快晴の白峰三山


- GPS
- 18:07
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,353m
- 下り
- 3,251m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:08
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
何故か北岳にはあまり縁が無く今回が2回目。前に行ったのは山を始めた頃の20年前。念願だった白峰三山にやっと行く事が出来ました。奈良田までの長〜い下りが嫌で避けていたのかな。
奈良田から始発のバスで広河原へ向かう。バス2台で立っている人がチラホラ。昔この道を自家用車で通った事を思い出した。その頃はトンネルの途中に大きな穴が開いていたりして底を付いた。道はだいぶ良くなっていた。
広河原に着いてビックリ!凄い混みようだ。今晩の小屋の混み具合が心配になった。なるべく北沢峠へ行ってねと思った。登山届けを出して、さあ出発。
歩き始めるといきなりの渋滞。なかなか進まない。実際は前に中高年の団体が居ただけだった。分岐を大樺沢方面に向かう。雨が降り始めたがレインウェアを着込んでも中が汗で濡れるのでそのまま登った。カメラをザックに収納したため、登りの写真はほぼ無し。二俣から八本歯のコルまでも長い。それにしても登りがしんどい。北岳に辛い思い出が無かったのは前回来た時が若かっただけなのか。
八本歯の丸太梯子がそろそろ終わるかなという時に左のふくらはぎが攣り始めた。こんなのは初体験。そうこうしているうちに右も攣り出した。通り掛かった女性が塩飴をくれ「カリウム不足と運動不足ね」と。はい、その通りです。
その後だましだまし梯子をクリアして分岐で靴を脱ぎ筋を伸ばした。痛いが我慢して伸ばしたら楽になった。おそらくこの辺でSHCの3人組に抜かされたと思う。きっと駈け上っていったんだろうな。この後は攣る事もなく北岳に登頂する事が出来た。この頃には晴れてきて素晴らしい景色。気持ちよく北岳山荘へ下った。
北岳山荘の受付は大混雑だった。韓国の方がたくさん居て受付の人が困惑していた。言葉が通じないのでスマホを出してきて通訳アプリで対応していた。待っている間に生ビールを飲む、旨い!1000円なり。
二人で一つの布団だった。まあ、しょうがないね。部屋には韓国の人達の42人の団体とアメリカ人(?)の十数名の団体が居た。日本とは思えない光景。寝床は狭いが疲れたせいかぐっすり眠れた。
翌朝は朝食を摂らずに出発しようと思ったので3時に起床したら、他の人達もほとんど同じ時間だった。早っ! 韓国の団体も4時から貰える弁当を受け取って出発だったので同じスタートになった。彼らはペースが早い。その中でも落ちこぼれた人達がいて、結局その方達と奈良田まで抜きつ抜かれつだった。
昨日同様に登りの調子が出ない。牛歩のように登っていった。間ノ岳の手前で日が昇った。雲海が素晴らしい。富士山も頭を出していた。間ノ岳を過ぎたあたりから雲が少なくなって遠くの山が良く見えてきた。気持ちの良い縦走路だ。こんなのは久しぶりのような気がする。
西農鳥岳の手前で農鳥小屋の名物オヤジとすれ違った。何故今の時間にここを歩いているんだろう??? 農鳥岳手前でアメリカ人(?)のトレラン集団に抜かされた。外国人に限らずこのコースはトレランの人が多かった。
農鳥岳で昨日の余ったパンを食べて休む。ん〜ん、良い景色だ。そろそろ楽しい稜線歩きも終わり修行のような下りに入る。樹林帯に入ると暑くなり帽子の庇から汗がポタポタと落ちた。ただただ我慢で下って大門沢小屋を過ぎると沢沿いに降りるようになる。ここで少し変化があって少し嬉しい。沢でアームカバーや帽子を洗って冷たくして気分もリセット。沢沿いなのでアップダウンがあるがそれなりに楽しく下る事が出来た。
吊り橋を渡ると登山道は通行禁止で工事用の道路になってしまった。つまらないが最短距離なのかなとも思う。長〜い舗装道路を歩いてやっと奈良田の駐車場に着いた。その後すぐに温泉にいったが、ここでも大勢の韓国の人達と一緒だった。慣れているせいか温泉のマナーは守られていた。国際交流の白峰三山でした。
No12のご来光、素晴らしい雲海ですね。
大きく伸ばして額に入れて飾ってもよさそうです。
稜線歩きも、青空で良かったですね。日焼けは大丈夫でしたか?
二日で下山。←正解だと思います。
マナーの良い外国の方で良かったですね。
お疲れさまでした
Casumin51さん、コメントありがとうございます。
3000mの稜線はずっと天気が良くて最高。
日焼け止めを塗ってばっちり防御してました。
他の方のレコで知ったのですが韓国の団体は前日に富士山日帰り+白峰三山を2日+中央アルプス日帰りでセントレアから帰国の弾丸ツアーだったらしい。恐るべし!
しかも前のCasumin51さんのレコに似てますが、メンバーの中で76歳の一人だけが大門沢泊で小屋到着が19:30だったようです。この人だけは中央アルプスをパスだそうですが、ガイド無しで奈良田からセントレアまでとは・・・。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1239834.html
始発のバスは車内の感じから別の便だったような。。(2台でしたね)
でも広河原や吊り尾根分岐あたりで気が付いても良さそうでしたが
大勢の登山者がいたしまさか知り合いが。。と気にも留めておらず残念でした。
お会いしてれば小屋で一緒に乾杯出来ましたね。
もう1台のバスが第二駐車場の方に向かったんです。
まあバスが違ったとしても広河原で会いそうなもんですが、ごったがえししてましたからね。
吊り尾根分岐では靴まで脱いでストレッチしてました。そんな変なオッサン見ませんでしたか?
いや〜ホント近くに居たのですね
乾杯🍻したかったな〜
日曜は素晴らしい天気で羨ましいっす
やはり山の上で朝を迎えるのはいいですね!
残念でしたね。何回もニアミスしてたみたい。
日曜は最高!。久々に縦走を楽しみました。疲れちゃったけど。
ビール〜夕日〜ビール〜ご来光、一緒に呑みたかったですね。
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