西穂〜奥穂縦走 幸運にも晴天!
- GPS
- 20:35
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 2,444m
- 下り
- 2,486m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 3:22
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 10:43
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:41
天候 | 1日目 晴れ 2日目 快晴、夕方から霧 3日目 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 上高地→新島々 バス、新島々→松本駅 松本電鉄上高地線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年の夏場と変わらないが、ロバの耳から馬の背に向かう下りは、以前よりも浮石が多く、急傾斜ではスタンスを探りにくく慎重に下った。 鎖、ハシゴは度々使うが、今回の天気ではザイルを必要とするところはない。降雪時、悪天時は歩きたくない。 |
その他周辺情報 | 帰路、小梨平の小梨の湯に寄る。 松本 小波食堂で焼肉の反省会。種類は多くないが焼肉も丼物も美味しい。 |
写真
装備
個人装備 |
タイツ
グローブ
ゲイター
日よけ帽子
着替え
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
〇〇歳になるのでここ2〜3年のうちに歩いておかなくてはならない山があるなぁとT氏と話していた。
まずは槍穂の大キレットと西穂から奥穂への縦走だ。
7月に槍ヶ岳山荘まで登ったのだが、あいにくの雨のためそのまま大天井岳から安曇野側に下ってしまったのだった。
今回はそのリベンジとも考えたのだが、1日かけて槍ヶ岳山荘まで登る気力がなかったので、初日を西穂山荘までとする楽ちん計画で西穂高岳から奥穂へ縦走することにした。
問題は天気だった。今年の夏は梅雨明けと同時に雨が降りはじめ、本当にひどい夏になってしまった。
今回も半月ほど前から天気予報をみては一喜一憂していたのだった。
出発の3〜4日前まではぱっとしない天気予報だったのだが、実際にはピンポイントの素晴らしい快晴に恵まれることになった。
8月26日土曜日
松本10時15分に出発する直行バスで上高地に入る。河童橋では穂高の山々がくっきりと見える。案内図を眺めながら山山の形と名前を確認する。何度も眺める山々だが時々確認しておかないと忘れてしまう。
久しぶりに歩く西穂山荘への登りは一歩の段差のあるところが結構あり、九十九折の快適な道と言うわけにはいかなかった。
それでも16時前には無事に西穂山荘に到着し、ビールを飲みながら3回目の夕食の時間を待つ。
ビール飲みながら群馬のご夫婦とお母さんと居合せる。お母さんは70代半ばの大変お元気な方。明日は西穂高まで登ると言う。去年も奥穂に登ってきたそうだ。私もあのようになりたいものだ。
8月27日日曜日
朝4時15分、いよいよ奥穂に向かって出発だ。懐中電灯でまずはゆっくりと独標へと登る。
独標から西穂高への道も所々結構おかない。それでも大勢の登山者が西穂高に向かって登っていく。
西穂高岳のピークは大勢の登山者で満員だった。
好天のためか西穂高岳から先にも結構な登山者が歩いている。10年前にこのルートに来た時にはヘルメットをかぶっている人はせいぜい2割だったと思うが、今回は9割の縦走者がヘルメットを被っている。私もだが変わったものだと思う。
間ノ岳岳へ向かう。
途中に長く急な下りをクサリを頼りに下る。進退窮まる所はないが、高度差があるので時間がかかる。
間ノ岳に近づくにつれ、直方体の赤い岩が増えて来た。
間ノ岳まで1時間ちょっと、8:15に到着。北アルプス中が見渡せ最高。
間天のコルまで80mほどを一気に下り、同じ位登り返す。
天狗岩で30分ほど休憩し、食料と北アルプスの山々を堪能する。
天狗のコルへの下りも80mくらい。所々鼻歌をストップしてゆっくりと下る。
天狗のコルからコブ尾根の頭への登りは300mちょっとの登りだ。5時間歩いた足にはなかなか厳しい。
途中で一休み(多分畳岩の頭)して、コブ尾根の頭を目指す。
コブ尾根の頭からジャンダルムは指呼の間だ。またジャンダルムの右側には
ロバの耳、馬の背、奥穂高岳などよく見える。
ジャンダルムの根本に荷物を置き、ピークの数分を含めて25分ほどで往復する。
以前と比べてルートがわかりにくく、石を落とす人が多く、ちょっと要注意だった。
ロバの耳の横を通つてからの下りも浮石が多く、ここが一番慎重を要すると記憶しているので慎重に下った。
下ったぶんを登り返すと馬の背だ。
馬の背をトントンと登り、最後のひと登りで奥穂高岳山頂に到着。
あいにく飛騨側からガスが出てきて、絶景とはいかなかった。
穂高岳山荘には15時過ぎに到着。
前回(11年前)よりも1時間多くかかり、前々回(16年前)よりも2時間多くかかっていた。
頑張って歩いたのだが、トシには勝てないと痛感する。
小屋の夕食3回目までの間を愛知岐阜からの3人とビールなど飲みながら過ごす。彼らは西穂山荘を我々よりも30分遅く出て1時間早く着いたそうだ。またまたトシを感じる。
もっとも20台後半から30台の屈強の3人のように年寄りが歩けるわけもないが。
8月の終わりの月曜日ということもあるが、小屋は布団に1人ずつと厚遇だった。
8月28日(月)
北穂岳を回って帰ろうかとも思っていたのだが、小屋の朝飯を食べてザイテングラートから横尾経由で下ることにする。
雲が多いが、ザイテングラートからの眺めは美しい。
涸沢、横尾を通っての上高地への下りは何度通っても楽しい。
下る人も登ってくる人も多く、すれ違いや追い越しに時間がかかる。
それでも上高地12:40発のバスの45分前に小梨平に着いたので、小梨平の小梨湯で一風呂浴びてバスターミナルに向かった。
天気良く、楽しい縦走だった。
こんにちは!
天狗のコルと天狗の頭辺りですれ違っています(^^♪
私達が通った午前中は素晴らしい景色でしたが、ジャンダルム辺りからはガスって仕舞ったんですね!(>_<)
西穂側からは体力的に厳しいのにすばらしい!お疲れ様でした!
日曜の穂高岳山荘も24時間テレビのイモトが居た槍に引っ張られたのか?一人一枚の布団でまだ空きがありました。(笑)
はじめまして。コメントありがとうございます!
すれ違った天狗のコルのあたりは、ジャンダルムへの登りを見てマナジリを決していた頃だと思います。
晴天でそれほど暑くもなく最高の山日和でしたね、
山行記録を拝見しました!スピードで歩き切り、そのまま四国に帰るとは感服です。
一時期高知市に住んでいまして、北アルプスは麓までの往復も結構アドベンチャーだったのを思い出します。
お疲れ様でした(^^)/"
同じ週末、甲斐駒で倒れてました
せっかく天気の良い週末だったのに、熱中症になるなんて・・・
もう年には勝てません。
いい山行が出来て良かったですね。
またお会いした時に、お話聞かせてください。
下山翌日は、最上と焼肉食べに行きました
9月は、ピークハントではなく、槍を眺めに行こうと思ってます。
jikyoon
熱中症ですか!
jikyoonさんの辞書には熱中症はないと思っていました。
それは焼肉食べてスタミナつけないといけないですね。
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