【悪沢岳〜赤石岳】初秋の南ア南部を縦走
- GPS
- 80:00
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,916m
- 下り
- 2,914m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:55
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:55
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:35
天候 | 9/2 曇りから晴れ 9/3 朝だけ晴れ、くもり(予報はもっと晴れ間があったような) 9/4 高曇り、日中は山頂付近ガス、夕方になって青空(予報はもっと晴れだったような) 9/5 快晴、ただ稜線は風冷たくて強い |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
新東名道のNEOPASA静岡のスマートICで降りました(ナビが途中で通行止め情報でルート変更してこうなりました)。その後は60号を通らず、362号の案内で接阻峡温泉等を経由して畑薙臨時駐車場に到着。IC降りてから約2時間。かなり運転疲れるコース。畑薙駐車場から15時発の特種東海フォレストの送迎バスに乗り1時間で椹島入りし、テント泊で前泊。テント泊でも入浴可。 【復路 9/5】 帰りは、椹島14時発の送迎バスで駐車場へ。駐車場からはナビの案内されるがままに帰りましたが、ナビが途中で通行止めだから戻るよう数回コース変更しようとしますが、気にせず進みました。時間指定で通行止めがあるようでリサーチ不足でした。60号→189号→27号→新静岡ICと行ったようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【椹島〜千枚岳】 危険個所なし。千枚小屋までは樹林帯でほぼ、景色無なし。途中の清水平は水が豊富。 【千枚岳〜荒川中岳】 千枚岳から少し岩場のヤセ尾根とトラバース気味の道。ハシゴが一か所設置あり。丸山あたりは歩きやすい道、丸山〜悪沢岳は大岩のガレ場。悪沢岳からは一度コルまで下り、再び中岳まで標高を上げる。岩場も混じるが特に危険とは感じない程度。 【荒川中岳〜荒川小屋〜赤石岳】 荒川小屋へ向かって標高を一気に下げる。途中囲いの中のお花畑を通過し、荒川小屋へ。荒川小屋でてすぐは急な登りだが、すぐ赤石岳の大きさを目の前にした快適な道になる。大聖寺平からは、肩まで急な登りが続くが、荒川三山のダイナミックな山容が楽しめる。肩から椹島下降点までは小赤石岳のピークを越える稜線歩き(晴れてれば気持ちよさそう)。下降点からは赤石岳まで最後の登り。赤石岳のすぐ先に赤石岳避難小屋がある。避難小屋は、飲み水の無料提供はないが、ミネラルウォーターの販売と煮炊き用のお湯がもらえた。 【赤石岳〜椹島】 椹島下降点まで戻り、急な下りを進む。少し岩場あり。途中より樹林帯に入ると、途中途中に桟橋があるが危険個所なし。富士見平では富士山はもちろん、赤石岳、悪沢岳をよく眺められる。再び樹林帯に入り、赤石小屋へ。無料の飲料水がある。その後もひたすら椹島まで下る。 |
その他周辺情報 | 白樺荘で汗を流したかったが、火曜日は日帰り入浴がお休み。帰り道沿いにちょうど温泉が何もなかったため3日間風呂入らずのまま帰宅。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(ホグロフス/薄手のソフトシェル)
Tシャツ(半袖2枚)
ズボン(ファイントラック/タイツなし)
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック(グレゴリー/バルトロ65)
ザックカバー
サブザック
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント(アライ/トレックライズ)
テントマット
シェラフ(ニーモ/ノクターン)
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感想
南アルプス南部。
毎年計画しては、願いかなわず行くことができなかった場所。
とにかくアクセスが最大の難関である椹島。夏に登山バスとか利用していけばいいんだろうけど、その時期はやはり混むだろうと考えてしまうと、いつも9月頭頃を狙って数年。ようやく訪れることができた。
