天城山 そして北岳〜白峰中岳〜間ノ岳
- GPS
- 23:39
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 3,370m
- 下り
- 3,703m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 7:28
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:44
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 11:25
天候 | 曇り時々雨時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
昨年NHKで、白根三山縦走コースを紹介していた。
富士山を横に見ながら、雲の上の尾根を歩きたい!と思い、山岳部で山行を計画したが雨で中止。その後、単独行を計画したが、夜行バスの予約が取れぬまま、夏山シーズンが終わった。
今年はずっと天気をウォッチしていたが、東京の記録的な長雨の余波で、晴れが続かないまま、盆を明けた。
やっとこさの天気で、バスの予約は諦め、青春18切符を使い若者に紛れて鈍行を乗り継ぐ計画だ。
せっかくのJRなので、百名山で独立した位置にある天城山にも、足を伸ばすことにした。
平日とあって天城山の縦走路は、誰一人会うことがなかった。
スケジュールがタイトなので、午前中に天城山を終え、夕方に甲府入りしなければならない。駆け足だったが、13キロの荷物がままならない上、途中毒虫に刺され散々。毒虫の姿が見えなかったので、一瞬「火アリか!」と思って払ったが、パニクって2mほどトラバースを滑落した。
蜂に刺されたような痛みを抑えて山行を続け、天城峠ゴール!っと思ったらバス停はそこから2km先だった。
盆前に計画を立てていたので、北岳は甲府4:30発のバスを予定していたが、盆明けからは9:05が始発に変わっていた。
白根三山の縦走が可能か?夕方は雷雨の予報。
「まぁエエかぁ」なるようになる。
結局一番下の白根御池小屋でテント泊し、翌日身軽になって百名山の北岳・間ノ岳を見てUターンで白根御池小屋に戻ることにした。
結構ガスっていたが、風が強くて目まぐるしく天候が変わる。
頂上だけうまいことく雲が切れて晴れ間が覗いたのは、幸いだった。
帰路はどうしてもパワーダウンし、ヘロヘロで下山するか、しょーもない所で、砂利に足を取られ1mほどプチ滑落した。
今まで近畿の低山ばかりを登ってきたが、フリーになって平日信州まで来て、3000m級の山を登り始めた。
低酸素になれること!15キロの荷物になれること!と身体を鍛えようと思ったが、「61歳でどうすんのよ、歳を考えなさい!」っと言うおしかりの声が、どこからか聞こえてきそうだ。
「頑張ろう!」が合言葉だったが、これからは「無理すんなぁ」だ。
若い頃の苦労は買ってでもしろ!と言われ、貧乏が趣味で、ストイックに生きてきたが、行き帰りは新幹線や飛行機を使い、山小屋止まりで荷物を8キロに抑え、楽な登山をしても良いんじゃない?と思えてきた。
修行僧のように他の人には当たり前のことを、自分に禁じてきたが、年を取ったらからと言って、仙人になる必要もないだろう…
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