塩見岳57〜間ノ岳58〜北岳59 縦走

2017年08月05日(土) ~ 2017年08月07日(月)

• GPS: 47:51
• 距離: 29.3km
• 登り: 3,245m
• 下り: 2,859m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:07

距離 10.1km 登り 1,437m 下り 544m

8:42 鳥倉林道登山口
9:35 9:40 豊口山のコル
10:21 10:22 水場
10:43 10:56 塩川・鳥倉ルート合流点
11:15 11:37 三伏峠小屋
11:54 三伏山
12:58 本谷山
14:46 14:49 塩見小屋
14:49 宿泊地

2日目

• 山行: 11:22
• 休憩: 0:51
• 合計: 12:13

距離 15.1km 登り 1,401m 下り 1,249m

3:23 宿泊地
4:36 4:39 塩見岳
5:03 塩見岳東峰
5:45 北俣岳分岐
7:19 北荒川岳キャンプ場跡地
7:26 7:27 北荒川岳
8:34 8:35 新蛇抜山
9:09 竜尾見晴
9:55 安倍荒倉岳
10:33 11:15 熊の平小屋
11:50 三国平
12:58 13:02 三峰岳
13:52 間ノ岳
15:03 中白根山
15:36 北岳山荘

3日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:13

距離 4.0km 登り 407m 下り 1,051m

4:10 北岳山荘
4:36 4:39 トラバースルート分岐
5:04 吊尾根分岐
5:39 5:54 北岳
6:12 6:16 吊尾根分岐
6:31 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
6:47 八本歯のコル
8:23 大樺沢二俣

08:40 スタート(0.00km) 08:40 - その他(8.29km) 14:49 - その他(22.20km) 15:44 - ゴール(25.84km) 08:32

天候

1日目：晴れ時々くもりあ
2日目：晴れのち霧
3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

⚫行き：南アルプス登山バス
伊那大島駅 6:45発> 鳥倉登山口 8:36着
⚫帰り：南アルプス登山バス
広河原 14:00発> 甲府15:55着

コース状況／危険箇所等

概ねよく整備されていました。

その他周辺情報

《前泊》
信州まつかわ温泉 清流苑
http://www.seiryuen.jp/
伊那大島駅から車で10分

《宿泊地》
塩見小屋
https://www.ina-city-kankou.co.jp/yamagoya/shiomi/
完全予約制です。綺麗ですが、とにかく狭い！
トイレは 携帯トイレを専用ブースで使用するシステム。

北岳山荘
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/kitadake-sansoh/

《立ち寄った小屋》
熊の平小屋
https://www.t-forest.com/alpsinfo/climber/lodgeinfo/
小屋前に水場あり。

写真

登り始めから急登
暑くて滝汗(^_^;)
こんなおっかない橋は南アに来たーって感じがします(笑)

三伏山方向は雲.....

塩見岳見えた♪
双耳峰と知りませんでした(^_^;)

3時半に小屋を出る。
岩場と聞いているが、暗くてよくわかりませんでした。
もったいない

なんて綺麗な富士山！
美しすぎて泣けました

山頂で会った方が
東峰と西峰を走って行ったり来たりして撮影会に

慣れてなくてどうもうまく撮れませんでしたが(^_^;)

西峰に立ってるのがその彼

今日ここに立てたシアワセ

ご来光

山頂を振り返ると まだ
彼は自撮り棒で撮影中でした

雲海も美しい

これから進む 仙塩尾根

中央アルプス

イブキジャコウソウ

ザレ場の稜線に出る

塩見岳を振り返る

シナノキンバイ

ナナカマドの花

この後同行者がバテて熊ノ平小屋で45分の長い休憩を取る。時間が押したのを取り戻そうと歩き始めからペースを上げたら、それがまずかったらしく体が重くて思うように進まなくなる(^_^;) ヤバ

行く先がガスってくる
この辺りからは ほぼ気力のみ。

行くしかない

と、雷鳥さん登場♪
ありがとう

ハクサンイチゲ
ガンバレ私！

間ノ岳山頂。
笑い顔作ってるけど
実はボロボロです.....

