黒部五郎岳(二度と行かない飛越新道)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,800m
- 下り
- 2,786m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:30
天候 | 8/6 くもり時々あめ 8/7 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛越トンネル駐車場 30台ほど駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり(下山届も) 飛越新道は、聞きしに勝る泥んこ道。もう嫌!! 北ノ俣避難小屋から北ノ俣岳まで、転石多数、スリップ注意、木道も壊れている 下山時、コケまくり 黒部五郎岳〜黒部五郎小舎 稜線から小舎へは急降下 カールは濃霧時は迷いやすそう。ペンキマークや黄色と赤のテープが巻かれた木札を目印に進む。時間的にはカールの方が断然早いしラク。 水場(2ヵ所とも水量豊富) 北ノ俣避難小屋、黒部五郎小舎 トイレ 北ノ俣避難小屋(囲いのない外トイレ。小屋内のトイレは使用不可) 黒部五郎小舎 |
その他周辺情報 | 流葉温泉 JAF割で500円 |
写真
感想
台風5号が来る前に、飛越新道から黒部五郎岳と薬師岳を狙ったのだが・・・
8/6
飛越新道は噂以上のどろんこ道。
北ノ俣避難小屋あたりまでは想定タイムで行けたが、
北ノ俣岳までの急登でペースダウン。
この後、雨にも見舞われ足取り重く、肩への岩ザレの登りにも手間取り、
ガスガスの山頂に着いたのが14時前。
すれ違った方々は皆さん太郎平小屋泊まりだというし、予約だけでも90%だったし、すし詰めの泊まりは避けたい。薬師を狙うにはムリがある。
黒部五郎小舎泊まりに変更し、稜線を進む。
やがてガスが晴れ、カールも見える。
ライチョウさんに遭遇し、ようやく今宵の宿に到着。
衛星放送で得た台風5号情報と、小舎の方からの雨天時の登山道状況を考慮し、
明日の下山を決定。
夕食時、山歩きの猛者のお話をいろいろうかがった。
宿泊者は50人ほどで、布団も一人1枚。
ただ、お隣さんのいびきでなかなか寝られず。
さらに、足が攣りそうで四苦八苦。
8/7
朝食は4:30。大半の方は出立済。
ご飯3杯しっかり食べて、天候の回復したカールへ。
動きは快調。稜線に出て展望を楽しみたい一心で、
1時間30分ほどで山頂に立つ。
居合わせた方に槍穂高をバックに撮っていただく。
薬師、剱、立山、ゴタテの山々、三俣蓮華、雲ノ平、ヤリホ、
笠、乗鞍など大パノラマを満喫。
下山ルートも遠くまで見渡せる。
コケまくって、北ノ俣避難小屋に到着。
分岐標の「スグそこ」は正しく、3分でした。水は豊富。
ただ、小屋自体は基礎が歪んでいて、使用は自己責任。
その先うんざりするどろんこ道を再び通過し、やっとこさ登山口に戻ってきました。
台風5号は停滞し、8/8には北陸地方で大雨。
早めに下山の決定をして、難を逃れることができました。
飛越新道、2度と行くことはないでしょう。
飛越新道区間では、登りも下りも誰にも会わず。
北ノ俣岳〜黒部五郎岳は往来多数。
薬師岳は折立から登りたい。
来週は穂高だ!!!天気に恵まれますように。
コメント
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お隣の方でしたか……。(-。-)ボソッ
やはり、あの「いびき」は大変だった模様ですね。
いつもなにら自分も寝られないのですが、
疲れもあり、また耳栓装着により、あと少し離れていたので
なんとか寝る事ができました。
足を伸ばせず残念でしたが、またどこかでお会いしましょう。
いびきと攣りそうなふくらはぎで、なかなか寝つけませんでしたが、消灯時間過ぎたら、熟睡してました。
早出の方の動きに気づいていませんでした。
そのおかげか翌日は絶好調で歩けました。
また、何処かでお会いできたらいいですね。
同じ日に飛越新道を下りました
足が遅いので夕方の下山になり、雨も降って田んぼ状態でした
気持ちが折れるところでした
hageatama48さん、こんにちは。
台風接近で雨と風が怖くて、早く下山したかったのですが、
泥にズボズボはまって、私も気持ちが萎えそうでした。
雨のどろんこ道は、本当に大変だったとお察しします。
お疲れ様でした。
munesanさん、こんにちは。
はじめまして。
同じ日に飛越新道を下りましたが、
ほんまに、酷い事になってましたね。
登った時よりひどくなっていて、
下山なら少しくらい雨になっても。と舐めたことを考えていましたが、
雨降る前に下りれないと。想像するだけで怖いですね。
飛越新道で心が折れそうになる。
あの道はそんな道。共感できます。
fujimonさん、コメントありがとうございます。
とにかく飛越新道のどろんこ道がこのルートの核心部ですね。
泥寧を避けるために設置された丸太を歩いていて、
誤って滑って泥まみれになろうもんなら、本当に心が折れそうでした。
薬師岳や雲ノ平、高天原温泉に行く時は折立か新穂高から登ろうと思います。
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