菰釣山から畦ヶ丸へ〜丹沢湖の流域分水嶺を歩く。その3


- GPS
- 08:19
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,695m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:08
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:西丹沢ビジターセンターから谷峨駅まで路線バスを利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
東海自然歩道なのできちんと整備されています。畦ヶ丸から善六ノタワを経由し西沢出合に至る沢沿いの道は渡渉地点が数箇所あり、増水時には渡れない可能性を感じました。また橋が流されている場合があるかもしれませんので利用にあたっては事前に情報収集されることをお勧めします。 |
写真
感想
久しぶりに土曜日の天気予報が晴れだったので丹沢湖の流域分水嶺の続きを歩いてきました。前回は菰釣山まで歩いたのでどうやってアプローチしようかと散々悩みましたが、結局公共交通機関を利用して日帰りを計画すると山伏峠からしかありませんでした。前回とダブってしまいましたが、まあいいか。
山伏峠は路線バスの接続が悪くどうしてもスタート時間が遅くなってしまいます。日没時間を考えると18時までに西丹沢に下山したいので今回は旭日丘からタクシーを利用しました。
山伏トンネルの道志側から取り付きます。大棚ノ頭までは前回通っていましたので紛らわしい分岐に惑わされずに済みました。テープが余計に紛らわしくしています。
東海自然歩道に入ってしまえばきちんと整備されてますので問題はありません。甲相国境尾根は涼しくて半袖だと肌寒いくらいでした。おかげで大汗かかずにすみました。助かった〜。既に秋の気配が漂っていて今年の紅葉はいつもより早いかもしれませんね。
順調に歩いて菰釣山に到達しましたが、山頂からの展望は全くだめでした。そういえばこの夏富士山をほとんどまともに見ていないですね。
数十年前甲相国境尾根を歩いたときには菰釣山の下りは笹薮がひどかった記憶がありますが、今はすっかりなくなっていて歩き易い尾根道に変わっていました。びっくりです。
避難小屋は当時のものではなく既に建替えられていました。中を覗いてみましたがとてもきれいでした。またいつか泊まってみたいですね。
城ヶ尾峠は以前来た時とすっかり様子が変わって広々とした峠になっていました。笹に覆われていたんですがすっかり無くなっていました。
当時あったベンチの足が残っていてこの隣にテントを張ったことを思い出しました。懐かしい記憶です。
畦ヶ丸に近づくに従って何となく単調な景色になってきます。淡々と歩く感じですかね。モロクボ沢ノ頭から先は次回として分水嶺を外れて畦ヶ丸に向かいます。
畦ヶ丸避難小屋は改修されているようですが、当時の姿のままでした。中を覗いてみましたが、こちらもきれいでストーブがあるのがうれしいですね。ほとんど当時のままみたいです。一人で寂しい夜を過ごしたことを思い出しました。
畦ヶ丸山頂も以前来たことがありますが、すっかり雰囲気が変わっていました。昔は陰気な感じの山頂でしが今はすっかり明るくなっています。
善六ノタワに向かう尾根は初めてですが、こんなにきれいな尾根だと思っていませんでした。紅葉したらきれいなんだろうな〜楽しみだ〜
善六ノタワ付近は距離は短いですが尾根が痩せていて足元注意です。結構崩壊が進んでいていつか尾根が崩れてしまうのだろうと感じました。
本棚沢へ急激にくだると崩落地を横断したり頻繁に沢の横断するようになります。特に沢筋を下るところが結構ありますが、この辺りは整備が追いついていない印象があります。ペンキマークやテープがあると助かるのですが気が抜けませんでした。
幸い先行者の足跡が砂に結構残っていましたので助かりましたが、残っていないとちょっと迷いそうなところもありました。
渡渉しなければならないところがいくつかあって水量が多いと渡れない感じでした。
下るに従い橋や道標が頻繁に現れてきます。ただ橋も流されてしまうと渡るのが大変だと思われるのでこのコースを検討中の方は事前に情報収集されることをお勧めします。
最後に堰堤上の広い河原に出れば公園橋はすぐです。なんとかバスの時間(17:05)に間に合いました。時間が少しだけあったので沢に下りて顔を洗ってスッキリ!
お疲れ様でした!
今回は時間がなかったので本棚と下棚を見れなかったのは心残りでしたが、変化にとんだ魅力的なコースです。しかも水がきれいに見えます。是非再訪したいですね。お勧めです。
今回はスタート時間を早めるためにタクシーを使って正解でした。路線バスだけでも何とか辿りつけたと思いますが、コースの状況からすると暗くなってしまうとちょっと危なかったですね。さあ次回はモロクボ沢ノ頭から続きを歩きます。大満足の一日でした。
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