霧★花★岩★泥のトムラウシ(層雲峡〜トムラウシ温泉)
- GPS
- 56:22
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 2,223m
- 下り
- 3,110m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:07
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:10
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 11:25
天候 | 13日:雨 14日:曇り&濃霧 15日:やや晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
・伊丹空港から新千歳空港まで飛行機で移動して友人と現地集合。そこからレンタカーで層雲峡まで移動開始(多少の寄り道込みで3時間程度です)。層雲峡に行く前に旭川の秀岳荘でガスカートリッジや携帯トイレなどを購入。旭川鷹栖ICから5分くらいです。そしてこの日は層雲峡の朝陽亭にて宿泊し、北海道の食を満喫。 ・翌日、黒岳ロープウェイと黒岳リフトで7合目まで移動。1100円と400円(ともに片道料金)。駐車場は無料でした。またロープウェイ駅の近くにセブンイレブンがあります(私達は利用せず)。 ■黒岳ロープウェイ http://www.rinyu.co.jp/modules/pico01/ 【帰り:バスとJRと飛行機】 ・トムラウシ温泉からJR新得駅まで期間限定(今年は7/15〜8/20)で路線バスが出ています。拓殖バスの運行で要予約。2000円。 ■拓殖バス https://www.takubus.com/ ■拓殖バストムラウシ線の発着時間 8:45→10:15 トムラウシ温泉→JR新得駅 16:15→17:45 トムラウシ温泉→JR新得駅 ・15日16:15発のバスを予約していましたが、ロックガーデンに時間を費やしたことと、下りのスピードが全然上がらなかったことで断念。前トム平から電話して16日8:45発のバスに変更してもらいました。ヒサゴ沼方面からトムラウシ山頂は普通に歩いてもコースタイムより時間がかかるので注意です(前を歩いていたソロのお父さんも同じくらいの速度で、山頂でコースタイム厳しいよねと二人で話してました笑)。 ・日程がズレた分は、こちらも前トム平からトムラウシ温泉東大雪荘に電話して当日予約しました。登山者用の大部屋の相部屋を利用しました。この日は大部屋にゆったりと布団11枚が準備されていましたが、さらに宿泊者が8名であったのでかなりゆったり使えました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【白雲岳避難小屋・テント場】 ・悪天候もあり避難小屋は余裕ありでした。この時期は管理人さんがいらっしゃいます。避難小屋1000円、テント場300円。水場は歩いて2分くらいの所にある雪解け水となります。要煮沸orろ過。トイレは汲み取り式で2つ併設されています。 ・DOCOMOは圏外でした。 【ヒサゴ沼避難小屋・テント場】 ・引き続き悪天候だったので避難小屋は余裕ありでした。無料。地図には小屋近くに水場マークがありましたが、見つけられませんでした。おそらく雪解け水なので状況的に枯渇していたと推測。ですので水場は少し遠いですが、トムラウシへと続く登山道にある雪渓まで行くことになります。水は潤沢です。なるべく上部で確保するのがよいでしょう。要煮沸orろ過。トイレは汲み取り式で2つ併設されています。 ・DOCOMOは圏外でした。 【南沼キャンプ指定地】※私は未宿泊 ・携帯トイレブースが設置してあります。私は確認していませんが、泊まった人の話ですと水はあるみたいです。 ・DOCOMOは通じました。 【そのほか電波状況】 ・私が確認した限りですが、電波(DOCOMO)が通じた箇所は下記です。 ・化雲岳山頂、トムラウシ山頂〜南沼キャンプ指定地、前トム平 ・東大雪荘に貼ってあったポスターでは、トムラウシ温泉〜トムラウシ山頂までの開けたところはそこそこ電波入るとのことです。 【危険個所】 ・ヒサゴ沼からトムラウシ側の稜線に上がる雪渓がやや急で凍っている箇所も多く、かなり慎重に登る必要がありました。アイゼンは使用しませんでしたが、雪に慣れていない方はあったほうがいいでしょう。また下りにはこの雪渓は使わない方が無難かもしれません。 ・危険というわけではありませんが、トムラウシ温泉へと下る道はかなりの泥濘です。悪路。スパッツ推奨。 |
その他周辺情報 | 【山バッチ】 ・トムラウシのバッチは東大雪荘で売っています。650円(たしか)。 【温泉】 ・トムラウシの登山口がトムラウシ温泉なので、みんな東大雪荘を利用していました。宿泊者やキャンプ場利用者は無料です。 【コンビニ】 ・黒岳ロープウェイ乗り場の近くにセブンイレブンがあります。 ・トムラウシ温泉近くにはなにもありませんので、車の方は新得や鹿追で早めに準備が必要です。 |
写真
感想
念願の北海道、表大雪縦走を楽しんできました!!!
当初は全行程でひとりの予定でしたが、ダメ元で誘った友人が途中まで一緒に来てくれることになったので、白雲岳避難小屋まで3人行動、そこから別行動で私はトムラウシ温泉へと下山しました。レンタカーの回収は友人たちにお任せ。
台風5号がいい天気を全部吹き飛ばしてしまったため、登山の全行程で悪天候。。。そもそも北海道滞在中に晴れた日が16日のみという引きの悪さでした。結果論でいうとヒサゴ沼から南沼に移動して1日停滞というのが正解だったみたいです。
実際、大雪山系を縦走したという実感はほとんど湧いていません。ほぼ濃霧の中の行動であったので、楽しみにしていた雄大で神秘的な景色が楽しめなかったことが原因でしょう。。。本当に無念ですが、また行く理由ができたとも言えますので、悲観ばかりではないですね。
とはいえ、登山の前後で北海道の食も十分楽しめたので、よい登山旅行でありました。
【今回の大雪山縦走で新たに準備した装備】
■ろ過用のフィルタ『SAWYER SP131 』
煮沸以外で飲用水を調達するために購入。SP131セットは2Lパウチと連結チューブ、メッシュバックが付属として付いており、セッティングして放置しておけば重力だけで飲用水を確保できる優れもの。
■モバイルバッテリー『Anker PowerCore 20100』
今までは5200mAhと2500mAhのふたつを利用していましたが、予備日も含めて長期行動になる可能性があることから購入。20100mAhとスマホであれば7回程度はフル充電できます。結果だけでいうと山中3日であったことと、下山後も悪天候であったことからテント泊しなかったので不要でしたが、こいつがあるという安心感はすごかったです。
■クマよけ鈴『東京ベル 森の鈴 Bear Bell』
ひとりの行動時間が長いことから購入。今まで使っていたカウベルタイプは音量不足や、接触によって音が響かないことが気になっていましたが、これはそれらの問題を一気に解決する優れもの。まずカバー付きのためザックなどへの接触によって音が鳴らないということがなく、さらにON/OFFをワンタッチで切り替え可能。音も大きくて安心。
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