空木岳〜悪天候下、極楽平からの稜線歩き
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- GPS
- 12:05
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 2,825m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:30
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:35
天候 | 8/18:雨&強風(午前中は雷)、8/19:曇り(山頂はガス) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・バス:菅の台バスセンター発6:04(※始発定刻は6:15)→しらび平着6:35 ・ロープウェイ:しらび平発6:41(※始発定刻は7:00)→千畳敷着6:49 ・料金は片道2030円 ・下山後、「空木岳登山道入口」から菅の台まではタクシー利用(料金約2000円) ※鷹打場からタクシー会社に連絡 |
その他周辺情報 | ・下山後、家族旅行村こぶしの湯で入浴 ・高速乗る前にランチをと思い立ち、ソースかつ丼で有名なインターそばの「明治亭」へ行くも外待ち10人ほどで断念。駒ヶ根方面へしばらく走った右手の手打ち蕎麦処「なごみ」で十割そばとミニソースかつ丼のセット(1600円)を注文。ロープウェイのチケット提示でサービスアイス。 |
写真
前方は深いガスに覆われていて判別困難ですが、手前が檜尾岳から熊沢岳への稜線、奥が空木岳?
檜尾岳までの間、5〜10分おきに鳴り響く雷鳴に慄きながら、雷との距離感を計りつつ慎重に進みました
感想
・久しぶりに悪天候下での山行。初日は雷・雨・強風・ガスの四重苦。事前に天気図を確認していたものの、大気の状態が不安定で早朝から発雷となったのは想定外。
・千畳敷へ登るロープウェイの車内放送で「大気の状態が不安定で雷雲の発生が見込まれ運転を見合わせる可能性ある」旨のアナウンス。午後からのことだろうと思い込み、極楽平に向けて登り始めたところ、ホテル方向から「雷雲発生のためロープウェイの運行を一時見合わせる」との放送が…。その直後から、頭上でゴロゴロと不吉な音が鳴り始め、自らの知識不足と甘さを反省。
・登山を続行するか逡巡したものの、極楽平まで既に登ってしまったこともあり、雨が降りしきるなか稜線手前で約30分間待機。雷が遠ざかっている様子だったことから、登山を再開。
・それでも雷の活動は活発で、7時過ぎから10時過ぎまで時折雷鳴轟く中を稜線歩き。稲光から雷鳴までの間隔が10〜15秒だったのでけっして安全圏とは言えず、山行自体中止すべきだったかも…
・極楽平から東川岳までの間は晴れていれば気持ちがいい稜線歩き。個人的には非常に歩きやすいと感じた。但し、地図で見る以上に細かなアップダウンあり。また、高度差はそれほどではないものの岩場の登下降が多く、岩稜帯歩きに不慣れな方はその点を考慮して登山計画を立てる必要がありそう。
・檜尾岳から熊沢岳の間では多数のイワヒバリやホシガラスを目撃。悪天候の中、イワヒバリの歌声に癒されながら歩くことができた。
・木曽殿山荘に到着するとご主人から驚かれた。話を伺うと、ロープウェイは朝からずっと運行を中止しておりキャンセルの連絡が相次いでいたとのこと。結局その日山荘に宿泊したのは私を含め3名のみ。(1名は私同様、始発のロープウェイ利用、もう1名は伊奈川方面から登ってこられた模様)
・2日目は天候回復の予報だったが、空木岳山頂近辺はあいにくガスの中で眺望ゼロ。それでも初日のような雷・雨がないだけましだったが…。機会があれば天気が良い時に同じコースをもう一度歩いてみたい。
・累積標高差…(初日)登り:970m・下り:1060m、(2日目)登り:515m・下り:1770m
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