小太郎山(ついでに北岳)
- GPS
- 08:46
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,100m
- 下り
- 2,080m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:44
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
●クルマ 芦安市営駐車場(無料/第7駐車場まで下りました) ●乗合タクシー 1200円(1100円+利用者協力金100円) 行き:5:30芦安発、帰りは乗客が集まり次第出発しました |
コース状況/ 危険箇所等 |
●広河原〜二俣 吊り橋を渡り広河原山荘脇の登山道を進むとほどなく白根御池小屋との分岐が現れます。 しばらく大樺沢の左岸を進んだ後に右岸へと渡り、 何度か橋を通過して再び大樺沢の左岸に渡りここから二俣まで詰めて行きます。 広河原から二俣まで高低差は700mほどです。 ●二俣〜小太郎分岐(右俣コース) 二俣からは樹林帯のルートの中をぐんぐんと標高を上げていきます。 標高2500m付近でいったん傾斜が緩み、鹿除の柵に守られたお花畑を通過します。 ここからさらに高低差300mほど(二俣から高低差630mほど)登ると 小太郎尾根分岐へと至り、ここで稜線に乗って一気に眺望が開ます。 ●小太郎尾根分岐〜小太郎山 分岐からは北岳とは反対の北方面に延びる尾根へと向かいます。 前小太郎山との鞍部(2646)まで高低差200mほど下ります。 ルートは一部不明瞭なところもありましたが、稜線の西側(進行方向左手)に 踏み跡が付いていることが多かったです。尾根通しでも下れます。 鞍部付近で樹林帯に一瞬入りすぐに岩稜を60mほど登り返すと 前小太郎山の山頂へと至ります(典型的なニセピーク)。 前小太郎山から緩やかにアップダウンしてさらに500mほど先に進んだところが 小太郎山になります。 ●小太郎分岐〜北岳 稜線の北側を緩やかに進みちょっとした岩場を越えた後 緩やかに進むと肩の小屋へと至ります。 肩の小屋から岩稜帯の登山道を登るとすぐに両俣分岐が現れ、 さらにひと登りして北側の小ピークを西側から巻くと北岳山頂が見えてきます。 ●北岳〜二俣 北岳から岩稜帯のルートを吊尾根分岐まで下り、吊尾根分岐からトラバース道分岐 までは大きな岩が連なった登山道を進みます。 トラバース道分岐を過ぎると少し痩せたルートを進み長めの木ハシゴを下ると 八本歯のコルに到着です。 八本歯のコルを過ぎると大樺沢上部左岸のハシゴ地帯を経た後、 標高2700m付近で大樺沢に降ります。 ここから二俣までは大樺沢の左岸に沿ってガレ場を下ります。 |
写真
感想
久しぶりに晴れる週末がやってくる、
ということで前日は昼飲みがありシンドかったのですが、
ツライ体に鞭を打って単独で山へ行くことに。
行き先は、アプローチが比較的容易な山梨側からの南ア北部。運転もラクだしね。
まだ未踏の小太郎山を主目的にして、余裕があったら北岳にも登ろう。
5時すぎに芦安に着くと第7駐車場まで下らされたけど、
急いで準備して5:30発の乗合タクシーに何とか乗ることができました。
二日酔いのせいでアタマは痛いし吐き気はするし、二俣までがチョーツラかった。
二俣でようやく食べ物を口に入れる気になっておにぎり休憩。
ここからは初めて歩く右俣コースで稜線に出ます。
久しぶりに太陽の光を浴びながらの山登り。汗はダラダラ。けれど気分は爽快。
分岐に着く頃にはお酒も抜けてきて、さて小太郎山へと向かいます。
キレイに延びる尾根の先には小太郎山。
さらにその先には甲斐駒が鎮座していて、
素晴らしい景色を眺めながらの稜線歩きが楽しめました。
山頂に到着すると360度展望が開け、特に北から間近に見る北岳が圧巻。
小太郎尾根は人も少なくて往復する間に出会った方は1名のみ。
小太郎尾根分岐まで戻ってくると時間も余っているため、
北岳経由で八本歯から帰ることにします。
ここからはたくさんの人。
すれ違うみなさん久しぶりの晴れの週末で笑顔が多かったような。
途中から雲が湧き始め北岳山頂では東側の眺望のみNG。
ゆっくりゴハン食べて下山開始。
大樺沢を下っていると雪渓上に女の子がいてこちらを見ています。
「雪渓は薄くなってるからこのまま下ると危ないよ!」と声かけましたが
聞こえているのかいないのか、わかっててそこにいるのかイマイチ要領を得ません。
ほうっておいて先に進もうと思いましたがちょっと心配で、
「大丈夫か、大丈夫じゃないかどっちか答えて!?」と大声で尋ねると
「大丈夫じゃない!」とようやく聞こえる声でビックリ返答。
沢を渡って雪渓まで行って、正しいルートに復帰させました。
「ガスで道がわからなくなった」とのこと。
その後、彼女は帰りのバスの時間を心配していましたが、
二俣までもう少しのところでまだ14時前だったので
「フツーに歩ければ最終のタクシーには間に合うはずだから頑張って」
と言って別れました。どうなっただろ?間に合ってくれてたらいいんだけど…。
広河原に到着するとちょうど乗合タクシーの人数が集まり、
ほとんど待つことなく芦安へ。
しかし、中央道で久々に小仏渋滞30kmを食らって、家に帰れたのは21時過ぎ。
ひとりだったこともあり山よりも運転が疲れたわ。
草スベリから稜線に上がると甲斐駒と一緒に見える小太郎山、気になっています。
すぐ近くに見えますし、何よりも間近から見る北岳の展望が凄そうなので、いつも行ってみたいと思うのですが、また今度にしよう・・・、そんな事がもう10回近く有りました。
danyamaさんの写真を見て今度こそは行ってみようと決意しました。
まあ私に日帰りは無理なので肩の小屋に泊まって北岳とセットで行ってみたいと思います(もちろん小太郎がメインです )
二日酔いでもサクッと登ってしまうのがさすがですね。
yamayaさん
こんにちは。
小太郎山ってどうしても後回しになってしまうというか、そんな存在ですよね。
ボクも計画のときは八本歯から北岳経由で向かって草すべりから戻った方が
ルートとしてはキレイかなと思ったりしてましたが、
二日酔い気味のクルマの中で「まずは、小太郎山!」と決めました。
個人的には北岳は南北方向から見る(撮る)のが好きなのですが、
南側は縦走路が続いているため比較的容易に間近から仰ぎ見られるのですが、
北側から近くから仰視できるのはこの小太郎尾根だけですよね。
写真だとなかなか伝わりづらいのですが、圧倒されました。
yamayaさんもぜひ生で見てみてください。
コメントいただき、ありがとうございます!
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