荒川三山 赤石岳
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- GPS
- 92:18
- 距離
- 48.5km
- 登り
- 3,773m
- 下り
- 3,948m
コースタイム
椹島14:50〜17:09清水平17:22〜18:02見晴台
7月17日
見晴台4:34〜5:42千枚小屋5:54〜6:26千枚岳6:29〜7:27悪沢岳7:47〜8:44前岳8:49〜9:27荒川小屋10:13〜11:33小赤石岳11:34〜11:59赤石岳12:39〜13:49富士見平13:50〜14:13赤石小屋
7月18日
赤石小屋4:35〜5:25小広場5:25〜6:29椹島7:01〜7:42聖岳登山口7:42〜9:09中ノ宿吊橋9:10〜10:14畑薙大吊橋10:14〜10:52沼平ゲート10:53〜11:09畑薙第一ダム
天候 | 7月16日 14:45 椹島 晴れ 30℃ 18:55 見晴台 晴れ 19℃ 7月17日 4:30 見晴台 晴れ 12℃ 7:31 悪沢岳 晴れ 17℃ 14:36 赤石小屋 晴れ 23℃ 19:25 赤石小屋 晴れ 15℃ 7月18日 4:30 赤石小屋 薄曇り 13℃ 6:44 椹島 薄曇り 18℃ 12:18 畑薙第一ダム 曇り時々雨 28℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.justline.co.jp/ 畑薙第一ダムから椹島までは東海フォレストのホームページ参照 http://www.t-forest.com/alps/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道の状況 椹島〜千枚岳・・・踏み跡明瞭。目印豊富。 千枚岳〜荒川三山〜赤石岳・・・踏み跡明瞭。悪沢岳周辺は岩場多い。 赤石岳〜赤石小屋・・・踏み跡明瞭。一部崩れかかった斜面がある。 赤石小屋〜椹島・・・踏み跡明瞭。目印豊富。 椹島〜畑薙第一ダム・・・未舗装の林道。車の通行時は砂埃がひどい。 ★山小屋・避難小屋の詳細は東海フォレストのホームページ参照 http://www.t-forest.com/alps/ ★今回のコースにおける水場 椹島 清水平 千枚小屋 荒川小屋 赤石小屋 ★今回のコースにおけるトイレの場所(椹島と畑薙第一ダム以外は有料) 椹島 千枚小屋 中岳避難小屋 荒川小屋 赤石岳避難小屋 赤石小屋 畑薙第一ダム |
写真
感想
今回は登山における単独行について改めて考えさせられる出来事があった。
山行2日目、荒川前岳から荒川小屋への下りでのこと。
小屋まであと10分ほどの地点で先行していた30歳前後と思われる単独行の男性が斜面で転倒。右足を負傷して下山できなくなった。右足首が内側に異様に曲がっていたので脱臼骨折の可能性が高いように思う。
すぐに接触。
症状と名前を聞いて小屋まで救助を頼みに行き、その後、空身で戻る。
男性曰く、小屋までの下りならなんとか行けそうというのでザックを代わりに背負い共に下った(男性はストック2本を松葉杖のように使い、20分くらいかけて下りた。途中で小屋から救助に来た人と合流)。
その後は小屋の人に任せて赤石岳へ向かったのだが小赤石岳近くに至った時、ヘリコプターが来て、そして去るのが見えた。
男性を乗せて行ったのだろう。
男性は怪我した事は災難だったが運が良かったと思う。
近くに人がいて、救助を呼べる場所があった。
これが他に助けを呼べる人がいない山中だったら・・・。
要救を実際目の当たりにして単独行における危険について再認識をした。
・・・・・
そのようなことがあったが山行は下山まで天気に恵まれた。
1日目は椹島を14時50分に出発。その日は見晴台まで上がり、そこで幕営。
2日目は見晴台から千枚岳へ登り、悪沢岳、赤石岳を縦走。その後、赤石岳東尾根を下り赤石小屋のテント場にて一夜を明かす。
3日目は椹島に下りて大井川東俣林道を畑薙第一ダムまで歩いた。
当初の計画通りとはいかなかったが2年前悪天候でできなかった縦走ができた。
そして前述の出来事に立ち会えたことは良い経験だったと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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higashino9さん、こんにちは。はじめまして。
好天の荒川〜赤石、空の青、山の緑と白の色合いに溢れた写真から、
素晴らしい山行を想像で堪能させていただきました
荒川小屋手前の単独行者対応、とても勉強になりました。
自分もそのような場面に遭遇したら、同様な対応が取れるように
知識と判断力と冷静な心を兼ね備えたいと思いました。
higashino9さんのコースタイムから、その方は朝9時前後に
荒川小屋手前の斜面で転倒し負傷されたようですが、
何故その時刻に、そう厳しい斜面でもない場所で、そのような事故が
発生してしまったのか。
同じ場所を単独で何度も通過した経験からは想像できないのですが、
想定外の事故が起こり得ることを肝に命じなくてはならないと
強く感じました。
素晴らしい山行記録を、どうもありがとうございました
ebi0813さん、こんにちは
コメントありがとうございます。
男性が怪我をした現場は普通の登山道で危険な場所ではありません。
彼の装備から察するにいくどかの縦走登山の経験はあったでしょう。
今回の事故はきっと一瞬の油断によるものと思います。
そして誰の身にも起こりうることだと思います。
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