記録ID: 124199
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
南アルプス北部縦走(塩見岳〜間ノ岳〜北岳)
2011年07月23日(土) ~
2011年07月25日(月)
- GPS
- 22:15
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,836m
- 下り
- 3,093m
コースタイム
■1日目(7/23):
14:00鳥倉林道登山口-15:00豊口山間のコル
15:00豊口山間のコル-16:00豊口山分岐
16:00豊口山分岐-16:20三伏峠小屋
■2日目(7/24):
4:40三伏峠小屋-5:25本谷山
5:40本谷山-7:00塩見小屋
7:15塩見小屋-8:15塩見岳
8:25塩見岳-8:55北俣岳分岐
8:55北俣岳分岐-9:55北荒川岳キャンプ場跡
10:45北荒川岳キャンプ場跡-12:00竜尾見晴
12:10竜尾見晴-13:30熊の平小屋
■3日目(7/25):
4:40熊の平小屋-6:00三峰岳
6:10三峰岳-6:50間ノ岳
7:10間ノ岳-8:05中白根山
8:15中白根山-8:35北岳山荘
8:50北岳山荘-9:40北岳
9:40北岳-11:20八本歯のコル
11:20八本歯のコル-12:15二股
12:15二股-14:10広河原
14:00鳥倉林道登山口-15:00豊口山間のコル
15:00豊口山間のコル-16:00豊口山分岐
16:00豊口山分岐-16:20三伏峠小屋
■2日目(7/24):
4:40三伏峠小屋-5:25本谷山
5:40本谷山-7:00塩見小屋
7:15塩見小屋-8:15塩見岳
8:25塩見岳-8:55北俣岳分岐
8:55北俣岳分岐-9:55北荒川岳キャンプ場跡
10:45北荒川岳キャンプ場跡-12:00竜尾見晴
12:10竜尾見晴-13:30熊の平小屋
■3日目(7/25):
4:40熊の平小屋-6:00三峰岳
6:10三峰岳-6:50間ノ岳
7:10間ノ岳-8:05中白根山
8:15中白根山-8:35北岳山荘
8:50北岳山荘-9:40北岳
9:40北岳-11:20八本歯のコル
11:20八本歯のコル-12:15二股
12:15二股-14:10広河原
天候 | ■1日目(7/23):晴れ時々曇り ■2日目(7/24):曇り ■3日目(7/25):晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
■帰り(7/25):15:00広河原-山梨交通バス-(16:10-17:20)岩園館-山梨交通バス-(18:10-18:33)甲府-中央線-19:42立川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■概要: 南アルプス北部の縦走ルートとしては、通常は3泊4日のコース。これを2泊3日で縦走。2日目、3日目の行程、特に3日目の行程と北岳からの下り高低差が大きく、健脚向き。ただし、休憩、食事含めてコースタイム維持できれば達成可能。 ■1日目(7/23): 鳥倉林道登山口:東京方面からの中央高速バスにて松川ICを経て伊那バスで鳥倉林道登山口へ向かう予定が、中央高速の事故渋滞で伊那バスに間に合わず、丸茂タクシーで鳥倉林道駐車場へ(タクシーを含め一般車乗り入れはここまで。)。伊那バスを追い越し13:40には鳥倉林道駐車場に到着。3km程度であるが、伊那バスに乗り鳥倉林道登山口へ到着。 豊口山間のコル-豊口山分岐の間の水場:水は細いが、三伏峠小屋では飲料水は有料のため、ここで水補給すべし。 三伏峠小屋:小屋泊まり1泊2食付8000円。消灯19:30だが、18:00には就寝。朝食は4:00から。トイレは外と中と2か所あり。 ■2日目(7/24): 三伏峠小屋から塩見岳山頂まで:ピストンの登山客も多く、それなりににぎやか、小屋で一緒に宿泊した客と抜きつ抜かれつしながら塩見岳を目指す。天気は、雨さえ降りはしないもののガスっていて見通しはよくない。3日前の台風6号で雲をすべて吹き飛ばしてくれて快晴を期待していたものの、逆に水分を引き寄せて去って行った模様。塩見岳山頂でも残念ながら展望ならず。 北俣岳分岐から熊の平小屋までの仙塩尾根:玄人以外の登山客は少ない。道筋も細く、標識がなければ消えてしまいそうな箇所も多い。だがそれだけに樹林帯を抜ける原生林は、ふと立ち止まって鳥のさえずりに耳を傾けたり、遠くの谷底の水音に思いを馳せたり、自然と一体感を感じられる場所である。 北荒川岳キャンプ場跡-竜尾見晴間:標識が少なく、今どのへんなのか感覚がつかみにくい。 熊の平小屋:小屋泊まり1泊2食付8000円。朝食は4時から。水が豊富。洗濯済み枕カバーの提供がうれしい。トイレは外にしかない。夜中にトイレに起きたが、星のきれいさに圧倒され、しばし星見。月が出てくるまでは、天の川の星が落ちてきそうだった。 ■3日目(7/25): 熊の平小屋-三峰岳:三国平を超えたあたりから、樹林帯がなくなり植生が変わる。また三峰岳到着付近から雲がなくなり、快晴に。 間ノ岳-北岳:さすが南アルプスのメインルート。前日までと全く異なり、行きかう登山客の傾向として、より一般客に近い登山客が増え、また往来者数も圧倒的に多くなる。 北岳山頂付近:高山植物の花畑が花盛り。北岳山荘を超えた9:15ごろから風向きが変わり、東風から西風へ。この風向きの変化により北岳山頂は残念ながら展望はならず。 北岳山頂-八本歯のコル:北岳山荘方面から北岳山頂-八本歯のコル分岐にザックを置いて北岳山頂へピストン後、八本歯のコルへ向かう。ここで、北岳山荘方面から来ると分岐が2か所あることに注意。本来は北岳山頂に近い分岐にザックを置いてピストンすればその後の道程が短くて済んだが、誤って北岳山荘に近い分岐にザックを置いてピストンしたため、八本歯のコル方面に対して遠回りとなった。 下山後の温泉:広河原発甲府行き山梨交通バスを途中下車して岩園館にて温泉に入った。バス停横すぐのところにあり、次のバスまでの間(約1時間)に余裕で入浴可能。露天風呂があり、快適。 |
ファイル |
(更新時刻:2011/07/29 00:38)
|
写真
感想
毎年この季節に大学時代の友人と数日かけて登山をするのが恒例となりました。今年は昨年に引き続き南アルプス。ただ、昨年と同じコースでは芸がないので、以下の条件で設定。
(1)ルートに北岳登頂を含める。
(2)移動も含めて東京から3日間で踏破可能なコース。
(3)小屋泊まり。
(4)帰りは可能であれば温泉に浸かる。
中央高速バスを使用しての山行は今回初めてでしたが、(渋滞で遅れたけど)意外と快適でした。
仙塩尾根の原生林で自然に浸かり、熊の平小屋にて満点の星空、三峰岳にてブロッケン現象、間ノ岳山頂にて絶景、そして温泉に入れたので、非常に満足度の高い山行でした。
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忙しい中、写真のアップ&コメントありがと!
良い思い出になります!!
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