タロジロ『ほら貝やら不入山やら』
- GPS
- 12:12
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,550m
- 下り
- 2,528m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 12:07
天候 | 晴れちょいくもりガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
落とし物のお知らせです!
頭がスースーするなあと思ったらトッピングが忽然と消えていた (゜▽゜;)
お心当たりの方はスーパー林道ほら貝の滝登山口から数分入った木の上にひっかけていますので連れて帰ってください。46枚目にトッピング載せてます。
前々から行きたかったタロジロの裏側に行くことにした。
ほら貝と奥槍戸山の家からの次郎笈は行きたかった。
しかし、スーパー林道ほら貝登山口から奥槍戸山の家間の林道歩きが長すぎる。
それならば行きたかった不入山を拾って帰ろう。
地形図で確認してみると、登りたいところは崖マークになっている。
ほら貝登山口でスーパー林道と分岐している林道を1kmほど歩けば北東尾根に取り付けそうだ。
あわよくば新九郎山も拾って帰ろう。
今日はとってもいい天気。
平家の馬場はこれ以上ない天気に恵まれた。
いきなりまったりしてしまった。
ほら貝登山道は、最初の20分ぐらいは足元の見えない笹で覆われていてズブ濡れになってしまった。
そこはファイントラック、あっという間に乾いてしまった。
ほら貝まで1時間とあったが、1時間過ぎても一向に着かない。
確認してみると、遥かに行き過ぎていた (゜▽゜;)
でもそんな目印なんかなかった。
タイトなスケジュールなので、パスしようかとも考えたけど、今度いつ気まぐれ風が吹くかわからない。
泣く泣く引き返すことに。
すると、大きな岩の所に小さな看板があった。
あっ、ここは行きに写真撮ったとこや。
しかし、剣山から降りてきたら見逃しやすい。
もっとわかるようにしとけよ!
アカンアカン責任転嫁してしまった。
気づかないのは注意力が足らなかった未熟者のせいだ。
結局40分ロス。
水量はまずまずで、登山途中で見る滝としては見応えのあるものだった。
剣山→ほら貝2km、ほら貝→登山口2kmと剣山では書いてあったけど、ほら貝→登山口は2.6kmと真新しい看板に書いていた。
ほら貝からは終始左に溪を見ながらトラバースするカンカケ谷のような気持ちのいい道だった。
登山口に出る手前で出会うと思っていなかった登山者が現れた。
初老の紳士のような方で、見るからにベテランであった。
伺うとこの先の尾根をつめて次郎笈に行くとおっしゃる。
鬼人の岩屋にも行かれたことありますか?と尋ねると地図を出してきた。
かぐや爺さんにヒケをとらないようなログが張り巡らされていた (゜▽゜;)
鬼人の岩屋にはしょっちゅう行くとおっしゃるではないか。
危険じゃないんですか?と尋ねると、最近テープを巻いてきたそうだ。
剣山ヒュッテの新居さんは龍神の岩屋とおっしゃっていたそうだ。
不入山の登山口も教えていただいたのだが、テキトーな所から取り付いた。
これが本日最大のミステイクとなった。
伐採地の急な斜面を何度か作業道と交差しながら登っていく。
途中で赤テープを発見して追いかけるも、道が怪しくなったのでひたすら上に向けて灌木ひしめく急斜面を登る。
一気に体力を奪われてしまって、詰めても詰めても山頂に届かない。
もしかして、不入山って山頂ないんじゃ?
と思うぐらい遠かった。
ホーホーノテイで不入山に這い上がって、たまらず靴も脱ぎ捨てる。
林道から不入山まで1時間、不入山から奥槍戸山の家まで1時間。
新九郎山寄ってもすぐ行ける。
そう伺っていたけど、もう新九郎山はキャンセル。
かなり足にきてるので、休み休み帰らないと。
見ノ越に18時半ぐらいになるかも。
右足は既に肉離れしそうになっていた。
最近、まともに歩いていないのと、デブったのが大きい要因だろう。
ザックも12.5kgあったし歳には勝てないか。
昔の不入山界隈はスズタケに覆われて、歩くのも大変だったらしいが、今ではスッカリハゲ散らかして360°大パノラマとなっている。
正面には左からジロタロ一ノ森槍戸山が聳えている。
不入山から奥槍戸山の家までは巨ブナや巨木がてんこ盛りある。
ここで霧氷見たら圧巻だろう。
ここまで止めどなく汗をかいていて、思いの外、水分をとってしまった。
山の家に降りたら自販機ぐらいあるだろう、なくても冷たい飲み物飲ませてもらおう。
そう思っていると、財布は車の中だということに気がついた (゜▽゜;)
夏場はずっとミッフィちゃんのクーラーボックスを愛用している。
これはもう手放せない。
THERMOS製なので保冷効果バツグン!
最近ミッフィちゃんのエンブレム付きベルトがダレダレになってしまったのが残念。
そして次郎笈への登り。
心が折れそうになるようなジグザグになっている。
ええこれだけ進んでまた折り返してさっきのとこのちょっと上に?みたいな
さらにホーホーノテイで次郎笈にたどり着く。
標準タイム1時間のところ1時間20分かかった。
あとは剣山へ登り返すか、トラバースするか。
一応通行止めだが、西島駅までトラバースできるみたいだけど、今日のとこはおとなしくしておこう。
剣山まで登り返したらあとは下るだけ。
休み休み40分で剣山。
一気に南からガスが湧き上がって視界なくなる。
その後ガスが飛んだりを繰り返す。
西島駅で最後の休憩。
12時間も歩いたのは初めて。
下山が18時超えたのも初めて。
こんなにしんどかったのも初めてだった。
タロジロを裏側から新鮮な目線で見られたのもよかった。
もっと身体を鍛えなおさないと。
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