朝日連峰全山縦走(以東岳-寒江山-大朝日岳-平岩山-祝瓶山)
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- GPS
- 49:00
- 距離
- 41.6km
- 登り
- 3,346m
- 下り
- 3,404m
コースタイム
10:35泡滝ダム - 11:45七ツ滝沢橋 - 12:30^12:40大鳥小屋 - 13:40^13:50森林限界 - 14:35^14:40オツボ峰 - 15:20^15:30以東岳 - 15:35以東小屋
7/17
4:00以東小屋 - 4:05^4:35以東岳(ご来光待ち) - 5:55^6:00狐穴小屋 - 6:50^7:00寒江山 - 8:30^8:35竜門小屋 - 8:50^9:05西朝日岳 - 10:10水場分岐 - 10:15^10:30金玉水 - 10:45朝日小屋 - 10:55^12:25大朝日岳(昼寝♪)- 13:20^13:25平岩岳 - 14:20北大玉山(幕営)
7/18
5:00北大玉山 - 5:50大玉山 - 6:30水場分岐 - 6:40^6:50水場 - 7:15赤鼻 - 8:00^8:05森林限界 - 8:15^8:20山頂分岐 - 8:30^8:55祝瓶山 - 10:35^10:50祝瓶登山口分岐 - 11:00大石橋駐車場
天候 | 7/16(土)晴 7/17(日)快晴 7/18(月)晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
きちんと整備された登山道 危険な箇所なし 大朝日岳から祝瓶山はアップダウンが多い |
写真
感想
積雪期に狙っていたが我慢できずに朝日連峰に!
7/16
登山口から緑がとても気持ちの良い沢沿いの道を行く。
標高500mちょっとなのに沢には雪が豊富に残っている。
冬にはどれだけの雪が積もるのであろう・・・
七曲と呼ばれる九十九折の道をちょいと登りきれば大鳥池。釣り人が数人いた。
ここから暑い日差しの中、汗をだらだら流しながら急登を行く。
少し辛かったが1400mを過ぎると森林限界を越え素晴らしい展望が待っている。
眺め良し、風も心地よしで疲れなど全く感じなくなる(笑
時間にも余裕があるのでのんびりと稜線を歩く。
ニッコウキスゲの黄色が緑の絨毯に良く映える:D
以東岳に着くが、水も切れ、さらに山岳部の団体が着たのでさっさと小屋前のベンチに移動。
碧玉水は雪渓の水であり、正直おいしくない。それにしても山岳部は騒がしい・・・
19:00頃から以東岳山頂で日本海に太陽が沈み行くのを眺める。美しい。
夜はシュラフはいらないほどの暑さ。
7/17
2:30に起床。たぶん一番乗りかな。さっさと食事と準備を済ませ以東岳山頂に。
30分ほど風の中ご来光を待つ。徐々に太陽が出始め、山々を照らしつけていく風景は何度見ても感動する。
以東岳から大朝日岳まではゆったりとした広い稜線を歩く。こんなに気持ちの良い稜線は他にはない。
以東岳から狐穴小屋までは笹原。靴がびしょびしょになるほど朝露がある。
GoreTexの靴なのになー。撥水スプレーをしっかり吹きかけないと駄目なのかな・・・
狐穴小屋から寒江山、竜門山、西朝日岳と高度を徐々に上げていく。
寒江山からは相模山の展望が良い。雪渓が豊富に残ったでこぼこした山で見ごたえがある。
西朝日岳からはそれまでの展望とは異なり、目の前に鋭角の格好の良い大朝日岳が現れる。
登り返して中岳を過ぎれば金玉水がある。朝日小屋からは結構距離はある。
ここから今晩用の水2.5Lを担ぎ上げる。これも雪渓の水でおいしくない。
大朝日岳山頂は360度パノラマ。文句なしの絶景である。明日登る祝瓶山も素晴らしい。
日差しは強いが風も強いのでそれほど暑さを感じない。
ここで1時間30分ほどの休憩もといお昼寝time。うーん贅沢な一時。
小朝日岳からひっきりなしに人が登ってくるが中ツル尾根からは少ない。平岩山方面からは一人も来ない。
十分に山頂を楽しんだところで祝瓶山へと向かう。
登山者はほとんどおらずアップダウンの多い道であるがきちんと整備されている。
先の稜線を見て幕営適地もなさそうなので北大玉山でテント。虫がとても多く、50箇所ほど刺された・・・
7/18
5:00に出発。この日も朝からとても暑い。アップダウンをしつつも500mほど高度を下げて赤鼻へ。
途中1097mピーク手前の水場に寄る。ちょっと標識が分かりにくいので注意。
10分ほど下ると沢のおいしい水が手に入る。道が悪いので往復20分以上かかると思う。
赤鼻から一気に500m登り再び森林限界を越えて祝瓶山に。
西朝日岳からとはまた一味違う大朝日岳を見ることができる。しかし虫が半端ないほどいる・・・
ここで71才のスーパーおじいさんに出会う。
なんでも金曜日に岐阜を出て15時間ほど運転して山形に。
車中泊日帰りで、土曜日摩耶山、金曜日以東岳、日曜日はここ祝瓶山、そして今日岐阜に帰るそうでとんでもない体力である。
帰るついでということで小国まで送ってもらうことになり、一緒に下山開始するが足が早く追いつけない!!!
まさか71才のおじいさんに置いていかれるとは思わなかった(笑
祝瓶登山口では山菜採りに来ていた民宿「さいとう」の皆さんからトマト、きゅうりを頂く。
沢の水で冷えたトマトのおいしさといったら!XD
皆さん小国の宿をお探しなら民宿「さいとう」宜しくお願いします(笑
車で小国まであっという間。送って頂き本当にありがとうございました。
おじいさんは300名山を目指しているそうで現在270ほど。
送ってもらう途中の車内で私の故郷九州の山の話で盛り上がる。
残りは北海道と東北だそうでぜひ完登して欲しいものです。
民宿の人もそうだが、町の人に駅まで道を尋ねたら乗せて行ってあげるよと言われたり小国の人は温かかった。
朝日連峰の素晴らしい山々と、温かい人々に感謝感謝です。
コメント
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今晩は。このレコ、見落としていました。
朝日連峰良いですよね
実はうちのかみさんと最後に登ったがここなんですよね〜。かみさんが珍しくペースが遅くって、戻って検査したら上の子が出来ていたのです。。。
riCoさんも、連れの人とここに一緒に登ってはどうですか
ところでriCoさんのテント、僕が最初に買ったムーンライトに似ていますね。100泊くらい使ったのですが、強風に折られてしまって。。。
お返事遅くなりました。
なんとまさかのおめでた山行だったのですね!
羨ましい:D
自分の周りには残念ながら山に行く人は皆無です・・・
あんなキツイのやだ・・・って人ばっかりです。
高尾山のビアホール!!って人はいるんですけどね(笑
テントはアライテントのトレックライズです。
100泊すればさすがに寿命がきそうですねぇ
こんばんは
やはり東北の山の景色は綺麗でいいですねぇ。
こんばんわー
東北の山はアルプスと違って人の手があまり入ってなくて楽しいです。
花も綺麗ですし言うことなしです:D
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