奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳縦走(新穂高温泉から)
- GPS
- 10:47
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,374m
- 下り
- 2,483m
コースタイム
- 山行
- 10:13
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年是非行ってみたいリストの一つ、奥穂高岳から西穂高岳縦走にチャレンジしてきました。天気予報は晴れ、足場が濡れているようなら笠ヶ岳に変更するつもりで出発。前回7月の槍ヶ岳行きでは交通規制により夜間通行止めで20:30に通過するようにかなり焦っていたが、9月から通行止めが解除されたので余裕で出かけることが出来ました。前回同様第2駐車場で車中泊、さすがに夜は寒いと思い、寝袋2枚体制で寝たのですが、途中暑くて目が覚めることに。3時出発で前回同様白出沢まで林道を進みます、途中夏道ショートカット道を間違えるハプニングもありましたが、ほぼ予定通りに白出沢出会いに到着、そこから奥穂方面に入ります、白出沢沿いに登り、途中沢を渡り崖を登り荷継沢からガレ場の登りに、浮石が多く歩き難いが、石階段が作ってあり歩き易くなっています、途中何組かの登山者や団体とすれ違いましたがここも人気のコースなんだと改めて感心した次第です。
穂高岳山荘の石垣が遠くに見えながらなかなか進まない中、振り返って美しい笠ヶ岳を眺めながら気持ちを奮い立たせ、予定よりやや早く山荘着、途中から手がかじかむ感覚になり、山荘では寒くてじっとしていられない状況、賑やかな山荘でしたが休憩もそこそこに奥穂登頂に挑みます。
今までの登りと違って人手が多く渋滞するほどではなかった、登頂も順番待ちも少なく、写真撮影も済ませ、いざジャンダルムに進みます、途中から頂上に立つ沢山の人が見えたので早く行ってみたいと気持ちがはやります。
だがそこに立ちはだかるのは、馬の背、ロバの耳、先行者がいなかったのでどうやって通過すれば良いのかわからず、適当に馬の背クリア、ロバの耳では掴んでいた岩が崩れ、あわや岩諸共滑落の危機、何とか滑落は免れたが、後続の兄は崩れた岩が足に落ち負傷、大事には至らなかったが最後まで足の痛さと戦っていたらしい。
何とか通過しジャンダルムに着いたが、先ほどのショックで登頂はしないでおこうとなったが、折角ここまで来たのだからと引き返してジャンダルム登頂。
そこから数えきれないほどのピークを登ったり下ったり、とても過酷な登山となった。
途中数多くの登山者とすれ違ったが、かなり高齢者や女性もいて、こんな危険で過酷な行程を行けるのか驚き、感心させられました、こんなことでビビっている自分が情けなく思えてきます。
やっとのことで西穂高岳に到着、ここからは別世界です、まるで観光地の様な人出。
さらにピラミッドピーク、独標に至っては正に観光地。
ロープウェイで気軽に来れるのでしょうね、今回はよじ登ったり這いつくばったりと全身を使い、距離の割に疲労困憊になり、兄の足のこともあり帰りはロープウェイで下ることに、数分で下界に到着、とても楽ちんな下山でした。
今回の山ルートは気軽に行けるようなコースでは無いです、初心者の方はやめた方がいいと思います。
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