赤岳・硫黄岳〜本沢温泉テント泊ピストン
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,764m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:10
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 4:05
- 合計
- 11:45
天候 | 21日 晴れ 22日 曇り(赤岳周辺はガスに覆われる) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本沢温泉〜夏沢峠 程良い勾配でウォーミングアップにちょうど良い。 夏沢峠〜硫黄岳 崩落場所は巻き道がつけられている。火口側にロープが張られているので、くれぐれもそれより内側に行かないように。 硫黄岳〜横岳 鎖場やハシゴが出てくる。慎重に通過を。 横岳〜地蔵の頭 クサリ、ハシゴあり。岩がすべりやすそうで雨天時は注意が必要。 地蔵の頭〜赤岳 まっすぐな道に見えるが這うようにして登る場所もある。急坂でザレているので小石を落とさないよう注意が必要。 |
その他周辺情報 | 松原湖から小海リエックススキー場に向かう途中に「八峰の湯(ヤッホーの湯)」があり、源泉かけ流しの浴槽あり。 |
写真
感想
21日、22日に休みが取れた。しかし23日に用事ができた。近場でどこかいいところはないかと思案した挙句、「そうだ、温泉に行こう!」ということで本沢温泉を拠点に赤岳を目指すことにした。
初日
前日の帰宅後から準備したが、思いの他時間がかかってしまった。そのため早起きは厳しいと判断。当初初日は天狗岳に登るつもりがあえなく断念。この日は本沢温泉までとした。
本沢温泉入口から本沢温泉までは歩きやすい道。2時間程の足慣らしとなった。本沢温泉到着後、800円を払って内湯に入った。源泉かけ流しの湯である。風呂場の雰囲気といい、お湯の温度や湯の華の浮き具合など、温泉を堪能した。
入浴後生ビールを飲むことができ、至福のひと時となった。
二日目
4:45から行動開始。
夏沢峠でご来光。爆裂火口に陽が当たる様にしばし見とれる。
硫黄岳までは時に爆裂火口を左に見ながら歩く。硫黄岳山頂の景色は、南は赤岳から南アルプスまで、北は八ヶ岳北部から北アルプスまで見える(この時点では)。しばし景色に見とれていた。
ここから横岳を越えて地蔵の頭までは岩稜帯になる。
横岳山頂(奥の院)では、赤岳が近づき期待が高まる。しかし、阿弥陀岳〜赤岳の稜線からガスが湧きでていて不安が募る。
ハシゴやクサリが随所に出る道を慎重に歩き地蔵の頭へ到着した。
ここから残すは赤岳のみ。期待が更に高まるが背後は真っ白。不安がさらに高まる。
赤岳までの稜線は見た目以上にハードな道でガレ場では落石しないよう神経を使った。
赤岳山頂に到着すると南側は真っ白。そして風が強い。不安が的中してしまった。自称「風男」の本領発揮となり、短時間で山頂を後にした。
下りでは、登ってくる人がおり、落石しないよう登り以上に神経を使った。
地蔵の頭から横岳までは強風にさらされ、ソフトシェルでは寒い状態。横岳山頂ではレインウエアを装着した。
いざ出発しようというところでクライマーが登ってきたのにはびっくり。この強風の中すごい人がいたものである。
硫黄岳小屋を過ぎると風が無くなった。硫黄岳山頂からみると、赤岳方面のみがガスで覆われており、数キロ先で天候が全く変わる状態がよくわかる。自然恐るべし。
最後は今回の主役本沢温泉へ。
登山道から温泉が見えるという超開放的な温泉で、是非入りたいと思っていた。
600円を払いいざ温泉へ。ちょうど入り終えた方が帰るところで私一人(ラッキー)。遮る物が何もない中入浴した。当然源泉かけ流し。内湯に比べ硫化水素のにおいが強いが、まさに温泉といった感じで、温度もちょうどよくいい湯であった。そして何より爆裂火口を正面から見る景色。自然の脅威を感じながら自然の恩恵に預かった。
下山後は八峰の湯(ヤッホーの湯)へ。
ここでも源泉かけ流し浴槽があった。2日で3回の源泉かけ流し入浴となった。
入浴後はノンアルコールビールでひとり乾杯し締めくくった。
※ 21日予定通りなら天狗岳で皇太子さまに会えたかも…
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する