白山 〜遥かなる花園 お花松原を目指す山旅〜
- GPS
- 12:32
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,031m
- 下り
- 2,027m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:36
天候 | 14日:曇り 15日:霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・平瀬道、お池巡り、中宮道(お花松原まで)はよく整備されている ・平瀬道:大倉山避難小屋からしばらく登った箇所にある崩壊地上を通る箇所が危険個所。転落しないよう慎重に通過を。 ・平瀬道:大白川から2劼曚錨个辰燭箸海蹐妊優泪リタケの藪を刈り払った区間があるが、根っこが残っており濡れていると滑りやすいので転倒・斜面への転落注意。 ・中宮道:ヒルバオ雪渓を横切るがアイゼンは不要。ベンガラでルートが表示されている。 ≪危険動物情報≫ ・ヘビ:遭遇せず ・ヤマビル:遭遇せず ・クマ:遭遇せず。多数生息する山域なので単独行はクマ鈴があると良いかと。 |
その他周辺情報 | ≪商店・自販機≫ ・東海北陸自動車道を荘川ICで降りて大白川へ向かうと途中にはコンビニ無し。食料は事前に調達されて来られたし。 ・大白川登山口には商店・自販機無し。 ・室堂センターでは飲料・食料が購入できる。 ≪トイレ≫ ・大白川登山口、室堂に有り。 ・大倉山避難小屋は携帯トイレスペースがあるがトイレは無い。携帯トイレは大白川登山口登山届提出の小屋でもらえる。有料かも。 ・中宮道のお花松原までの区間にはトイレは無い。 |
写真
感想
夏山遠征第4弾でに白山の高山植物を訪ねる山旅をしてきました。
今回は御前峰裏の花園、お花松原へ。
白山に初めて登ったのは2013年の夏。
登山初心者のくせに日帰りで挑んで、ものすごくしんどかった平瀬道。
登山5年生の今ならどんな感じで歩けるか試してみたかったので今回も平瀬道を選択。
以前来た時よりも階段が新設されていたりして登りやすくなっていました。
登山道の整備、ありがとうございます。
大倉山までは豊かなブナ林の中を行く道で、新緑や紅葉の頃はひときわ美しいはず。
大倉山避難小屋からは高山植物も現れ始め、花の中を登る道…のはずが今回は花が少なかったです。
時期が遅いのか、このところの異常気象のせいなのか…。
4年前は4時間半かかって登った平瀬道を、今回は3時間半で登り切りました。
少しは登山スキルが上がったのかな。
いやいや、あの頃より15埖僚鼎鮓困蕕靴神果かな。
室堂センターの宿泊受け付けは13時からだったので、荷物を軽量化することもできず宿泊装備すべて背負ったままお花松原を目指しました。
お池巡りコースを経て、大汝峰脇から中宮道へ。
お花松原手前のヒルバオ雪渓がはるか下に見えているので、これを下ってまた昇らないといけないというのは心が折れそうになりますが、あこがれの地に立つためなら文句は言わない。
辿り着いたお花松原。
見渡す斜面をミヤマクロユリが埋め尽くしていました。
これほど見事なミヤマクロユリの群生を見たのは初めてで衝撃でした。
アオノツガザクラも大群落を形成しているものの、一番会いたかったハクサンコザクラは小規模な群落があるだけ。
雪が溶けて真っ先にハクサンコザクラが咲き、そのあとミヤマクロユリが咲く、という順番なのでしょうか。
室堂平ではほとんどハクサンコザクラは消えていたので、ここで存分に味わえてよかったです。
帰りにガスって展望はほとんどないものの御前峰に登頂し、今日の宿の室堂センターへ。
重装備を背負ってのロングトレイルは疲れましたが、先回の槍ヶ岳山行の方がきつかった…。
次の日に天候が回復することを期待して早めの就寝。
朝、快晴を期待して起きてみると、外は一面の霧。
昨日、御前峰に登っておいて良かった。
霧雨の中、平瀬道を駆け下り、大白川へ戻りました。
展望は無いものの、霧の中にたたずむブナ林も幻想的で美しかったです。
下りは2時間。これは4年前と同じタイムで進歩無し。
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