結果として、椹島〜悪沢岳〜赤石岳〜椹島と周回コースになった。当初の予定では、椹島〜悪沢岳〜赤石岳〜聖岳〜茶臼岳〜畑薙ダムを前泊含め、4泊5日で行けたらいいなと思っていたが、やはり天気が悪い中歩いても、面白くないので結果、このコースに。やはり欲張りはいけませんね。アクセスが大変だからとついつい一気に回りたくなりますが、そうはいきませんでした。
初日、千枚小屋までだったけど事前の予報に反してガスまみれな1日。2日目の快晴に期待するも、2日目も眺望は抜群だが、高曇りでガスにまみれる時間も多く、青空は夕方に見えたくらいと、期待してた天気とはいかず。最終日は、朝から少し風があるものの、青空に最高の景色。これなら聖岳を踏んで、聖平で一泊してから下るのもありかと悩むが、午後遅くからは天気も崩れだす予報に、赤石岳避難小屋で下山を決めた。
南ア南部は一個一個の山が大きいとはよく言うが、本当にその通りだった。一つの大きな頂上から次の主だった頂上までの高低差はもちろん、一つ一つのピークを越えるのにもアップダウンが多かった。初日こそ荷物の重さが慣れず、疲労感があったが、悪沢岳〜赤石岳のメインはとても快適に歩けた。やはり初めての山は新鮮で楽しい。悪沢岳からは、南ア北部へとつながる縦走路から塩見岳〜蝙蝠岳、農鳥岳〜間ノ岳、北岳は見えないが、北部の名山はもちろん、中央アルプスに、北アの稜線までくっきり見えて、山座同定が楽しい。これから向かう赤石岳や行くことは叶わなかったが、聖岳以南の山々も楽しめた。
この辺の小屋はどこもとてもきれいで快適そうだった。送迎バスの利用に、宿泊が必要だったため、以前からとまりたかった、赤石岳避難小屋に宿泊し、椹島と千枚小屋をテント泊にした。千枚小屋のテン場は小屋から3分程度離れた樹林帯の静かなテン場。そこもフラットの土で快適だが日が当たらないためなかなか濡れたものは乾かなかった。赤石岳避難小屋は、名物親父さんのいる小屋。とても気さくで温かみのある楽しい方だった。今はとにかく早く下山して居酒屋に行きたいのだと(笑)。お客さんがもってきてくれた酒瓶がたくさんあり、日本酒もコップにごちそうになった。写真のポイントなども教えてくれて、思い出多い小屋になった。また行きたいな。奥様もお茶をくれたり気配りが温かくてほっこりしました。朝二日酔い気味の寝ぼけた体に沁みたお茶は本当においしかったです。
次は、塩見〜蝙蝠、赤石〜聖〜光。いつになるかわからないけど、早くまた南ア南部縦走いきたい。
こんにちは。
南アルプス縦走お天気に恵まれて良かったですね。
私も赤石岳避難小屋は大好きです。2回泊まりました。
また泊まりに行きたいけど、遠すぎる・・・
でも、次に行くなら椹島から一気に2000m登って行きたいです。
今年はもう無理そうだな。
ツボさん
お天気を狙って何年も先送りになってましたので、ようやくって感じです(^^)もう少し南アルプスに使ってたかったけど天気持ちませんでした!欲張りすぎですかね〜
赤石岳避難小屋いいですね!また行きたい〜自分も次行くときは椹島から一気に避難小屋まで上がって、その先の聖など繋げたいです(о´∀`о)
9月に入って南ア南部は静かでよかったです!
New-islandさん、こんにちは(・∀・)ノ
最近、精力的に素晴らしい山行を実行なされてますね!
南南アルプス!!
なんとも素敵な4日間でしたね!
この山域はアクセス難で、なかなか計画実行できませんよね〜(^_^;)
最終日の快晴は、そんなislandさんへの最高のご褒美でしたね!
素晴らしい写真の数々に癒されます。
山で出会った人の温かさや、その一瞬にしか見られない景色…
秋の気配を感じる縦走、お疲れさまでした☆
また、素敵な山行レコを楽しみにしています。
bicycle
バイさん
ご覧いただいてありがとうございます😊
夏山が終わってしまうという焦りからか、行きたかった山を立て続けに行ってみました!
初めてひと夏に、北中南アルプスに行けて満足です〜
南ア南部は静岡に住んでる人くらいしか近くないですもんね〜だからこそ欲張って長期で行こうとすると天候に阻まれるし( ̄∇ ̄)
秋が近くに来てることを実感しながらの山でした!バイさんも秋山は行けそうですかね(*´꒳`*)
秋は谷川馬蹄形をテント泊で行きたいところです〜
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