンを繰り返し、最後は緩やかな九折の下り。
その他周辺情報 朝日鉱泉ナチュラリストの家でお風呂に入れる。(500円)
食事も可能。
1泊2食付きで8,000円。朝ごはんはおにぎりにも変更可能。お昼のお弁当も500円でおにぎりを作ってくれる。
左沢駅。ここで乗合バスに乗る。
駅名は、あてらざわ。
読み方が難しい。
左沢駅。ここで乗合バスに乗る。
駅名は、あてらざわ。
読み方が難しい。
朝日鉱泉ナチュラリストの家。
きれいで快適でした。
1
朝日鉱泉ナチュラリストの家。
きれいで快適でした。
建物の周りにはお花がたくさん。
建物の周りにはお花がたくさん。
一つ目の吊り橋まで行ってみた。
一つ目の吊り橋まで行ってみた。
お花はたくさん。
アブもあくさん。。
お花はたくさん。
アブもあくさん。。
小屋の部屋。
大朝日岳が小屋から見える。
大朝日岳が小屋から見える。
夕ご飯。
美味しかった。
2
夕ご飯。
美味しかった。
朝4時40分ごろ出発。
ガスってて山頂方面は見えず。
朝4時40分ごろ出発。
ガスってて山頂方面は見えず。
宿の右斜め前からスタート
1
宿の右斜め前からスタート
一つ目の吊り橋。
一つ目の吊り橋。
沢沿いの道。
鳥原小屋への分岐。
鳥原小屋への分岐。
二つ目の吊り橋。
二つ目の吊り橋。
渡渉もある。
沢からの登り返し。
ロープはしっかり。
沢からの登り返し。
ロープはしっかり。
沢沿いを歩く。
この橋の下の沢が水場。
宿の情報では、長命水はあてにならないので、ここで汲んでおくようにと言われていたので、1.5Lほど補充。合計3Lとする。
この橋の下の沢が水場。
宿の情報では、長命水はあてにならないので、ここで汲んでおくようにと言われていたので、1.5Lほど補充。合計3Lとする。
少し行った最後の吊り橋を渡ると二俣。
ここからが急登の始まり。
少し行った最後の吊り橋を渡ると二俣。
ここからが急登の始まり。
ガスの中。
蒸し暑い。
ガスの中。
蒸し暑い。
なんだか青空が。
なんだか青空が。
雲を抜けた。
雲海が。
晴れた☆
6合目辺りかっら視界が開ける。
6合目辺りかっら視界が開ける。
山頂も見えてきた。
山頂も見えてきた。
樹林帯を抜けたので、ここからさらに暑さが増す。
樹林帯を抜けたので、ここからさらに暑さが増す。
稜線がきれい。
山頂はもうすぐ。
開けたところがあったので、少し休憩。
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山頂はもうすぐ。
開けたところがあったので、少し休憩。
素晴らしい眺めだ。
1
素晴らしい眺めだ。
稜線がいい感じ。
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稜線がいい感じ。
月山も見える。
蔵王が少し。
もうちょっと。
シャクナゲが咲いていた。
シャクナゲが咲いていた。
到着☆
ほぼ貸し切り。
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到着☆
ほぼ貸し切り。
すごい眺めだなぁ。
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すごい眺めだなぁ。
中ツル尾根あたりから雲が上がってくる。
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中ツル尾根あたりから雲が上がってくる。
水の残りが少なくなったので、御影森山ルートはやめて、銀玉水のある小朝日岳ルートへ。
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水の残りが少なくなったので、御影森山ルートはやめて、銀玉水のある小朝日岳ルートへ。
山頂の避難小屋。
山頂の避難小屋。
花と山頂。
いい道。
稜線をどんどん歩く。
稜線をどんどん歩く。
銀玉水到着。
冷たい水が豊富に出ている。
ここで水2L補給&たくさん飲んで体力復活。
2
冷たい水が豊富に出ている。
ここで水2L補給&たくさん飲んで体力復活。
小朝日岳へ。
雲が山頂にかかり出す。
雲が山頂にかかり出す。
小朝日岳に着く頃にはガスに覆われ眺めはなし。
小朝日岳に着く頃にはガスに覆われ眺めはなし。
お花はたくさん。
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お花はたくさん。
鳥原山はどうにか見える。
鳥原山はどうにか見える。
木道が出てくるともうすぐ鳥原山
木道が出てくるともうすぐ鳥原山
山頂。
ちょっと休憩
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山頂。
ちょっと休憩
眺めはなくなった。
眺めはなくなった。
鳥原小屋の水場。
鳥原小屋の水場。
銀玉水の方が冷たくて美味しかった。
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銀玉水の方が冷たくて美味しかった。
木道の後は、下りが続く。
木道の後は、下りが続く。
渡渉1個所。
ここも水場。
登り返してしばらくアップダウンを繰り返す。
最後は九折の下り。
登り返してしばらくアップダウンを繰り返す。
最後は九折の下り。
中ツル尾根のルートに合流。
中ツル尾根のルートに合流。
ここまできたら楽な道。
アブはいるけど。
ここまできたら楽な道。
アブはいるけど。
吊り橋を渡ってゴール。
吊り橋を渡ってゴール。
ナチュラリストの家でお風呂&ランチ。
美味しかった。
2
ナチュラリストの家でお風呂&ランチ。
美味しかった。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想