やーしかし眺望ゼロだな
ここもまた来ないと。

万年雪

北岳山荘まで案外長い！
てか、もうバテバテなんですぅ

お花畑と聞いていたけど、そんなに咲いてないような.....

小屋に着いたらほとんど屍。
お隣の方々に挨拶して喋れるようになるまで30分はかかった(^_^;)
こんなにひどい状態になったのは初めて。でも同行者は全くそれに気付いてなかったというから、頑張りマシタ

翌朝、綺麗なモルゲンロート

富士山も見えます
連日、夜明けの時間帯だけはよく晴れてくれている♪

昨日はガスで
何も見えなかった間ノ岳が美しい

ひゃー

影北岳 綺麗なカタチ

北岳山頂。

まだダメージ回復してないかな？

中アの稜線、乗鞍岳

山頂はワイワイ

仙丈ヶ岳、
奥には乗鞍から北アの稜線、立山まで。
すごい！

甲斐駒ヶ岳

で、お楽しみ♪
八本歯のコル
この岩場とその後の梯子だけ
ぴょんぴょん元気でした。

バットレス
いつか行けるでしょうか？

この後は ザレ場になり
ひたすらシンドイ下り.....

やっと辿り着きましたー
台風来る前に
間に合ってよかった！

感想

shibashi

台風通過の予測が出ており
山行日数を1日削られてしまいました。
で、なんと 2日目はコースタイム10h35mに！
他の山ならまだしも アップダウン激しい南ア仙塩尾根。私のレベルでは心配ですぅ
でも1日延すと台風で下山できなくなる。
でもでも 塩見岳ピストンでは物足りな過ぎる..... んー
なら、挑戦する方が楽しそうです。

初日、登山口行きのバス停でソロのトレラン女子と一緒になり、その1日の移動距離の凄まじさに刺激され、俄然ヤル気になっちゃいました(笑)
まず、登りは暑くて滝汗.....ちょっと脱水気味だったかもしれません。でもまぁたった6時間。

2日目は長丁場なので夜明け前に出発。でも塩見岳の山頂でご来光を迎えることができてよかった♪ そこから見える富士山がとても美しくて、気がついたら泣いている私がいました。←珍しい
でもそれは序ノ口、そこからが長かったー！
途中挟んだ長い休憩と、その後の歩き始めのペースに失敗☆ 熊ノ平小屋から北岳山荘までは 過去最高にキツかったです。でもここまで来てしまったら自力で小屋まで辿り着くしか選択肢はありません。シンドイと言葉にすると本当にダメになりそうだし、相方にも気を遣わせたくなくて、もーひたすら耐えて頑張りました。メンタルでなんとかなるレベルでよかった〜！
で、休憩込み12時間☆長っ　小屋に到着直後の 私の廃人ぶりは、今だから笑えますが なかなかヤバかったです(^-^;
小屋では 埼玉では有名らしいウイスキーメーカーの社長さんとその社員のグループ(総勢3名)と一緒になり、お話楽しかったです♪ (女子は長澤まさみ似の可愛い子ちゃんでした) 体調悪くて 勧められたウイスキーを戴けなかったのが、後になって残念で仕方ないですー(笑)

3日目 登山バスの出発時間に間に合うように逆算して4時過ぎに出発。
まだカラダが回復しきってないので 楽ではありませんでした。が、なんとか北岳も山頂を踏み、大好きな岩場 八本歯のコルだけはルンルンで跳ね、最後のキライなザレ場は(心で)泣きながら下り、無事ゴール。ふー。

帰路のあずさ号で 後発のあずさが台風で停まったというアナウンスを聞き、頑張ってよかったと思いました。

今回の反省点
長過ぎる休憩は×
休憩後の歩き始めはペースを落とすこと。
私の場合 心拍数は155を超えると疲労が蓄積しやすくなるので注意する。