白山 (平瀬道往復 フラワートレッキング)



- GPS
- 10:30
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,533m
コースタイム
05:15 平瀬登山口発
07:40 大倉山避難小屋
09:35 室堂着
10:00 同上発
10:40 御前峰(頂上)着 【登り 5:30】
10:55 同上発
沼めぐり
12:10 室堂着
12:55 同上発
14:05 大倉山避難小屋
15:40 大白川駐車場着 【下り 4:45】(行動時間 10:30)
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〜大白川(ダム) ・大駐車場あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険個所無し ・登山ポストは登山口の小屋にあります ・温泉:大白川露天風呂(300円:体を洗う設備はありませんが、絶景の露天風呂) 近くの平瀬温泉の道の駅に入浴施設「しらみずの湯」あり |
写真
感想
暑くなってきた。この時期、やはり標高の高い山に行きたい。ということで
昨年、室堂の宿泊予約がとれず、断念した白山に登ることにした。
山中で1泊しないと登れない山だと思い込んでいたが、ネットで見ると多く
の人が日帰りしている。おまけに「別当出合」から登るのが普通だと思ってい
たら、首都圏からは「平瀬道」というルートがアプローチが比較的短くて便利
と知り、ここを登ることにした。
行 程 大白川駐車場(平瀬道)⊃室堂⇒御前峰⇒沼めぐり⇒室堂
05:10 駐車場発
05:15 平瀬登山口発
07:40 大倉山避難小屋
09:35 室堂着
10:00 同上発
10:40 御前峰(頂上)着 【登り 5:30】
10:55 同上発
お池めぐり
12:10 室堂着
12:55 同上発
14:05 大倉山避難小屋
15:40 大白川駐車場着 【下り 4:45】(行動時間 10:30)
S君に21:30に自宅に迎えに来てもらい、中央道(松本IC)〜安房峠〜高山
〜東海北陸道(飛騨清見IC)〜同(荘川IC)〜大白川(平瀬)登山口まで
約400キロ。6時間30分かけて、大白川ロッジのある登山口駐車場に4:00に到着。
まだ、真っ暗なので、少々仮眠をとった後、弁当を食べて5:10に出発する。
警察の人が、ビラとウエットティッシュを配って、登山届を提出するようにと
登山者の車を回っている。それではと登山口で登山届を書いてポストに入れる。
いきなりの急登であるが、その後は九十九折など、急傾斜を避けるよう配慮さ
れ、整備された道が続く。濃い霧がかかっていて視界はあまりよくない。
それより、虫(ブユ?)がすごくて、虫よけスプレーを使うが、口の中にまで虫
が入ってきて閉口する。
この時間に出発する人のほとんどは日帰りと思われるが、次々と我々を追い抜
いて行く。結局、室堂までで我々が抜いたのは2組のみ。そのうち、一人はテン
ト泊の大きなリュックを持った人だった。(みなさん健脚だなー)
登山道はブナの大木の森から、ダケカンバの大木の尾根道になり、大倉山避難
小屋に2時間30分で到着。小屋を過ぎるとニッコウキスゲやハクサンフウロなど
の高山植物が咲いている。ミヤマキンポウゲの黄色い花が登山道の両側に咲き乱
れている。ガスも上に登るに連れてあがってきたが、自分の息もあがってきた
(ブユはいなくなった)。
花はきれいで安らぎになるが、登りは延々と続き、だんだんバテてくる。シャッ
ターを押す時に一瞬、息を止めるのも疲れる原因かもしれない。フーッ。
それでも歩けば進み、御前峰が見えてきた。ようやく登りが終わり、平らな道に
なると、お花畑の向こうに室堂の赤い屋根が見える。空の青と屋根の赤、周りの
緑のコントラストがきれいだ。平ヶ岳の時には不調だったS君は、今回は快調で、
遅れる私を待っていてくれる。どうもすみません。
ようやく到着した室堂で大福餅を食べ、燃料補給。さて、頂上めざしてがんば
るぞ。下界は雲海の下で、まったく見えないが、空は青空で気持ちがイイ。
歩みは遅いが、確実に登る。途中、団体さんに追いついたところで、「裸足」の
老人が若者を一人引き連れて降りてきた。80歳のおじいさんで、白山登頂197
回目?とか。若者はNHKの人で、取材中とのこと。私は90歳くらいかと思った
が、80歳も90歳もあまり変わらないかなぁ?
10:40、頂上の白山神社奥宮で参拝し、頂上の標識で記念写真。大汝峰とお池
の眺めがよい。若者にシャッターを押してもらう。お返しに写真を撮ってあげる。
缶ビールを持っていたので、手に持たせて撮影する。缶ビールがうらやましい。
よーし、室堂で飲むぞー。ということで、我々は苦労して?持ち上げたフルーツゼ
リーを食す。うまい!
しばし、休んだ後、お池をめぐって室堂に至る道を下る。千蛇ヶ池には雪も残
っていて、水の中の雪は青く光っている。うーむ、神秘的。大汝峰に近い翆ヶ池
のほとりのチングルマの群生はみごと。いくつかの池を回って、室堂へ至る道に
入ると、あたり一面のお花畑。白いチングルマ、黄色いミヤマキンバイ、ピンク
のコイワカガミ、紫のハクサンコザクラなど「百花繚乱の盛夏となりぬ」とは
このことをいうのだろう。池のほとりで女性が一人たたずんでいる。うーむ、
絵になるなー。室堂に一泊であれば、我々ももっとゆっくり鑑賞できるのだが…
ハイ松帯の道を進み、再びお花畑を通って室堂に戻り、缶ビールで乾杯。
お湯を沸かして日清カップヌードルを食す。室堂には人がいっぱい。青空の下、
御前峰を仰ぎながら、みんなくつろいでいる。
しかし、帰りも長い道のりである。後ろ髪を引かれる思いで、13時に帰途に着く。
またまた写真を撮りながら、ゆっくり下る。大倉山の避難小屋から下は、登ると
きには見えなかった景色を見、またしても多くの登山者に追い抜かれながら、
15時40分に大白川の駐車場に到着したのでした。
大白川露天風呂で入浴後、ロッジでハーゲンダッツアイスクリームを食す。
湖を見ながらの入浴とアイスで、癒されましたぁ。
翌日は、白川郷を観光してから帰りました。いいところですね。
白山は高山植物の天国。美しい日本の山だ。
都会の喧騒を離れ、池のほとりに一人たたずむ私になりたかったなー。
しかし、日帰りは疲れました〜。
友達は
エレファントマンの木と言ってました〜
それでは「エレファント・アンパンマン」の木というのはどうでしょうか〜 ?
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