夏の大朝日岳へ。
東北の奥深い山。
夏の登山バスが終わる前にようやく行くことができました。

山形駅から1時間、左沢(あてらざわ)駅から朝日鉱泉へのバスに乗ってさらに1時間。
携帯の電波も入らない山の中にある朝日鉱泉ナチュラリストの家に前泊。

コテージのような外観の山小屋。
部屋もきれいで、お風呂もある。
ご飯も美味しい素敵な宿。
朝ごはんはおにぎりにしてもくれるので、登山者にはありがたい。

大朝日岳へは往路は中ツル尾根の直登コース。
朝4時40分、日の出とともに出発。
宿の正面に見えるはずの山頂方面はガスの中でなにも見えず。
沢沿いで樹林帯の道が続くので、しばらく薄暗い道を歩く。
吊り橋がいくつもあるが、沢に下って、渡渉するところもあるので、そこそこアップダウンがある。
それにこの時期はブヨなどの虫たちがたくさんなので、のんびりしていると取り巻かれる。
なので、水場での給水以外は止まらずにどんどん歩く。

二俣出合からは中ツル尾根への急坂が始まる。
ひたすら登るのみ。
1,000mを超えるあたりから、雲の上に出て青空が見えてくる。
少しひらけた所にくると、小朝日岳や御影森山方面の稜線がくっきりと見えてくる。
日が差すとともに気温が上がり、蒸し蒸し暑い。

樹林帯を抜けると、ハイマツ帯になり、日陰もなくなり熱中症になりそう。
標高もさほど高くないので、気温も高いまま。
樹林帯を抜けると山頂も見えてくる。
回りを見ると、月山、鳥海山、蔵王、飯豊山などなど東北の名峰が雲海の上に浮かぶ。
朝日連峰の美しい稜線もすばらしい。

山頂には8時35分頃に到着。
先に一人山頂にいたけれど、下山されていったので、しばらく山頂を独り占め。
日を避けるところはないけれど、風は涼しいので、ランチ休憩をしつつ景色を堪能。

御影森山のコースで帰る予定だったけれど、水が心もとなくなってきたので、銀玉水がある小朝日岳の稜線コースで帰ることに。

避難小屋方面に降りていく稜線もまたいい感じ。
お花もたくさん咲いていて、お花畑のようになっている。
銀玉水に行くまでもたくさんの花々。
大朝日岳もよく見えて、すごくいい稜線歩き。

銀玉水はこの辺りで一番おいしいと評判の水。
水量も豊富で、キンキンに冷えている。
がぶがぶ飲んで、水を補充し、元気も回復。

小朝日岳を目指して進む。
徐々に雲がかかり出し、小朝日岳を登りきるころにはガスの中。
少し休憩をしてから鳥原山へ。
ガスとの境目のような高さを移動しているみたいで、鳥原山と下界はどうにかみえる。

鳥原山に近づいていくと、木道や石の階段など整備がかなりされた道になっていく。
鳥原小屋周辺の湿原地帯も木道なので歩きやすい。
水場もあるけれど、沢の水。

ここから朝日鉱泉まではいったん沢まで下って、登り返してからまた下る。
疲れ始めた足にはなかなか堪える細かなアップダウンもある。
それに標高が低い、樹林帯なので蒸し暑くて、虫もそこそこまとわりついてくる。

鳥原山からは2時間ほどで朝日鉱泉到着。
到着すると宿のオーナーが迎えてくれた。
すぐにお風呂にも入らさせてもらい、お昼ご飯もオーダーする。
夏野菜のぶっかけそばが絶品。
疲れた体には優しい味。

ご飯を食べて、少し休憩すると乗合バスの時間。
左沢経由で東京まで6時間ほど。
山の後もまだまだ小旅行という感じ。
この大朝日岳は東北の山の奥深さと美しさを堪能できるいい山でした。
次にまた訪れるときは、この美しい稜線をたくさん歩ける縦走もいいかなと思いつつ帰路に着きました。

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コメント

おつかれさまでした
(たぶん)小屋で同室だった者です
脚速いですね !
縁があったらまたお会いしましょう
2017/8/8 16:01
お疲れ様でした。
無事下山されましたね。近くに住みながら、お互い週末含め、天気最優先で登る山考え、予定が確定しづらいですが、下界でちょっと呑むのもいいかなとも思っています。色々話も聞かせてもらえればとも思います。自転車のメーカーやその他諸々。また、連絡します。
2017/8/8 17:22
>>おつかれさまでした
>>h-tsukagoshiさん
コメントありがとうございます!
宿ではありがとうございました☆

あの日は無事に五味沢のバスに間に合いましたか?
中ツル尾根はけっこうきつかったですよね。
またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしています
^_^!
2017/8/8 18:19
Re: >>おつかれさまでした
>>chasouさん
>無事に五味沢のバスに間に合いましたか?
バスには間に合わず小国の宿に着くのが精いっぱいでした。
中ツル尾根きつかったあ。chasouさんのように速くはないし。
日本アルプスでもまたお会いできたらと思います。
2017/8/8 18:30
Re[2]: >>おつかれさまでした
バスには間に合わなかったんですね。
あの中ツル尾根は暑さもあってなかなかきつかったですものね。。
今年はアルプスの山々をめぐるつもりなので、またお会いしましょう☆
2017/8/8 21:18
>>お疲れ様でした。
>>1po1pomata1po さん
今回もまたバッタリ会っちゃいましたねー☆
山形テレビのには再会の場面も映ってたら面白いですね。
今度ぜひ下界で飲みましょう(^-^)v
2017/8/8 18:26
プロフィール画像
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